2016秋アニメおすすめの15作品を雑に紹介する～土曜の夜に殺される。

2016秋アニメおすすめ

※ランキングではないので紹介順は適当。
※１００％個人の趣味。
※前期からストーリーが続いている続編ものは基本割愛
※３話までにまどマギ並にストーリーが動いた場合は追記するかもしれない。

終末のイゼッタ

第二次世界大戦をモチーフに、ドイツを元にした架空の大国『ゲルマニア』の侵攻に、エイルシュタットの王女・フィーネが立ち向かうというストーリー。そこに魔女の力を持つイゼッタが絡む壮大な歴史ファンタジーのはずなんだが、イゼッタがノーパンで銃にまたがってたことしか覚えてない。
亜細亜堂による作画と、オリジナル脚本。そして何よりも百合具合を楽しみたい方向け。

WWW.WORKING!!

父さんが倒産した主人公、腕っぷしが強いヒロイン、霊感少女、ヤンキー、貧乏、セレッブ、オツム弱すぎる店長にキャラが薄いキッチン組と、あいかわらず飲食業界に全力で喧嘩を売っているファミレスアニメ。
作者がデビュー前から運営していたweb版・通称「猫組」のアニメ化なので、「犬組」と称されるヤングガンガン版WORKINGと比べると癒し枠が足りない気もするが、あのノリが好きな人には安定枠。

フリップフラッパーズ

少し独特な作画だがもの凄く良く動く、なんだか妙な勢いがある変身魔法少女もの。現実なのかファンタジーなのかわからない世界観や、色んな謎を置き去りにして進む話のノリについていけるかが勝負。
ガールミーツガールな設定でイゼッタに続き百合枠かと思いきや、２話にてうさぎみたいなマスコットがガチムチのおっさんに擬人化（？）し、一部の人間の心を鷲掴みにした。

いかにもアニソンらしい勢いがあるOPと、童話の様な雰囲気のEDが対照的でいい。

装神少女まとい

またもや変身魔法少女もの。
ただしこちらは巫女さんが変身する。とりあえず英語で喋る武器は浪漫。
２話で衆人環視の中で上半身裸になってしまわれたり、ハッキリとわかりやすいギャグと肌色多めで構成されているが、姿を消したまといの母親の謎などシリアス要素もあるので、３話以降の展開にも期待。

魔法少女育成計画

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自分から「僕と契約して魔法少女に(ry」と言っときながら、あとあとになって「増えたから減らす」とか抜かす、淫獣枠の鑑が登場する。
「まどマギ」や「がっこうぐらし」ほどのギャップは狙わず、最初から「これから魔法少女たちが殺し合いするよー！」という空気を押し出していくスタイル。
また、上２つの「魔法少女モノ」がはっちゃけた世界観なのに対し、唯一現実の世界が描かれいる。

性別の概念すら超えて魔法少女になれるなど謎も多く、未読組ならば考察が滾りそうな内容。３話が鬼門。

学園ハンサム

AGO祭り。
この絵柄を見ればストーリーの説明なぞ何の意味も無いことがわかるだろう。
元が同人ゲームなため、主音声ではアニメ版声優陣、副音声だとゲーム声優陣になるという試みが面白い。
妹ちゃん案外可愛い。カオスがお好みの方へ。

ユーリ!!! on ICE

メンタル激弱な男子フィギュアスケートの特別強化選手・勇利の元に、ひょんなことから憧れの選手・ヴィクトルが現れ、自分のコーチになると言い出す･･･という王道ストーリー。宮本賢二さん振り付けによる渾身のスケートシーンのクオリティは見事で、今期の正統派スポーツアニメである。決して野郎の全裸とか浴衣から覗く乳首とかを楽しむアニメではない。

ストーリーのテンポも良く、色々と予想を裏切ってくれたアニメだが、原案の久保ミツロウさんによると、グランプリファイナルがはじまるころにはスポーツ路線に戻るらしく、今のノリを楽しめるのは前半だけらしい。野郎の乳首なんざどうでもいいんだよ！！という野郎は３話以降の展開に期待しよう。

ガーリッシュナンバー

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今期のお仕事アニメ枠にしてわりとダークホース。
ヒロインのクズっぷりとぶっちゃけトークの多さに変な汗が止まらない、視聴者の心まで抉っていくスタイルには注意が必要。声優業界だけではなく、制作側の裏事情なんかも描かれており、一言で言うなら「黒いSHIROBAKO」。

２話から毒舌成分が少し抜けたが、これからどこまでブチ込んでくるのかに期待。

３月のライオン

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高校生プロ棋士の少年と、下町に住む三姉妹との交流を描いた人気マンガのアニメ化。制作はシャフト。

作画・キャスト・ストーリー含め原作に忠実。
シャフト臭はいつもより押さえ目だが、カットの入り方やギャグパートのノリなど、ところどころに「らしい演出」が見られる。
今の原作では見られない序盤の仄暗い部分を描いているので、原作未読組がどう思うかが気になるところ。

Occultic;Nine-オカルティック・ナイン-

志倉千代丸×いとうかなこさんのコンビ再び。
のっけから超倍速みたいなセリフスピードについていけるかで全てが決まる。
オカルトまとめサイトの管理人を主人公に、殺人事件や幽霊らしき存在が登場する謎多きストーリーで、ヒロインのムネが人外だったり、演出から色彩から何もかもがドギツいのでかなり人は選びそうなアニメだが、ハマる人はハマる。

夏目友人帳伍

先週まで放送していたような感じで４年ぶりにスタート。
安定感がありすぎて「安定」という感想しか出てこない。

とくに原作や今までの流れを知らなくとも、「祖母・レイコの遺品である"友人帳"を譲り受けた、妖怪が見える少年のお話」というあらすじだけ知っておけば視聴にはそれほど問題ない。ほんわかした世界観や優しいストーリーが好きな方向け。

うどんの国の金色毛鞠

夜中に見ると飯テロ。
うどんが死ぬほど美味そうなアニメ。
前期の「甘々と稲妻」のような、ちっちゃい子とおっさんお兄さん（ＣＶ：中村悠一）という組み合わせがたまらない人向け。そしてケモミミが好きな人向け。

１話でカエルのＣＶが小林ゆうだったことにも驚きを隠せなかったが、ラストにうどん県副知事として要潤が登場したことで全てが吹っ飛んだ。

ステラのまほう

田舎出身の女の子が、高校で「ＳＮＳ部」に入り同人ゲームを作るお話。
「けいおん」のような部活ものであり「NEW GAME」のようなゲーム制作ものでもある。が、基本はゆったりすぎるほどの「ほのぼの系」。
OPにドット絵で描かれたキャラが登場したり、８bit風の効果音が使われていたり、ゲームに絡めたら演出が魅力。ボーカルが目立たない、電子音楽風なＥＤも良い。

舟を編む

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辞書を作る編集者たちの物語。
元は小説で既に映画にもなっている有名作品。ところどころアニメ向けにコンパクトに改変されてはいるが、相変わらずノイタミナの丁寧な演出で安心して観られる。
櫻井×神谷という人気声優の組み合わせに女子向け感はあるが、観る層をあまり選ばないアニメ。
配信がAmazonプライムでしか行われていないというのがネックか。