魔法少女育成計画 8話感想!
ネタバレありなのでご注意ください!
※原作は未読の状態で視聴しています。
結論:カラミティさん暴走しすぎっす。
8話のあらすじ
前回。スノーホワイトたちと無事協定を結んだシスターナナ。今日はスイムスイムたちと話し合いに廃寺を訪れる。以前、魔法少女の力を悪用していたカラミティ・メアリを諌めた際に戦闘なった経験から、ナナに注意を促すウィンタープリズンだったが・・・。
スイムスイムチームの襲撃!
「どうすればルーラを超えられるか」をずっと考えていたスイムスイム。当初はルーラが唯一恐れていた相手であるカラミティ・メアリを倒そうと考えていたようだが、彼女は誘いに乗ってくるタイプではない。そこで、カラミティ・メアリを退けたウィンタープリズンを倒すことで、ルーラを超えた証にしようと画策する!
ウィンタープリズンの弱点であるシスターナナに妹のユナエルが、凶器のナイフに姉のミナエルが変化し、ウィンタープリズンを刺してしまう!
スイムスイムが最初から自分たちを殺そうとしていたことに気付いたウィンタープリズン。負傷しながらも咄嗟に周囲に壁を作り、シスターナナを外へ逃がす!そして・・・
最近の魔法少女は頭ぶち割るのが流行りなの?
魔法少女を一人屠ったウィンタープリズンだが・・・
たとえ変身しただけのニセモノだとしても、シスターナナの姿をしているものを傷をつけることができなかった。本当の姿に戻ってくれて良かった・・・とつぶやき、姉の目の前で妹を屠ったウィンタープリズン。
だが、
後ろからスイムスイムの凶刃が迫る!
片腕を失ったウィンタープリズン。
さすがの彼女も、たった一人で4人を相手にするのは酷過ぎた。シスターナナの無事を祈りながら、彼女もまた、ここでリタイアとなった・・・。
ウィンタープリズンから咄嗟に姉を庇った妹のユナ。
遺体にすがりついて号泣するミナエル。その姿を見て一緒に泣き出すたま。そして一人、泣くこともなく、冷静に「ルーラならどうしていたか」をただ黙々と考え続けるスイムスイム・・・。
一人きりの部屋で、ウィンタープリズン・・・雫の形見のマフラーを巻いて泣き崩れる奈々。そのマフラーはかつて、奈々が雫にプレゼントしたものだった。(マフラーを気に入った雫は、「魔法少女育成計画」のアバターに同じマフラーを着せていた)
互いに半身と言えるべき存在を失ったミナエルと奈々。
両者、最悪な形での痛み分けとなった。
それぞれの元の姿
一度に2人の脱落者を出した8話。
後半は、トップスピードとカラミティ・メアリの本来の姿・・・それぞれの日常と過去が描かれる。
トップスピードの変身前:室田つばめ
トップスピードの変身前の姿。
サバサバした性格や雰囲気は変身後とあまり変わらない。だがその隣には・・・
優しそうな夫の姿が。
まさかの人妻キャラ・・・だと・・・!?
元ヤンだとは思っていたが既婚者だったとは・・・!
役所勤めの夫は、もとは隣の家に住んでいた友達の7つ年上のお兄ちゃん。何かとつばめのことを心配し、口うるさく干渉してきた彼のおかげで、エンプレスという暴走族に入り非行に走ったつばめもカタギの世界に戻ってこれたらしい。
そしてつばめは現在、お腹に子供がいることも判明。
「半年間は死ねない」理由は、妊娠だった。
カラミティ・メアリの変身前:山元奈緒子
裏社会に関わりがあるカラミティ・メアリ。
だが、彼女の変身前の姿は意外にもただの主婦。
しかし酒グセが悪く、ストレスのはけ口に自分の子供を虐待していた。
虐待がばれ、夫は子供を連れて出て行ってしまった。が、その時にファヴと出会い魔法少女となる。この年齢で魔法少女もののソシャゲをやっていたということは、案外子供の頃は、魔法少女に憧れていた少女だったのかもしれない・・・。
暴走するカラミティ・メアリ
リップルたちを殺すため、2人をおびき出したカラミティ・メアリ。もちろんトップスピードの逃げ足の速さは計算にいれている。逃げた彼女たちが戻ってくるように仕向けるカラミティだが、その方法とは「周囲にいる一般人を殺害しまくる」という最悪のものだった・・・!!
