びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る感想サイト。ネタバレ多め。

テイルズオブベルセリア ネタバレ感想⑪~オスカー&テレサ再登場!しかしシスコンとブラコンばっかだなこのゲーム!!

f:id:basiliskos:20160906003924j:plain

前回はジジイに結構なスピリチュアルアタックを喰らってしまいました・・・。が、そんなものがまだまだ序の口だったことを、プレイヤーはこれからの展開で知ることになるのです・・・。

※かなり重要なストーリーのネタバレあり!
※TOZはプレイ済み。

【今回のあらすじ】
連戦とか聞いてないっす!!(汗)

テレサが解任!?

ベルベットたちがメルキオルの夢の霧に捕まっている間の出来事。

聖主の御座にて、メルキオルがジークフリートを解析して開発した、新しい力を与えられたオスカー。だがそれは、聖隷の力を限界まで引き出すという術で、使えば命の危険が伴うもの。猛反対するテレサだったが、彼女は対魔士の任を解かれ、使役していた聖隷1号もとられてしまう。

自分が使命を全うした時は、テレサを対魔士に戻してもらうという約束をとりつけ、去っていくオスカー。

そんな義弟の背中を見送ることしか出来なかったテレサ。一人残された彼女に、カノヌシの意思が語りかけてくる・・・。
「私は適合する・・・あなたに・・・?」

義姉弟

正式な妻ではなかったテレサの母親は正妻に疎まれて死に、テレサはドラゴニア家の召使となることに。家では冷遇されていたが、オスカーだけはテレサを「姉上」と呼び、慕っていた。その後、聖寮がドラゴニア家と結びつきを強める為にオスカーを対魔士として呼びよせると、後を追ってテレサも対魔士となったのだという。

リオネル島へ

最後の喰魔をさがして、次なる地脈点があるリオネル島へ向かう一行。
だが、途中で救難信号を出している聖寮の船を発見。そしてその船にはテレサの姿が。
元々ここの船員たちは彼女に脅されて船を出したが、途中で全員が壊賊病にかかってしまったらしい。

テレサは、使えば命の保証がない決戦術式をオスカーに使わせたくないと告げ、ベルベットたちに「自分を人質にして喰魔をつれていけばいい」と持ちかける。

ひとまずは、その作戦に乗ることにしたベルベットたちは、テレサを連れてベイルド沼野をいく・・・。

ゼロナンバーの実力

テレサとオスカーは、世界で100人程度しかいない一等対魔士の中でも、ゼロナンバーと呼ばれる実力者。訓練生時代からコンビを組み、一晩で数十匹の業魔の群れを倒したこともあるという。

エレノアはテンナンバーで彼らより一格下のクラスだが、実はエレノアが担当していた巡察官という仕事も、元々はオスカーが担当するはずだった。内示まで出ていたのだが、エレノアが強く志望していたこと知って、オスカーが彼女に譲ったのだという。

意外な素顔・・・?

クワガタを発見し目を輝かせるライフィセット。なんで男の子はこんなものを欲しがるのか・・・と文句を言いながらも、クワガタをとってあげるテレサ。
小さいころのオスカーも虫が好きで、よくこうやって捕ってあげたこと。お礼だといってセミの抜け殻をたくさん渡されて悲鳴をあげてしまったことなど、彼女の口から子供のころの思い出が語られる。その表情は、普段とは違って柔らかだ。

またテレサ自身も、道具だと思っていた聖隷が「自分の気持ちを伝えたい」と、人間と同じことを思うのだと知り、感情があることに驚くなど、道中では普段の冷酷な一面とはまた違う素顔がみられる。

VSテレサ

テレサを人質に、オスカーに武装と聖隷を解除させ、オスカーを拘束。喰魔を捕獲し港へ行った後、2人を開放する・・・という作戦を立てていたベルベット。

だが、武装を解除しオスカーを気絶させた後、テレサは引かず、あらためてベルベットたちと敵対する。
このまま帰ればオスカーの失点となり、どの道また危険な任務に回されてしまう。自分がカノヌシに適合することを知った彼女は、そこにいた喰魔と融合し、全員を殺すために襲い掛かってくる!

VSオスカー

力技でテレサを大人しくさせるも、今度はオスカーが目覚める。

ドラゴニアの家では、父も母も、跡継ぎである兄にしか興味がなかった。でもそんな家の中でテレサだけは、ずっとオスカーのことを気にかけ、大切にしてくれた・・・。そう言ったオスカーは、メルキオルから授かった決戦術式──神依(かむい)化を使い戦いを挑んでくる!

神依

前作の主人公が仲間の天族と合体する「神依化」を、今作は敵が使用してくる。(ちなみにオスカーは「風」の聖隷を使っているっぽい)。前作をプレイした人間には繋がりを感じられて嬉しい場面だが、前作の主人公をフルボッコにしているようで、ちょっとフクザツな心境ともいえなくもない。

そして迎える悲劇

姉上を傷つけたおまえたちを許さない・・・限界まで力を使ってしまったオスカーは、一体化した聖隷が暴走。このままだと聖隷がドラゴンになってしまうため、聖隷を喰らって止めようとするも、なぜか一撃でオスカーは死んでしまった。殺すつもりはなかったベルベットは激しく動揺する。

それを愕然とする表情で見つめていたテレサ。
「あの子は優しくて、いい子だったのに・・・」と泣きながら牙を剥く。
それは、かつて目の前でアーサーにライフィセットを殺されたベルベットと同じ姿だった。錯乱状態のまま、ベルベットは喰魔ごとテレサに留めを刺してしまう──。

最後に

テレサが誕生日にもらった青いイヤリングは、本当は婚約者にあげる家宝。しかし「これは一番大切な女性に渡すものだから」といって返そうとすると、「それは姉上だから」とオスカーはそのままテレサに渡したというエピソード・・・。これには、姉弟を超えた何かを感じざるを得ませんね・・・。

メインキャラそっちのけで一番ラブラブだったオスカー&テレサですが、なんとここでリタイアあぁ!!あああ!!でもこの死亡イベントが起きて真っ先に思ったことは「エレノアが穢れるんじゃねーか!?」でした。前に対魔士殺さないようにしてたのはエレノアが穢れないようにするためじゃなかったっけ・・・?

エレノアが穢れてフィーがドラゴン化という最悪のシナリオにはならなかったものの、主人公とプレイヤーの正気度は結構ヤバイことに・・・。とりあえず今日はここまでですが・・・次回以降も、キッツイぞこりゃあ・・・。

↓次回のレビューはこちら!