キララウス火山にいくために、ヘラヴィーザ港へやってきたベルベットたち。
王都とは違い、ここにはまだカノヌシの領域はギリ広がっていないものの、意思を奪われている人間もちらほらと・・・。急がなければ!
※ストーリーのネタバレあり!
※TOZはプレイ済み。
【今回のあらすじ】
まごうことなき神回!
いざメイルシオへ!
キララウス火山のふもとの街・メイルシオにやってきた一行。
門番が業魔になった混乱を利用し、特等対魔士をおびき出し、尚且つこれ以上周囲を巻きこまないよう、自らを「災禍の顕主」と高らかに名乗り、メイルシオを乗っ取るベルベット。
住人が逃げ去り、誰もいなくなった街で、最後の休息をとる面々。
風呂上りのベルベットの髪を梳かすフィー。
綺麗な黒髪にライフィセットの櫛を入れながら、「白銀の炎の力を使いこなせれば、ベルベットを人間に戻せるかもしれない」と口にする。
もし人間に戻れたら──。
毎日フィーにご飯を作ってあげる。
それなら、水汲みと薪割りは僕がやる・・・
未来のことを楽しげに話すふたり。
でも。
「自分はもう引き返せない」というベルベット。
沢山の命を犠牲にし、喰魔・・・モアナやメディサたちが死ぬ可能性が高いのにカノヌシを封じようとしている自分。支えてくれてたフィーが犠牲になるかもしれないのに、それでも進もうとしている自分。・・・その罪悪感に、業の深さに、体から噴出す穢れはますます強くなる。
だがそんなベルベットの背中にフィーは、
「本当のことを言う」と声をかけ、そして・・・
「フィーって呼ばれ方、そんなに好きじゃないんだ」
「ちょっと子供っぽすぎるよ」と、軽口を叩く。
・・・弟も同じようなことを言っていた・・・。
体中から溢れていた穢れが、不思議と収まっていくベルベット。
男心がわかってない、と言われ、思わず謝ってしまうベルベット。
そんな彼女に「許してあげる」と微笑むフィー。
「ありがとう、ライフィセット」
・・・ベルベットのこの言葉は、2人のライフィセットに向けられていたのだろう。
緋の夜、再び!
そして3年前と同じ、あの赤い夜がやってくる。
だが四聖主を起こすには、テレサとオスカーの2人だけでは足りない。残る2つの魂──生贄には同等の人間が必要だが・・・?
ロクロウとシグレ、ついに決着!
最初に待ち構えていたのは特等対魔士のシグレ。
クロガネが己が身を打ち創り上げた太刀を握り締め、挑むロクロウ。
シグレは神依は使わない。
さらに、今まで他人(聖隷)の力は一切借りていないと語る。今まで側にいたムルジムは、逆にシグレの力を抑えていたのだ!
枷をはずし、ついに全力で戦うシグレ!
全員で戦うも、最後はロクロウとシグレの一騎打ちとなる。
シグレに勝つために極めた二刀で戦っていたロクロウ。
だが最後に、
ロクロウは背負っていたクロガネを抜き、シグレを切り伏せた。
三刀流。
それがシグレ・ランゲツに勝つために鍛え上げた、ロクロウの業(わざ)だった──。
ロクロウの嘘
ロクロウが以前言っていた、「シグレが主家に謀反を企てた」という話・・・実はこれは、ロクロウがついた嘘。彼は上位討ちの大義名分を手に入れるために、わざと嘘の密告をしたのだ。
今でこそ兄に勝つことのみに生きていたロクロウだが、当主の名、地位、そして號嵐・・・人間だったころの彼は、それらを求めてやまなかったらしい。
メルキオル、最終決戦!
シグレの魂を喰らったベルベット。
必要な魂はあと一つ・・・。
最後の特等対魔士、メルキオルは山の頂上で待ち構えていた。
彼は言う。
本来ならば起きているはずの四聖主がなぜ眠りについているのか?
それは、人間が穢れ、彼らの加護の力の源である聖主への「祈り」を忘れてしまったことが原因だという。
そして第5の聖主カノヌシは、穢れごと人の心を喰らい、無に還す。そうすることで人間を清らかな存在に戻し、四聖主を復活させるらしい。
そうやって太古の昔からカノヌシの精神浄化は繰り返され、その都度文明は滅びていった。が、それではいつまでも人間は進化しない。聖寮がカノヌシを制御し、人々を導かなければならないというメルキオル。
亡き友である先代筆頭対魔士・クローディンの「理を超えて願い想う”理想"こそ人の力」という言葉を実現する為、自身に誓約をかけてまで、何百年もの時を生きてきた彼は、火山を爆発させる強大な術を発動しようとする。ベルベットたちはもちろん、自分が死ぬことも承知で・・・。
が。
マギルゥがメルキオルの足元に、小さな花を咲かせる。
それは師が人間よりも草花を愛していたことを知る、彼の元弟子だったマギルゥにしか出来ない、不意打ちだった。
咄嗟に花を踏みつぶすことができなかったメルキオルは、一瞬のスキをつかれてベルベットに敗れ去る。
友の理想を叶えるため、汚れ役を担い続けた彼の人生は、ここで終わりを告げた・・・。
四聖主・覚醒!
喰らった魂を火山にブチ込み、地水火風の四聖主を叩き起こしたベルベット。
目覚めた四聖主の影響で、人間も、そして聖隷も意思を取り戻していく。
目覚めた聖隷は次々に人間の前から姿を消し、人間たちはその姿を見る事が出来なくなっていた。
地脈から押し出されたカノヌシ。
だがまだカノヌシは四聖主の力を追い返そうとしている・・・。
最後の決戦の場は、『聖主の御座』!
導師、アルトリウスもそこにいる──!
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最後に
VSシグレ戦のあとの、ロクロウとエレノアのチャット・・・オレの故郷の「夜桜あんみつ」を食べさせてやる!みたいな内容でしたが、え・・・これは公式カプってこと・・・?
そういえばロクロウは、地脈空間で吹き飛ばされそうになった時もエレノアを助けたり、道中も励ましたするシーンが多かったような気が・・・。
まぁベルセリアは恋愛要素がほぼない分、おねショタ要素満載なのでそれで十分おなかいっぱいなんですけどね!!決戦前夜のおねショタパート(しかもアニメーション)とか最高の一言です。
そして長かったこのレビューも、次が最終回!・・・かな?クリアの感想なども含めて、つらつらと書いていきたいと想いますので、どうぞ最後までお付き合いよろしくお願い致します!
↓次回のレビューはこちら!