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劇場版 黒子のバスケ LAST GAME 感想(ネタバレあり)~初日舞台挨拶は抱腹絶倒!新規ストーリーのラストは見逃せない!

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劇場版「黒子のバスケ LAST GAME」ネタバレありの感想。
初日舞台挨拶の内容にも触れているのでご注意ください!

臨場感 ★★★★
音響 ★★★★
ラストの感動度
 黒子と火神のファンには涙もの
結論:あらゆる意味で「ラストゲーム」。

2017年 日本
原作:藤巻忠俊
監督:多田俊介

黒子たちが高校2年生となったとある夏の日。アメリカの人気ストバスチーム「ジャバウォック」が来日。今吉や笠松などキセキのOBたちのチーム「スターキー」と親善試合を行うこととなる。だがその極悪非道な振る舞いにブチギレた景虎の提案により、キセキの世代・・・そして火神と黒子を加えたドリームチーム「VORPAL SWORDS」が結成された!果たして彼らの剣は、怪物ジャバウォックを倒すことができるのか!?

目次

EXTRA GAMEが映画化!

ファンブックの対談企画で、ハンターの富樫先生から海外チームVSキセキチームの対決が読みたいと言われた内容から生まれた番外編「EXTRA GAME」の映画化。平たくいえば超極悪ギャングみたいなアメリカのストバスチームをキセキ+黒子っち&火神のドリームチームがぶっ倒すぜ!というストーリーである。

ジャバウォックとの試合に日向とリコを2人で行かせようとする伊月の描写がなくなり、既に2人が試合に向かったあとだったり、原作では氷室が語っていたジャバウォックの悪評を、映画版では木吉が電話越しで語るなど、序盤は少々改変されているがそれ以外は概ね原作通り。これらの改変は、今回の劇場版が「EXTRA GAME」の内容に、新たに原作者である藤巻先生のオリジナル書き下ろしストーリー「LAST GAME」パートが追加されているためである。

LAST GAMEのストーリー

劇場版の冒頭は、火神が中学に入学してきた日の回想からはじまる。「夢は海外でプロのバスケ選手になること」語り、変わり者扱いされていた火神。バスケ部に入部するも、圧倒的な強さから周囲と軋轢が生まれてしまい、教室でも常に孤立。色のない日々が続いていた・・・という、過去の日常描写が追加されている。

さらに、教室で誠凛メンバーとともにスターキーVSジャバウォックの試合をテレビで見たあと、黒子との帰り道にアレックスから電話がかかってくる。その電話は、アメリカのバスケ強豪校への誘いだった・・・。

ジャバウォックとの試合を終えたのち、散々思い悩んだ末に、誠凛の面々に、プロリーグ選手になるため、アメリカ行きを決意したことを話す火神。急な話で周囲は驚くが、黒子だけはその場に居合わせていたため、既に納得済みのようだ。最初こそ驚いていたものの、日向やリコは「応援しないわけがない」と火神に笑顔を向ける。

その話を聞いていたキセキのメンバー。
赤司は火神に「最大のライバルで、最大の友だった」と感謝を込めた賛辞を告げる。赤司の提案で、火神が旅立つ前に、誠凛チームVSキセキチームで試合をしようということになる。これが最後のゲーム、ラストゲームだと・・・。

試合を終えて・・・
空港まで火神の見送りにやってきた部活メンバー。火神は黒子と握手を交わし「向こうで必ずプロになってバリバリ活躍する」と前向きな言葉を残し、黒子も「今までありがとうございました」と感謝の言葉を口にする。みなと別れ、搭乗手続きをするため並んでいた火神は、最後に握った黒子の手の小ささを思い出していた。

今までの思い出に突き動かされるように走り出す火神。最後までひとり残っていた黒子の後ろ姿を見つけ、その背中に声をかける。「さっきは嘘をついた」と・・・

本当は解っている。
ジャバウォックとの闘い・・・あれは一人では絶対に勝てなかった。キセキの皆がいたから、黒子がいたから勝てたのだと。ずっと黒子がいてくれたから今まで戦ってこれたのだと。礼を言うのは自分の方だと。

両の目から涙を流しながら、
相棒に向かって喋り続ける。

その言葉を背に、振り向いた黒子の瞳もまた涙で濡れていた。

「僕はいつまでも君の影だ」

互いに相棒との最後の別れの言葉を告げ、いつものように拳をつきあわせる。

外ではキセキの世代が集まり、遠ざかる飛行機を見つめていた。

自分も絶対にアメリカに行くと豪語する青峰。火神を邪険にしていた紫原も、「もうやることないのかな~」と少し淋しそうだ。だがそんな紫原にそんなことはないという緑間。「これからも俺たちはずっとバスケを続けていくのだから」という言葉に、赤司も続く。バスケを続けている限り、道は必ずどこかで交差する。いつか再び出会うことになると──

