「Outlast2」クリアまでの感想!ストーリー、エンディングのネタバレあり。未プレイの方、グロが苦手な方は一部画像ありなのでご注意。
リンはどうなるのか?大神父クノースの行方は?Outlastの主人公というだけで死亡フラグが建っているブレイクは生還できるのか?果たしてラストに待っているのは希望か、それとも・・・?
図書室へ
前回、血塗れのおっさんから忠告されたブレイク。とはいえリンを諦めるわけにはいかず、鉱山エリアを探索していると、いつもの学校ステージに突入。今回は図書室エリアからのスタートで、パソコン室にいったりといつもよりちょっと知的な感じ。
パソコンを調べると、ブレイクとジェシカのチャットが見られる(左上部のアドレスにはリンの名前もある)。
ブレイク:やぁジェシカ!
ブレイク:いるの?
ジェシカ:ども
ブレイク:うまくいった!
ジェシカ:ヘンな気分。
ジェシカ:入力してるのがわかる。
ジェシカ:振り向いて!
どもって可愛いなジェシカ。
多分このパソコンのやりとりは、きっと授業中にこっそり連絡でもとりあっていた過去の回想なんだろう。(ここで言葉通りに振り向くと、やはりジェシカの首吊り死体の幻を見る)
別のパソコンを調べるとこの会話の続きを見ることができ、
ブレイク:見えてるよ
ブレイク:画面に何か映ってたけど?
ブレイク:ウィンドウを閉じたよね?
ジェシカ:何でもない。遊んでただけ。
ジェシカ:パソコンの扱いになれてなくて。
ブレイク:いつでも教えるよ
ジェシカ:リンが手を振ってる
ブレイク:待って
この直後、画面が掲示板に切り替わる。内容は夫からDVを受けている50歳の女性とジェシカとの会話だ。ジェシカはこの中で、家族に暴力を振るわれたら警察に訴えてもいいのかと聞いている。以前教師からのメールにもあったが、ジェシカは父親から暴力を振るわれていたらしい。
新たなハングマンの紙。
解答者=ジェシカが勝ったもの。
これは・・・「HELP ME」。助けてと言うメッセージだ。
ジェシカ・・・きみは殺されたの?
このあと、どうあがいてもベロにつかまりこのステージは強制終了となる。このあと鉱山エリアに戻るが、ディセントに出てくる地底人みたいなのにひたすら追っかけられるだけなので割愛。逃走に成功すればまた学校に戻ってくる。
だが窓の外には地獄のような光景が広がっている。ちなみにジェシカ関連の撮影スポットは、動画を再生しても全て砂嵐で映像は残っていない。代わりに男が英語でなにかしゃべっている声が録音されている。だがノイズが多い上にリスニングが出来ないとさっぱり理解できない。もしかしたらとても大事なことを喋っているのかもしれない・・・。
出血大サービスは絶賛継続中。
このステージは迷宮と化した図書室で学校の怪人と追いかけっこを楽しんだらクリアとなる。だがこの直後、現実世界では寸分のミスも許されない怒涛のボスラッシュ☆が待っている。スピード重視なので初見では相当キツイ。ただただ上に上っていけばいいのだが、ちょっとでも止まるとあっという間に袋叩きにされるという恐怖の仕様。綱渡りポイントもあって焦って落ちるとまた1階からやり直しとなる。・・・マジでキツかったなぁ・・・(遠い目)。
だがここをクリアすると、ブレイクはとんでもないものを見ることになるのだ・・・。
ジェシカの死体!?
学校ステージにワープしてきたブレイクの目に飛びこんできたのは、
階段で倒れていたジェシカの死体!
しかも彼女の頭は血まみれで、首がへし折れている・・・。階段からの転落死が本当の死因!?首吊りじゃなかったのか!?
考えたいのは山々だが、階段の踊り場にはいつもの学校の怪人がいる。ジェシカを殺したのはコイツなのか・・・?ちなみに今回はいつもの追いかけっこではなく、かくれんぼ要素がはじめて加わる。少しだけ頭を使わなければ撒けないので注意。
『彼』が登場?
怪人を撒くと、ドア越しに神父らしき男性の姿が現われる。
コイツ・・・
手紙でdisられてたバーコードハゲか!!?
