※アニメ第6話「死神」のネタバレあり
※原作「僕だけがいない街」をほぼ未読のまま視聴しています。
結論:加代の母親犯人じゃなかったァァァ!!
愛梨を救出!
燃え盛る家の中で倒れていた愛梨でしたが、悟と何と店長が力を合わせ、無事救出!タイミングよく助けに来てくれたことに胡散臭さを感じなくもないし、イヤな奴ではありますが・・・店長は用意周到で狡猾な犯人像とはあまりにも違う。真犯人という線は薄そうです。
更に愛梨は気を失う直前、悟に罪を着せる為に犯人が偽装したメールを警察に見られないよう、自分の携帯を悟のポッケに忍ばせます。あれだけのダメージを喰らってる中、咄嗟にこんなことが出来るなんて・・・愛梨ちゃんマジ良い子!!
澤田・再登場
愛梨救出後。
手がかりを求めて、1話で自宅玄関で拾ったメモに残された電話番号に連絡をしてみる悟。電話先は・・・佐知子のかつてのTV石狩の同僚・澤田でした!怪しい奴リストに入れてて正直スマンかった。警察に追われている悟とも面会し、「あの人は、自分を殺すような息子を育てないからさ」という言葉をかけてくれた彼。これで犯人だったら人間不信になりそう・・・(最初のカットで目が赤かったのがちょっとドキドキですけど)。
佐知子が真犯人に気付いた直後に電話をかけていた人間、つまり生きている彼女と最後に話した人物でもあります。彼は18年前の事件の経緯を詳しく教えてくれました。
加代殺害の真相
前回てっきり、母親が虐待の末殺したことは確定だと思っていたのですが、真相は・・・違いましたァァァ!!マジかあああ!!
3月2日の夜。
加代は母親から暴行を受け、あの物置部屋に閉じ込められて凍死・・・したのではなく、実際は22:00~23:00の間に物置小屋から失踪。その証拠に、加代の母親が佐知子に00:30に電話をかけて所在を確認していました。ここら辺も母親と彼氏の男のミスリードかと思いましたが、悟も見つけたあの大人の足跡・・・あれは白鳥家のゴム長靴の跡と判明。しかもさらった後は、業務用冷凍庫で霧吹きを使って凍死させ、再び物置小屋に戻したと考えられているらしい・・・なんてことを!!
真犯人の計画的犯行
ここで澤田から、この事件の前にも似たような児童殺害事件があり、いずれも犯人がスピード逮捕。その犯人は犯行を全面否認している・・・というケースが多発していることを聞きます。
彼が推測する事実。それは
真犯人はスケープゴートに罪を着せながら犯行を重ねているということ!
写真を撮ったのも、凍死に見せかけたのも、白鳥家に様々な証拠を残したのも、全てはユウキさんに罪を着せる為。大体そんな判別がつくような靴履いて犯行に及ぶわけねーだろうがぁぁ!
さすがのあの母親も、凍死に見せかけて殺すことも、わざわざ佐知子に電話をかけてまで失踪したと見せかけるような偽装工作はしないでしょう。ただ、この時点ではもしかしたら、真犯人がスケープゴートに仕立てようとしていたのは加代の両親だったのかも・・・?もしくは母親が虐待の発覚を恐れ、遺体を隠蔽することで時間稼ぎができることまで計算づくだったのか?その結果、警察に母親を最重要容疑者として怪しませたかったのかもしれません。
広美の死
前回触れられてなかったのでもしや・・・と淡い期待を抱いていましたが、澤田の事件の調査ファイルによると、やっぱり殺されてしまっていたヒロミくん!!(涙)事件の調査では「女児と間違えられて殺された」とのこと。そのため、ヒロミと直接面識の無い5名が最終容疑者リストに残ってしまったらしい。
この容疑者リストにはユウキさん=白鳥潤と、ユウキさんの父親、その他3名(石塔岡、坂上、柳田)の名前が挙げられていましたが、白鳥家以外の人間は悟の見知らぬ人間のよう。あのユウキさんがヒロミくんとは面識が無かったというのが意外。一人きりの子供に声をかけるようにしていたからだろうか・・・。
さらにユウキさんは、
事件の犯人を自分の父親かもしれないと思っていたようで、父親に不利になるような証言はせず黙秘してしまった結果、なおさら立場を悪くしてしまったことも明らかに。
(ヒロミ誘拐事件後、ユウキさんの家の倉庫からはヒロミの遺体の写真が、そして部屋からはロリ系の何かを押収されたとのこと。まさか「美少女」とか「制服図鑑」だけでロリと判断されてしまったのだろうか・・・?倉庫はともかく、部屋に直接侵入したとは考えにくい気もするが・・・)
悟はこれらの情報から、ヒロミが殺害されたのは犯人が自分を容疑者から外す為のミスリードだと確信。たったそれだけの為に殺すなんて真犯人マジ外道!!