その未来(さき)を信じて。
彼らは今日も歩み続ける。おなじ道を。

ジャバウォック

ジャバウォックとは、「鏡の国のアリス」に登場する詩の中で、その名が語られる怪物のこと(実況ではアリスに登場する~と言われているが、実際に物語中にキャラクターとして登場するわけではない)。名前の意味は諸説あるが明確にこれだというものはなく、今日では存在しないはずの怪物の総称として使われることが多い。ちなみにキセキチームの名前である「VORPAL SWORD(ヴォーパルソード)」とは、このジャバウォックを殺す時に用いられる剣の名前である。

アメリカで最強と謳われるストリートバスケットチームで全員が18歳前後らしいが、ガラが悪すぎてギャングにしかみえない。原作では景虎の金で六本木で豪遊を繰り返し暴れまくっていたが、シルバー役の稲田さん曰く「あれはジュースですから!やつら三木さんの金使って六本木でジュースで豪遊してますから!」とのこと。・・・あれだけ偉そうにふんぞりかえってて飲んでるのが全部ジュースだったら笑う。※本当のとこは不明

ナッシュ・ゴールド・ジュニア(CV:緑川光)

黒子のバスケ ゴールド

ワイルドになった黄瀬ではない。
ジャバウォックのリーダー。「魔術師」という異名を持つ選手で、容姿は端麗だが性格は極悪。スターキーを格下相手と見下し試合内で侮辱行為を繰り返し、圧倒的点差で勝ったあとは握手を求める笠松に応じず、「バスケを辞めるか死んでくれ」などの暴言を残し、映画版では笠松の手にツバを吐きかけ去っていった。よろしい、ならば戦争だ。

彼の能力は「魔王の眼(ベリアル・アイ)」。
赤司の「エンペラー・アイ」が一人の未来しか視えないのに対し、彼の眼はコートの敵味方全ての未来を見通せる。つまり赤司の上位互換である。試合中盤は魔法としか思えないようなパスを連発し、あっという間に得点差をひらかせた。

現在はストリートバスケチームに所属しているものの、本来はバスケの基礎に忠実なスタイルだったようで、以前は何らかのプロチームらしきものに所属していたことを伺わせるが、詳細は不明。

ジェイソン・シルバー(CV:稲田徹)

ナッシュのチームメイト。
210センチに115キロという紫原を上回る巨体とパワーの持ち主で、CV稲田徹さんとかおまえもう絶対に10代じゃないだろ。一人くらい殺してそうな雰囲気がある黒人選手で、見た目通り性格は短気で暴力的。試合中はキセキの息のあったコンビネーションや紫原の思わぬ反撃に苛立ちを募らせ、しまいには紫原にラフプレーをかますなど徹底徹尾悪役である。ちなみに彼単体のグッズはない。

VORPAL SWORDS

キセキの世代+黒子&火神によるドリームチーム。控えには高尾、日向、若松の3人。監督は景虎が務め、マネージャーは桃井とリコがつとめる。どうやって紫原を呼んだのかは永遠の謎。

黒子テツヤ(CV:小野賢章)

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2年生になって髪がハネなくなった影っ子。ワックス使ったの?

TVシリーズからほぼ変化はない。
原作では火神から英語のレッスンを受けたことで英会話が少々話せるようになり、六本木で豪遊していたジャバウォックの元へ単身向かい、自らなぜあんなことを言ったのかと問い質しにいくなど、頑固さは相変わらず。この部分は映画版では全て日本語会話となっていたが・・・拙い英語で喋る黒子っちもちょっと見たかった気がする。

試合では得意のパスを駆使し、ファントムシュートで一発決めるなど健闘。紫原がわざとケガをさせられた時は今世紀最高のキレ顔を披露する。ラスト30秒というギリギリの時点でナッシュの隙をついてボールをはじき飛ばし、チームの勝利に貢献した。

終盤はみなで火神の見送りにいった際はひとりだけ最後まで残っていた。火神の言葉を背中ごしに聞いていたが、最後は涙を拭いながら、「僕はいつまでも君の影だ」と言い、火神に別れの言葉を送る。

火神大我(CV:小野友樹)

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2年生になってちょっとだけ髪切った光。
黒子がナッシュに蹴られた時は真っ先に殴り倒しにいくなど、相変わらず情に厚い。