ジェシカとリンの回し手紙で悪口言われまくってたヤツじゃねぇの!?
ちなみにこのハゲ神父、ブレイクに「何かあったら話してくれ」としきりに問いかけてくる。一体何を言わせようとしているのか。
このあとまたハングマンの紙を入手するが、既にかなりの単語が埋められているためこれは自分でも解った。恐らく、
I'll never let you go
私はあなたを手放すことは決してないだろう──。
もしかしてジェシカは、恋人だったブレイクを連れて逝こうとしているのかもしれない。
またかよボスラッシュ
学校を脱出すると鉱山エリアに。
もういい加減リンを見つけたいが、まだまだ愛する妻の下へはいけそうにない。ブレイクも疲れてきているのか、「まだ救えるはずだジェシカを・・・」「いや、彼女の名前はリンだ」と、二人を混合しはじめている。ヤバい傾向だ・・・。
だがここから先はまたもやボスラッシュ。敵がわんさか登場するので気が休まる時なんてない。
スタンバっていたブレイク殺し隊のみなさん。出待ちお疲れさんです。黒丸の理由はお察しください。
ボスラッシュをクリアすると、暗くて狭い、土砂崩れとかしちゃう洞窟の中をず~~っとさまよい歩くという、閉所恐怖症の人には発狂もののステージに。しかも変わり映えのしない迷路のような洞窟の中で追いかけっこしなければならないという、方向音痴なプレイヤーを殺すエリアとなっている。ぐるぐる走り回ると迷うので、必要最低限のエリアしかいかないことをオススメする。
ここをクリアすれば、
リンをさらったあのイケメンと再び会えるのだが・・・?
謝罪※非常に重要なお知らせです。
えー・・・part2の記事にて、「イケメンなお兄さんにペロペロされる主人公」という記事を書いてしまいましたが・・・
ごめん!!!
このひと女!!
イケメンなお兄さんじゃなくてイケメンなおねーさんでした!!キレーなおねーさんにprprされるとか罰ゲームどころかとんだご褒美でした!!謹んで謝罪致します。大っっ変申しわけございませんでしたぁー!!
だってだってー!
最初にprprしてた時は確かに女物みたいな服着てたけど、胸真っ平らだったんだもん!!着やせするタイプだったのぉ!?
ただ真面目な話。声も中性的で、意図的に男性と勘違いさせるような演出になっているので、恐らくここで性別がバレるのが正しい流れなんじゃないかと。というか、ドキュメントなどではヴァルは男性と言われていたはずなんだけど・・・??まさか性転換??なので一応、part2のタイトルだけ以前のものから変更させて頂きました。(イケメンという単語を変更しましたが、現時点では記事本文はそのまま、男性だと思い込んだ状態にしております)
おねーさんとかくれんぼ
さっきまでの優しげな態度はどこへやら、ここから先はおねーさんと水中洞窟をかくれんぼすることに。見つかるとほぼ即死なので、おねーさんが持っている明かりが見えたらすぐに潜ってやりすごすことが大事になる。まじ途中のブレーカーの場所ェ・・・。
鉱山エリアを脱出すると、おねーさんの手下(?)みたいな人が毒霧を噴射してくる。よーくみるとこの人も乳房があるので女の人なのかもしんない。さらにブレイクのカメラまで奪っていく。
ふらっふらになりながらも、異教徒たちの集団に祭り上げられているリンを発見!助けようとするも・・・
「多くの悦びを・・・貴方と分かち合いたい」と、イケメンなおねーさんに迫られるブレイク!!奥さんの前で馬乗りとか止めてぇ!寝取られる側とかどんなプレイだよ!
NTRられないために必死の抵抗を試みるブレイク。だが次の瞬間・・・!
ジェシカの死の真相
イケメンおねーさんの姿がジェシカの姿に・・・。ここは十数年前のセント・シビル校。ジェシカはブレイクに馬乗りになって遊んでいるようだ。その年で女の子に跨がれるとか羨ましすぎるぞブレイク。
ジェシカはブレイクから何かを聞き出そうとしており、ブレイクが降参するまでやめる気はないという。話の内容からするとリンが関わっているようだ。だがブレイクが勝ちを譲るとようやく降りてくれる。
手を繋いで歩く2人。
ここからはジェシカを左手に繋いだまま行動することになる。
2人っきりで、誰もいない学校でデートとか・・・おまえら本当に小4か!?しかもジェシカは、ブレイクの両親が家にいない日を狙って遊びに行こうとしている。どう考えてもお誘いじゃねーか!早い!それはいくらなんでも早すぎるぅ!