車を次々撃ち抜き、爆発炎上させるなどやりたい放題なカラミティ。しかも車どころか、人間まで直接撃ち殺してしまう!もはや魔法少女でもなんでもない、ただの殺人鬼となってしまった・・・。
ハードゴア・アリスとのコンビ結成!
かっくんかっくんとリアクションがいちいち不気味なハードゴア・アリス。当初はビビっていたスノーホワイトだが、カラミティの暴走に巻きこまれた人々の心の声を聞き、彼らを救うため、アリスと行動を共にすることに!
「自分も連れて行って欲しい」と頼んだりと、アリスはどうやら完全にスノーホワイトの味方なようだ。とはいえ、受身なこのコンビではカラミティに勝つことはできない。シスターナナの能力も役に立たない以上、トップスピードたちと連携がとれるかどうかがカギだろうか?
動き出すクラムベリー
自分が倒そうとしていた獲物を横取りされたことが面白くないのか、誰がウィンタープリズンを倒したのかをファヴから聞き出していたクラムベリー。スイムスイムはカラミティの暴走をあえて傍観し、救出にきた魔法少女を殺す算段を企てていたが・・・これはクラムベリーと対決する展開か・・・?
今週の新情報:魔法少女選定はファヴの意向
山元奈緒子(カラミティ)を魔法少女にする際、
「適正基準は人それぞれ」
「同じ個性じゃ摩擦が起きにくい」
と発言していたファヴ。
つまり、誰を魔法少女にするかはファヴ自身が選んでおり、さらに「殺し合いを誘発させやすいメンバー」をわざと集めていたということ。
カラミティやルーラのような力で人を屈服させるタイプに、長いものには巻かれるが裏切り要素が強い双子たち、意志が弱くすぐに言う事を聞いてしまうたまのようなタイプに、簡単に人を信じ騙されやすいシスターナナ、打算的なマジカロイド、誰かを守るために剣をふるうことができるラ・ピュセル・・・。
これらのメンバーは、総合的に「こういう人間が集まれば殺し合いが起きそう」というファヴの計算により意図的に選ばれていたようだ。
スノーホワイトが選ばれたのはラ・ピュセルと関係があったからかと思ったが、単純に一番人助けに向いている人間を入れることでキャンディの量に格差をわざと作り、その状態で成績順で死ぬ、というルールを発生させ、殺し合いに発展させようとしたのかもしれない。
最後に!
一気に脱落者が2人もぉぉ!てっきりシスターナナが脱落するかと思ってましたが、双子の一人を道連れにウィンタープリズンが脱落するとは・・・。大切な存在を失ったミナエルとシスターナナ、一気に要注意なキャラになってしまいましたね。
そして今回意外だったのはトップスピードとカラミティの正体。てっきり暴力団関係者かと思っていたカラミティが普通(?)の主婦なうえに、トップスピードまで人妻だったとは!リップルにかまっていたのは、昔の自分を重ねてしまったという面と、母性から自分の娘のような感覚で接していたというのもあるのかも・・・?(もしかしたらカラミティも元ヤンで、2人は対照的な未来を辿った・・・ということなのかもしれませんが)
それしてもカラミティさん、一般人まで撃ち殺すとかおぉいふざけんなよ!!っつーか虐殺しといてペナルティとかないのかよファヴ!?普通に殺戮し放題になるじゃないか!!というか人間側にバレたら厄介とか言ってたけど、これ記憶操作とかでどうにかなる問題なのか?
9話以降、バトロワというかサバイバルというか、もう乱戦不可避ですねこりゃ。ついに人間社会まで被害が及んでしまったけれど、一体どうやって収集つけるんだろうか・・・?
↓次回の感想はこちら!