今作ではアメリカ行きを迫られるという書き下ろしエピソードが追加。ジャバウォックとの試合があるというのに本人は悩みまくっていたらしい。が、最後にはNBAでプロバスケ選手になるという夢を叶えるため、アメリカ行きを決める。

見送りの中、黒子と別れの握手を交わすが、「バスケ選手にしては手、小さいよな・・・」と黒子の手の感触を思い出しながらいきなり逆送。黒子の背中に向かって、泣きながら「おまえがいたから」とこれまでの感謝をありったけぶつける。最後には笑顔で、アメリカへと飛び立っていった。

黄瀬涼太(CV:木村良平)

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髪が伸びてワイルドになったイケメン。
今作でもシュートを決めても誰にも褒めてもらえずスルーされたりと、基本イジられ属性なのは変わらない。ジャバウォックとの試合前の特訓では相変わらず火神にわんわんお・・・じゃなかった1on1をねだっていた。

屈辱の限りを尽くされた笠松を心配し電話をするも、逆に「オレたちのためじゃない。オレたちとおまえたちとの時間を否定させないために勝ってくれ」と発破をかけられる。

試合では青峰との抜群のコンビネーションを見せるも、勝利のために自分のスタミナが切れることを承知で一人でナッシュの相手をし青峰の体力を温存するなど、献身的な描写が多い。

青峰大輝(CV:諏訪部順一)

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2年生になって髪が伸びたガングロ。
中の人いわく目つきもTVシリーズの時より大分柔らかくなり、キセキのメンツとも気さくに話すようになっている。火神とはことあるごとにケンカばかりしておもに黄瀬を困らせるが、以前のような険悪な雰囲気ではない。

試合でも度々チームメイトのフォローに向かうなど、協力的な姿勢をみせている。第4Qにおいては火神とWゾーン状態でコンビを組み、残り30秒、黒子のパスを受けて2人で一緒にダンクを決めた。中の人いわく、基本交代していたメンバーの中で唯一フルタイムで試合に出てた人。さすがアンストッパブル。

終盤は火神の見送りは誠凜メンバーに任せ、キセキだけで集まってこっそりと飛行機を見送っていたが、その際に「なんでオレじゃないんだよ!」と悔しそうにしており、自分もそのうち絶対アメリカにいくといっていた。だがその前に英語を勉強しなければなるまいよ・・・。

緑間真太郎(CV:小野大輔)

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「万に一つも・・・落ちん!」

2年生になって分け目が変わった人。
スターキーの雪辱を晴らし、打倒ジャバウォックのために再びキセキが集められる・・・というシリアス場面においてヤカンの存在感が強すぎる。

映画版でも得意の3Pシュートを一切外さずないが、中盤は2人がかりでがっちりマークされシュートを封じられたため、控えに。その後赤司ともどもコートに復帰したあとは、高尾との必殺技・空中装填式3Pシュートを赤司とのコンビネーションで決め、得点差を埋めることに貢献する。でも終盤、このシュートを決めれば1点差・・・!という超シリアスシーンでラッキーアイテムのリモコンがズームアップする演出は正直卑怯だと思うんだ。

TVシリーズから雰囲気が和らいでいたので劇場版でもそれほど差異はないが、終盤はアメリカへ行った火神ともう一緒にやることはない、といった紫原に、バスケを続けていればいつか再び会えるだろうと優しげな言葉をかけている。

紫原敦(CV:鈴村建一)

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2年生になって一層髪がロン毛になった。
スターキーの試合ではゴリラ(岡村先輩)のおニューなヘアースタイルを見て爆笑していたが、ジャバウォックの試合を見た時は笑みをなくしていた。生意気な口調は相変わらずなものの、試合中はじめて自分より体格がよくパワーも上なシルバーを相手にしていた際、バスケの基本を指導してくれていた岡村の姿を真っ先に思い出すなど、彼なりに先輩のことは大切に思っていたようだ。

なんだかんだいいながら火神との協力プレーをしたりと以前よりは連携をとれるようになっており、彼もまたプレイスタイルに変化が生じている。試合序盤はシルバーにパワー負けしていたが、後半に覚醒。勝つためにたった一人でシルバーの相手を申し出る。この時の一本縛りにする一連のシーンの作画の気合の入れようったらない。そして今まで周囲に自分より体格のいい人間がいなかったことで、どこかで相手にケガさせないようセーブをかけていた心を解き放ち、全力を出す。そこで初めてバスケのプレー中に笑顔を見せた。

だが焦ったシルバーがラフプレーをかまし、腕(手首)の骨が折れるという事態に。怒り心頭だったが、それ以上にキレていた黒子に後を託す形で交代する。

赤司征十郎(CV:神谷浩史)