だが教室へ行く途中、学校に残っていた先生・・・神父に見つかってしまう2人。
この人はラウターミルチ神父。
以前シェリーという教師がジェシカについて相談していた相手であり、ジェシカやリンにハゲハゲ言われて嫌われていた先生でもある。てっきり遅くまで残っていたことを叱られるのかと思いきや・・・なぜかこのハゲ神父。ジェシカだけを教室に残し、ブレイクには「先に帰れ」という。だがジェシカは「一緒にいて」とブレイクの手を離そうとしない。
ハゲ神父は2人で放課後ナニを致していたのか聞き出そうとし、両親を呼ぶと脅す。父親から暴力を受けているらしいジェシカはそれだけは止めて欲しいと懇願する。ハゲ神父は「私と一緒に反省するかい?」と変な手つきでジェシカを撫でる。こ、これは完全なアウトなやつ!!
ジェシカはブレイクに「行かないで」とすがるが、「君はナニをしようとしていた?」「君のしようとしたことは悪いことだ」と見透かしたようなことをいう神父。さらに・・・
「何も問題はいらない。ジェシカと2人になるだけだ(キリッ)」
いやそれが一番問題なんだよこのクソハゲがぁ!!
・・・結局。
「子供は帰りなさい」と、まだ子供のジェシカだけを残してブレイクを帰らせてしまう。
ジェシカは最後まで手を握っていた・・・。
教室から出ると、即効でドアがロックされる。
仕方ないので出口まで歩いていくと、ジェシカの絶叫が響き渡る!!ふざけんなこのバーコードハゲがぁぁ!!
廊下の奥には逃げるジェシカを追うクソハゲの姿が見える。これは1番最初の学校のシーンと一緒だ。そして、あの階段の踊り場までいくと・・・階段から転げ落ちた、首が折れたジェシカの死体があった。
踊り場にはうずくまるクソハゲの姿がある。彼は泣き崩れるブレイクにおまえは何も見ていない的なことを言う。・・・マジで骨の髄までクソ野郎だった。
リンとやっと合流
ジェシカの幻覚が消え去ると、目の前には再び現実世界が。崩れ落ちていく坑道を走り抜け、ようやくブレイクはリンと再会!
ボロボロの酷い姿だが、それでもちゃんと生きているリン。でも・・・彼女のお腹は妊婦のそれになっている。本当に妊娠しているのだ。でも、こんな急に腹が膨らむなんてありえない。だがリンはお腹の子供を「私たちの赤ちゃん」と呼んでいる。ブレイクには心当たりがないのに・・・。
ここからブレイクはさっきのジェシカとしたように、しっかりとリンと手を繋ぎ、彼女と並んで歩き始める。もう産まれそうだという彼女を廃屋で休ませるも・・・
ツルハシおばさんと最後の決戦!
最後を飾るのはやはりこのおばさん!!
最も多く主人公を屠り、「もうそのモーション見飽きたよーそんな長くしなくていいからサックリ殺してよもー」とプレイヤーをげんなりさせたクリーチャーが大トリを飾ることとなった。だがリンを連れた状態での彼女との最後の追いかけっこは、ダッシュができない・ジャンプができないなどの縛りがあり、初見殺し的なイベントなため割と難所。
だが逃走に成功したのも束の間、あっさりとブレイクを追い詰めるおばさん。とどめをさそうと巨大なつるはしを振り上げるが・・・
※3秒後に天誅が下ります
最後まで神の名の下に殺戮を繰り返していた彼女に、本当の神様が天罰を与えたのかだろうか。嵐によって落下してきた巨大な十字架が、彼女の体を貫いたのだ。・・・これでようやく、自分が信じていた"神様"に会うことになるだろう。だがそこは、絶対に天国ではない。
あの礼拝堂へ
そこら中にサンダーボルトが落ちまくるなか、産気づいたリンを連れてたどり着いたのは、ジョシュア夫妻が処刑されたあの礼拝堂。そしてリンが横になったのはよりにもよってメアリーが殺された拷問台。もっとマシなとこで産もうよ!さっきベッドあったよ!?