だとすれば真犯人は、ヒロミが死ぬ前・・・5名に絞られる前の「容疑者リスト」に名前がある人物だが・・・!?
それはそうと、オサムに「ブスと手を繋ぐよりヒロミの方がいい」と容姿を褒められてこの反応・・・最高じゃないか
新たな味方・愛梨の母(CV:中根久美子)
ここにきてまたまた新キャラ登場!しかもそれは・・・愛梨のオカン!かつては父親を信じ切れなかったオカンですが、そのことの後悔からか、愛梨を信じ唯一の味方となってくれます。一緒に住んでいないことから仲が悪いのかと思っていましたが、とんだ杞憂でした・・・。
それにしても髪を下ろした姿は愛梨にそっくり。母親似なんですねぇ。でもいくらソックリでも17歳の娘の影武者になるとは凄い度胸だぜ。
面会に来た澤田と出会ったことで何らかのフラグが立った様にも思えますが、このコンビでこれから事件に関わったりするのかな?
逮捕されてしまった悟
愛梨を尾行していたのか、それとも真犯人からの告げ口でもあったのか?母親に影武者を頼み、病院から逃げ出してきた愛梨と再会したのもつかの間、警察に追い詰められ逮捕されてしまう悟!警察に立ち向かってまで必死に悟を守ろうとする愛梨に「君を信じてよかった」という最後の言葉を残します。
そんな中、傘の影からこちらを見つめる男と目が合う悟・・・それは母親を刺したあの男・真犯人の姿でした!
そして再び、蒼い蝶の幻影が──!?
真犯人の情報まとめ
・真犯人は佐知子殺しの罪を悟に着せる為、悟の行動を監視。バイト先を調べシフト表を見たかして帰宅時間を調べている。
・愛梨の顔・自宅を知っている(愛梨に顔を見られている可能性が大)
・佐知子と知り合い?双方とも顔をよく知っているぐらいの間柄だと思われる。
・白鳥家の情報を得る事が出来る人物
・ヒロミの性別を知っている。(それどころか「ヒロミが女の子に間違えられるくらい、仕草や言動や見た目が可愛い男の娘」というところまで知っている)
・18年前の事件で加代が殺害された時点では容疑者の候補に挙がっており、ヒロミが殺されたあと容疑者からはずれた人間が真犯人
・メガネをかけている?
佐知子に誘拐未遂を見られてからわずか1日ほどで、悟という息子の存在や、たまたま今だけ同居しているという事実を調べ上げるなど、犯人の情報収集能力はちょっと尋常じゃないように思います。そうすると真犯人はやはり「佐知子に悟という息子がいる」ことは既に承知していたように思えますね。佐知子の本当に個人的な知り合い、というワケではなく、悟も含めた知り合いなのではないでしょうか。
愛梨が怪しと思い、そして視聴者からも絶大な不審を誇るのは、顔が一切映らない謎の議員・西園先生でしょう。バイト先に自由に出入りでき、権力もあり、なんなら警察だって動かせるかもしれません。「西園」という苗字は澤田の容疑者ファイルには無かったようですが、これは婿養子か何かで苗字が変わった可能性アリか・・・?
加代の事件については、悟があれだけ手を尽くしたのに殺されてしまったという事は、加代を随分前からターゲットにしていたこと、更にずっと執拗に家庭環境を調査できる立場にいたということ。加代が虐待を受けていたこと、気付いていたのは色々と調査していた学校関係者ぐらいなんじゃ?
さらに今回、「ヒロミの性別を知っていること」という条件を加えると、俄然怪しさを増すのが担任・八代の存在。彼なら加代の家庭環境から加代殺害の罪を両親に着せることも、そして児童たちの情報からユウキさんに罪を着せることも出来るのではないでしょうか?
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【最後に!】
加代の死は連続児童誘拐事件とは関係無しに両親が・・・と思っていたら、まさかの展開でした。真犯人に通じる情報も続々と増えましたが、ここでリバイバルとは!果たして来週、悟はどの時系列まで戻ってしまうのでしょう?これはもう全裸待機するしか・・・!!
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