アクション ★★★★
テンポ ★★
十本刀の出番 犠牲になったのだ・・・
結論:CM多過ぎだっつーの!
2014年 日本
監督:大友啓史
/主要人物/
■緋村剣心(演:佐藤健)
前作で海へ飛び込んだ後、謎の男に拾われ救われるが・・・。
■比古清十郎(演:福山雅治)
"剣心"の名付け親にして剣の師匠。
■斎藤一(演:江口洋介)
明治政府の警官でかつての剣心の敵。
今作ではなかなかおいしい役どころ。
■四乃森蒼紫(演:伊勢谷友介)
抜刀斎と決着をつけるため一騎打ちする。
最終戦に駆けつけてくれた。
■志々雄真実(演:藤原竜也)
明治政府を脅迫し、戦艦で攻めてくる。
炎の剣とか厨二心をくすぐる。
最大の見所:福山雅治さんのレア感
作中最大のチートキャラである剣心の師匠・比古を演じるのが福山さんという、キャラに似てるとかそういうレベルではない、キャスティングのレア感。
無理やり似せにいかなかったのは逆に良かったと思う。あの白マントは実写じゃ無理だ・・・
ストーリー構成は・・・
アクションがメインではない部分が多いので3作の中では一番テンポは悪いかもしれない。また原作との相違点も一番多く、翁が死んでしまう展開などは評価が別れそうなポイント。十本刀も出番が大幅に削られているため、宇水VS斎藤や左之VS安慈の戦いが一瞬で終わってしまうのも、アニメや原作マンガを毎週追っていた自分には、やっぱり淋しいなぁと思ってしまう。
まぁでも宇水VS斎藤のあの一瞬でやられる見事な噛ませ犬っぷりは、ある意味で原作を忠実に再現してたと言えなくもない。爆笑した。
しかし最終戦──
剣心と左之と斎藤と蒼紫と4人同時って!
志々雄様マジラスボス。
そしてそんな志々雄にも実は一人で勝てるとか師匠マジチート。
まさにジャンプの王道展開!今までのライバルと共に戦うというシーンですが、4人同時ってのがいいですね、見た目が!!これはこれで良かった。
戦いの後それぞれが仲間に支えられ去っていくけど、何気にぼっちな斎藤さんにちょっと笑ったり。でも妻帯者だから!!仏みてぇな奥さんがいらっしゃるから!!
個人的な不満
CMの多さにはちょっと辟易した・・・せめて・・・せめて由美のシーンの直後のはどうにかならんかったのか・・・見せ場が・・・
あと前半の奥義習得の演出はアニメの演出の方が個人的には良かったなぁ。アニメでは薫やみんなの顔が次々にフラッシュバックしていくんですよね。でもそれはアニメならでは演出だから、実写では再現不可能なんで仕方ないんですが。
最後に!
原作との相違部分の多さなど色々と賛否は分かれる三部作のラストではありますが、個人的には締めるところは締めたラストだと思います。プロポーズで終わるとかね!ベタだけどいい、いいよ!!
そしてCMの多さとかに文句言っちゃったけど、3週連続&ラストをノーカットで放送してくれた金曜ロードショーには感謝しなければ!
次は進撃の巨人をオナシャス!!
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