だが、もうやるしかない。
リンが最後の力をふりしぼっていきむ。すると、股の間から血に濡れた赤子が顔をだした。
だが・・・
リンはそのまま、力尽きてしまった・・・。
泣き崩れるブレイク。
形見となった赤ん坊を抱いたまま、いつしか気を失ってしまった・・・。
真実
再びジェシカが死んだ日の夢を見ているブレイク。ここで、先ほどジェシカがブレイクに馬乗りになった経緯がわかる。
ジェシカはブレイクに「リンともうキスをしたのか」と聞いていた。大切な夜のためにとっておいてあると応えるブレイクだが、ほっぺにチューはもうしたらしい。「じゃあ、リンはカノジョってこと?」と聞くジェシカ。恥ずかしがって答えようとしないブレイク。応えるまでくすぐるのをやめないジェシカ・・・。
これが、あの日の真実だった。
大神父・クノース登場!
目覚めると、今作の元凶にしてクソデブことクノースがのっしりと座っている。てっきり短剣を武器に襲ってくるのかと思いきや、ブレイクのことを「主」と呼び、「貴方の子は殺せない」という。この赤ん坊が強すぎるのだと。
子供が生まれたことで、楽園は終わり。そして全人類が滅ぶ・・・とかわけわからん理屈をこねるクノース。コイツはそんな誇大妄想のために、村中の子供を殺したのか・・・。
最後にブレイクに赤ん坊を愛しているのなら殺せと忠告したあと、自らの首を掻っ切って勝手に死ぬクノース。おぉい!こんだけ人殺しといてアッサリ死んでんじゃねぇよウクソデブがぁぁ!!
エンディング:世界の終わり
嵐が過ぎて。
嘘のように静かになった村。人々は死に絶え、あとにはブレイクと赤ん坊。そして、リンを連れて歩いていた時から村をずっと照らしていた、不気味に光る太陽だけ・・・。
燃え盛る太陽が全てを飲み込んでいく。
山を、村を、人を、ブレイクを。
これが世界の終わりなのか。
気付けば、また学校にいたブレイク。
少年の姿となったブレイクの手をとるジェシカ。だがその首には、くっきりと縄の跡が残っている。
「あなたを決して放さない」
「私を放さないで・・・」
謎すぎるラスト
この物語は、神に祈りを捧げるジェシカの姿で幕を閉じる。
・・・が、正直ポカーンである。
一体何がどうなったのかさっぱり解らない。
らしい解釈をするなら、リンが産んだ子供は本当に魔王かなんかで、産まれちゃったから人類が滅びちゃいましたーみたいな話になるのかもしれないが・・・。そして最後は幽霊のジェシカの一人勝ちだろうか。
でも出来ればこの解釈はしたくない。だってクソデブ野郎が正しかったことになるじゃん?でも、クノース自身が「キリストの子供だ」と言っているのが気になるところ。産まれてくるのがキリストの敵だから殺してたんじゃなかったっけ??あれぇ?