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明日は地べたを舐めさせてやる

2年生になって雰囲気が菩薩のようになった人。
いきなりキセキチームの補欠に呼ばれビビっていた年上の他校の主将の心情を瞬時に察し、秒速でフォローするなど相変わらず赤司様マジ赤司様。大多数の人が聞きたかったであろうEXTRAの名ゼリフ「地べたを舐めさせてやる」が英語バージョンだったのはちょびっと残念。

今作ではヴォーパルソードのリーダーとなりメンバーをまとめる役目を担い、中の人いわく、「本来のキセキを正しい方向を導く主将」としての姿をみせるようになる。だが試合中にはナッシュとの相性を考え、以前のズガタカモード・・・皇帝の眼を持つ弟の人格に切り替わり、再びエンペラーとして君臨する。だが弟の人格は上位互換の眼を持つナッシュに勝つために、今まで切り離してきた人格を一つに統合することを提案。能力をさらにクラスアップさせるため、自ら進んで消滅していった。その後はエンペラー・アイを超えた能力でナッシュよりもさらに先の未来を見通し、勝利のキッカケを作る。

その他のキャラ

■桜井良
桐皇学園の2年生。
若松・青峰と共に先輩の今吉の応援のため試合を視聴していた。この時のジャバウォックの暴挙を見つめる彼の怒りの表情の可愛さったらない。ヴォーパルソードの試合も桐皇組では一人だけ観客席からの観戦となったが、青峰が得点を決めた時は大喜びしていた。この時の可愛さったら(ry。

■降旗光樹
誠凛高校2年生。
ビビりチワワ。今作では観客席から応援していたが、どんどん開く点差に全身全霊で祈っていた。この時の全力のお祈りポーズの健気感がなんていうかもう凄い。ファン必見である。

■桃井さつき
桐皇学園の2年生。
ヴォーパルソードのマネージャーとしても活躍。黄瀬と青峰のコンビネーションを見た時には、かつての帝光時代の姿を重ね合わせ感涙していた。

■高尾和成
ウチの真ちゃんがお世話になってまーす!といつものノリで登場した、緑間の良き相棒。映画版でも原作同様試合には参加せず、ベンチからの解説役である。中盤、赤司が緑間と何をしようとしていたか真っ先に気付き、自分たちの技をはずして欲しくはないが、決められるのも悔しいという複雑な状況になっていた。

■黛千尋
中盤にさりげなく登場。もうそれだけで満足感がある。本人は気付いていないだろうが、はからずも自分を誘った「赤司」の人格が消えるのを見届けた形となった。

黒子と火神、2人のファンには必見のラスト

てっきりエクストラの映画化だと思いきや、追加されたストーリーで、最後は火神がアメリカへ旅立ち、黒子や誠凛メンバーとお別れするという衝撃展開・・・。単なるオールスターお祭り映画ではなく、黒子と火神、2人の本当の意味での「ラストゲーム」であり、黒子のバスケという物語のもう一つの終わりを描いていた映画となっていたのは驚きだった。

TVシリーズでは黒子の心理描写や過去が多く語られた分、映画では冒頭の中学時代の孤独な一面など、より深く火神の内情を描写している。後半は空港で人目を憚らず火神が泣くシーンがあるが、火神にとって黒子は日本に戻ってから初めて出来た友であり、また唯一無二の相棒であること。そして何より、火神が再び一人きりで、新たな環境に踏み出すことに恐れや淋しさも感じている、ごくごく普通の高校2年生の少年であることがよく解る場面だと思う。

優しく暖かな誠凛の先輩や黒子の存在があって、キセキのような強敵と戦うことが出来たこと。今まで頑張れていたのは、影となり支え、何があっても信じ続けてくれた人がいたからこそだったこと・・・それを痛いほど理解している今だからこそ、あれだけ素直に黒子に言葉をぶつけられたのだと思う。そして黒子もまた、同じ気持ちなのだ。

氷室やアレックスのような、家族に近い人間とはまた違う存在・・・2人の『絆』を最後まで描ききったラストだったように思う。

初日舞台挨拶はみんな噛み噛み(※ネタバレあり)

新宿で行われた初日舞台挨拶!
キセキフルメンバー+ゴールド役の緑川光さんにシルバー役の稲田徹さんに監督の多田さんがご出演。声優陣はみんなスーツ姿で、それぞれイメージカラーのハンカチを胸ポケットに入れ、腕にはリストバンド、キセキメンバーはコラボで作られた腕時計も着用。質問はそれぞれ序盤の挨拶、感想、誰が1年で成長したと思うところ・・・など。

