CGの美麗度 ★★★★★
主人公のいい人(?)度 ★★★★
悪役大集合シーンにいるザンギエフの違和感 悪・・・役?
結論:山寺さんボイス主人公にハズレ無し。
2012年 アメリカ
監督:リッチ・ムーア
/主要人物/
■ラルフ(吹き替え:山寺宏一)
心優しい悪役。モチーフは明らかにドンキーコング。
因みに中の人は任天堂ドンキーコングがCGアニメ化した際にドンキーコングを演じ主題歌も担当した。
明日になったら~♪
■ヴァネロペ(吹き替え:諸星すみれ)
ヒロインで9歳の幼女。口が達者。
演者の諸星さんはこの時なんと13歳。
ゲームセンターの中のアーケードゲーム機が繋がっているというヴァーチャルネットの世界が舞台。互いに違うアーケードの機種に行くには通行証がいるという設定が面白い。
そして不器用な大男と少女との友情という王道ストーリーはやっぱ萌える。
オススメポイント:ブルーレイ版のお遊び要素!!
ブルーレイ版では本編を再生中に一時停止を押す度にちょっとしたストーリーの解説(小ネタ集みたいな感じ)が流れるというお遊び要素がある。止める度に内容が変わるので非常に楽しい。
DVDにはこの特典は無いようなので、どっちを買おうかお悩み中の方はブルーレイにしてみたらいかがだろうか?
私的推しポイント:諸星すみれさんの演技力!
当時リアル中学生だった諸星さんが演じるヴァネロペの芝居は凄い、本当に凄い。
アニメ映画で子供の役を実際に子供が演じている場合、どうしても芝居が棒読みでアニメに逆にあっていないという現象がありますが、昨今の声優にありがちな萌え声でもなく、素のままの声色で9歳という幼さを見事に演じています。
てなわけで毎度のことですが吹き替え版をおすすめさせて頂きます!
悪役(以外も)ゲームキャラが大集合!
ストリートファイターのベガ、ソニックシリーズのドクターエッグマンなど普段あまりフューチャーされない悪役たちが年代も会社の垣根も越えて競演するというのは心躍るものがある。
「ピクセル」よりも年代もキャラも幅広いゲームから出演していて、果てはアイテムまで登場するので常に画面がウォーリーを探せ状態。色々探してみよう!
■クッパ
台詞は無いがまさかのディズニーデビューを果たした。
■ソニック
声優が金丸淳一さんなので要チェック
■「!」
メタルギアのアレ。
こまけぇなスタッフ!
この他にもたくさんのゲームキャラ・アイテムが登場する。
そして終盤には伝説のあのコマンドが!!。
因みにこっちのキューバート(Qバート)は「@!?#?」しか喋らないのであしからず。
~こんな人にはオススメできません~
■王道ストーリーがニガテな人
良くも悪くもディズニー映画らしいハッピーエンドなので、展開が読めてイヤ!という人にはオススメ出来ません。
最後に一言!
同じくゲームキャラが登場する映画にピクセルがありますが、こちらは「ゲームキャラ大集合のお祭り映画」でもありつつ、「その人にしか出来ない役割がある」というメッセージが込められている映画でもあります。また、ゲーム(物語)には魅力ある悪役が絶対に必要で、その悪役を愛している人も必ずいる、そんなゲーマーの思いも込められているんじゃないか・・・と勝手に推測してみたり。
ピクセルが楽しかったー!という人で、こちらはまだ未視聴という方は観て損はないと思います!
↓Qバートが大活躍!ピクセル感想記事はこちら!
↓ディズニー映画、お好きですか?