結局、ジェシカとカルト村に直接関わりはないっぽいのも釈然としない。これで前作と同じ世界と言うのもよくわからない。・・・まぁもしかしたら、最後のあれは核ミサイルかなんかで、どっかのバイオみたく村は実は新種のウイルスの実験場にされてて、最後に村ごと消し飛ばしただけなのかもしれないが。
疑問点が多すぎるので、謎部分は後で別記事にまとめようと思う。
クリアしてみてのプレイ感想
死ぬのに慣れてしまうと怖くない
steam版をプレイしたが、水の表現や滴る血、鮮明な学校ステージと真っ暗で陰鬱な村ステージのヴィジュアルはとても良かった!グロ描写も前作同様気合入れすぎである。特に秀逸なのはやはりサウンド。どこかから聞こえてくる敵の叫び声。ここぞという時にボリュームが上がるBGMなど、臨場感は半端ない。
反面。
あまりにも死にゲー過ぎて死ぬことに慣れきってしまい、恐怖度が薄れた感じはした。
初見殺し的なイベントが多いため、どうしても2~3回死ぬのがデフォになるし、つるはしおばさんにいたっては序盤で10回以上殺された時に殆どのモーションをみてしまい、以降は怖いというよりモーションが長くて面倒臭くなってしまった(これは自分がヘタだからかもしれない)。電池節約のために、わざと死んでリトライしちゃうことも多かったし。
あと、フィールドが野外になったことで毎回新しいマップに移動させられるが、延々「敵と追いかけっこしながら脱出ルートを辿る」の繰り返しなのもちょっとキツかった。(特に村ステージは、学校ステージとの切り替え直後にいきなり逃走モードからのスタートになることが多く、なかなか探索する余裕がなかったというのもある)
マップ中にはたくさん隠れポイントが用意されているが、基本敵の視界に入った状態で隠れても即効で見つかってしまうので案外使えず、結局、初見だと脱出ルートの見当がつくまでとにかく走り回り、ある程度わかったら目的地目掛けてダッシュしてしまった方が楽だった。これも単調になりがちだった原因の一つかもしれない。
操作に関して(初心者視点)
自分視点ゲーが苦手な自分でも、チュートリアルがしっかりしているおかげで、操作に不慣れでもノーマルでクリアできた。が、バイオ7に比べれば格段に難しく、咄嗟に反応できず操作ミスすることは多かった。1番やってしまったのは「敵に追われる→ドアを閉める→鍵をかけようとしてドアを開けてしまう→真正面から殺される」のコンボ。なので中盤以降、鍵は殆ど使わなくなってしまった・・・。あとキーボード操作だったので、「W」を押してるのに全然走らねぇー!!と思ったら「Q」を押してましたーとかがよくあった。アクションが大の苦手という人は、コントローラでプレイした方がいいと思う。
難解なストーリー
前作の知識はほぼ必要としないストーリーなので、未プレイ勢でも「2」から遊ぶことができ、尚且つ前作のファンでも楽しめる、誰でも遊べる作りとなっているのは非常に良い(※29日追記:通常行かないような、ちょっと見落としがちな入手しづらい場所にあるドキュメントに前作との関連を伺わせるものがあるらしい。なので前作をプレイしている人間でなければ事件の真相は解らないようになっている)
だが、前作のラストもびっくりはするが一応は理解できる内容だったのに対し、今作のストーリーはかなり難解になっている。主人公とリンの幼馴染であるジェシカの微妙な関係性が徐々に明らかになるという展開は非常に面白く、学校パートの明るいのに怖いという雰囲気は素敵だったが、多くの謎を残したままのラストにはすっきりしないものを感じてしまうかも(ただこれは、敵から逃げ回っているうちになんとなく話が進んでしまうというのも大きい)。
ほか、キリスト教徒と反キリスト、聖書や黙示録など宗教の知識がないと、イナゴの大群など合間に入る演出の意味がわからず、恐怖を感じることはないかもしれない。というか、解ってても恐怖はあまり感じないかもしれない。個人的には、人間の狂気を全面に押し出していた前作の方が怖かったように思う。
結論!
おすすめできるのは
・前作をプレイした人、前作が好きな人。
・アクション性重視な人
・グロ描写が好きな人
おすすめできないのは
・アクションが苦手な人
・すっきりしないストーリーが嫌いな人
・性的拷問など暴力系描写が大の苦手な人
グラフィックやサウンドのクオリティは非常に高い。陰惨な村の雰囲気やクリーチャーのデザインは秀逸。が、基本死にゲーでパターンが単調になりがち。グロい死体などゴア描写がキモいだけで怖くないという人や、死ぬことに慣れてしまうとそこまで怖くはないかもしれない。
最後に
ツルハシおばさんの死に様に、リメイク版「オーメン」のブレナン神父を思い出したのは自分だけじゃないはず。
リンの赤ん坊の父親は誰だったのか。あのイケメンねーちゃんはどこへ行ったのか。ラストで世界は本当に終わってしまったのか。ジェシカはどうなったのか。なぜこんな村になってしまったのか・・・疑問点はのちほど別記事にまとめたいと思います。とりあえずレビュー記事はこれにて終了です!ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました!
↓ストーリーの謎など、考察記事はこちら!