朝一でみなさん若干口が回らない中、明るい雰囲気ではじまった舞台挨拶を一部まとめてみました。

※記憶を元に書いているので細かいところ(口調やセリフ)が間違ってるかもしんないんでご容赦ください。

自己紹介

・トップバッターは賢章先生。だが急に振られて焦ったのか「ライブビューイング」を噛む。そのまま焦り続け、コメントの締めの言葉に「どうもありがとうございました」と言ってしまい、舞台挨拶を2分で終了させる。それに嬉々としてツッコむおのゆー。

・ちなみに賢章先生、最後の挨拶でもライブビューイングを言えず噛む。

・小野D、恒例の「小野大輔なのだよ」自己紹介。その後しばらく他キャストにも「なのだよ」が伝染する。木村良平なのだよ!に「パーフェクトコピー!」と秒速でツッコむ小野D尊い。

・自分の役名(紫原)を噛んじゃう鈴村さん。神谷さんからわりと痛いチョップを喰らう。

感想

・試写会を見たあと感動のあまり賢章先生にLINEを3行送るおのゆー。「試写会見たよ!」「おまえやっぱすげーな!」「おまえとやれてよかった」。賢章先生、思わずその場にいた藤巻先生に見せるもその反応が→「うわやば熱っ!」。マッキーから暑苦しい~と散々な言われようだったらしい。

・感想を聞かれた小野D。序盤のスターキーの試合を見て「宮地さぁぁん!!」と思ったらしい。あと笠松が好きなんでそこも・・・という話ですかさず木村さん、右腕につけたリストバンドを見せる。ちゃんとスターキーのをつけていた。流石。

・感想を聞かれた諏訪部さん。敵役にとんでもないワルがきたなーと思ったらしい。でも「最後にイイ奴にならない悪役なのがいい」。そしてラストの火神と黒子を見て「恋人同士かよ」とツッコミ。・・・そんなみんな思ってても口にしなかった一言を・・・。

各キャラクターの成長したところ

・1年でどんなところが成長した?という質問に、諏訪部さんが「フルタイムで出たの青峰だけだから」と自慢げ。その後木村さんも「成長といえば黄瀬ですよ!」と続き、キャストによるうちの子自慢合戦勃発。

・鈴村さん「こと成長といえば紫原ですよ!!」「青峰はTVシリーズからですけど劇場版で一番成長したのは紫原ですよ!!」と熱弁をふるう。

敵役の緑川さんと稲田さん

・恰幅もよく見た目ガチで強面の稲田さん。スーツ姿が似合いすぎて怖い。でもしゃべるとめっちゃ面白い。

・当初黒子の話が来たときは、高校生のバスケの話ということは知っていたので、てっきりコーチ役だと思ってたらしい。けど実際はまさかの10代でバスケする役。「世界規模になると俺でも高校生出来るんだよ!」

・完膚なきまでに敵役の緑川さん。収録では馴れ合わないようひとり孤高の存在だったそう。

・一方同じく敵役だった稲田さん。一人お弁当食べてたら神谷さんや賢章先生が来てくれて「すっごい楽しかったあ!」。「みなさんが愛するこの方たちはほんとイイ人たちですよ!」(こんなに馴れ合ったから試合負けちゃったんだろ!とツッコまれる)

・最後の挨拶で、一人だけグッズがない稲田さん。腕にジャバウォックのリストバンドをつけようとしたら1本じゃ手首が太すぎて巻けず、2本使ったら逆に余り、過剰分を結んでいた。これを稲田巻と命名する。「みんなジャバウォックの買ってね!」とダイレクトマーケティング。

・挨拶を終えみんなカメラに決めポーズして帰る途中、最後に多田監督、盛大にコケる。慌ててかけよるおのゆー。会場爆笑。

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最後に

連載が終わって随分経ちますが、スクリーンでキセキが動く日をずっと待っていたので、今回の映画はかなり楽しみにしてました!TOHOシネマズで舞台挨拶中継を見ましたが・・・いやー劇場で見て良かったです!

番外編的なストーリーなだけに、初見の方やアニメや原作を全く知らない方の視聴は厳しいですが、ファンなら是非スクリーンで見ることをオススメします。今作はなんといっても音響がいい!!バスケのボールをダムダムする時の音やダンクの音、バカデカい巨体同士がぶつかりあう迫力など、臨場感が違います!1時間30分ほぼ試合シーンという贅沢な作りになっているので、これはおっきなスクリーンでみないと本当に勿体無い映画です。舞台挨拶も楽しかったですし、一人でも多くのお客さんに劇場に足を運んでもらいたい作品でした!