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びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る

傷物語 冷血篇 感想(ネタバレあり)~堀江さんに「私のおっぱいを揉んでください」って言わせたいだけの人生だった。

映画 映画-アニメ映画 物語シリーズ

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傷物語〈Ⅲ冷血篇〉のネタバレありの感想です。
原作未読の方、映画未視聴の方はご注意!

エロ度 ★★★★★
グロ度 ★★★★

羽川ちゃんのおっぱい ノーブラやっほぉぃ!!
結論:グロ→エロ同人→生首祭り。

2017年 日本
総監督:新房昭之

これは。
つけあって、
を舐めあい、
モノになった者たちの、誰にも語られぬ《物語》──

ギロチンカッター、出番終了!

前作のラストで羽川を人質にとったギロチンカッターを圧倒した阿良々木暦。今作は彼が四肢を取り返し、さらに忍野がこっそり抜き取っていたキスショットの心臓も受け取って、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを完全復活させたところからのスタート。

序盤は「これで人間に戻れる」と思っている暦と、キスショットとの最後の語らいが描かれる。

傷物語 冷血篇

一人目の眷属の思い出を語るシーン。
「古傷物語」と称して紙芝居風(?)に初代怪異殺しとの思い出が語られるが、この時の演出はアニメ「終物語」のしのぶメイルのOPと同様のもの。

そしてその後はどんでん返し・・・傷物語の中で最もグロいであろう「ギロチンカッターがキスショットに喰われる」という衝撃シーンが登場。年齢制限的に大丈夫なんだろうか?とハラハラしたが、この場面を含め全体的にグロ描写は多めなものの、肝心のギロチンカッターの生首はCGで描かれるなど、生臭さや残酷さは画的に抑えるような工夫がされていた。

この時の暦の絶望っぷりや心理描写にはかなりの時間を割いており、それまでのロリ→中学生→高校生バージョンの歴代キスショットとお花畑のような場所で逢瀬を楽しむ、お気楽な暦の脳内妄想とのギャップが過剰なまでに演出されている。

中盤はただのAV

人が死んだことで、キスショットの吸血鬼としての性(さが)を、そして自分がしでかしてしまったことの重さに気付いた暦。中盤は「もう死ぬしかない」と自殺を決意し、最後に羽川と連絡をとる・・・という中盤の展開。

ここではなんと、羽川と暦のキスシーンが生々しく描写されている。
もちろん暦の妄想の中の出来事であり、キスのあとは唇ごと羽川を喰らうというグロシーンでもあるのだが・・・原作を読んだ時「なんでコイツ羽川とくっつかねぇんだよ!?」と思ってたので、テンションがかなり上がった。

その後は、「体育倉庫に呼び出される」というエロ同人誌みたいなシチュエーションのなか、暦の自殺を思いとどまらせ、「胸を揉ませてくれないだろうかッ!!」という暦の願いのため、文字通り羽川ちゃんが人肌脱ぐシーンに。

傷物語 冷血篇 羽川 おっぱい

もうこの後の展開はただのエロゲっつーか堀江由衣さんになんてこと言わすんだありがとうございますっ!!

正直この体育館倉庫のシーンは堀江由衣さんのエロさしか耳に入ってこない。途中途中の「あッ!」がやらしすぎる。そして神谷さんの「どこがエッチなんだ?」のゲス加減も素晴らしかった。でもデカいスクリーンにいい音響で観ると耳レイプ感が凄いぞ気をつけろ!!

この後のチキン呼び連発など、全体を通してみればこの一連のシーンは、グロ&シリアスムードで始まった序盤の合間にある唯一の笑いどころという、休み時間みたいな役割もあったんだろう。でも絡みをガチっぽく描いたのは、サービスシーンという意味合いだけでなく、羽川が本当に本気で、暦を生かすためなら抱かれる覚悟があったということを印象付けたかったのかもしれない。それにしてもエロすぎたが。

体育館での決闘シーン~そして生首祭り

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後半は暦とキスショットのバトルシーンが中心。
原作でも体育館だったが、国立競技場のような場所で繰り広げられる、人体がバラバラになりながらの決闘シーンは結構エグい。過度に残酷にならないようにか、まるでB級ホラー映画の切り株(※首がスッポーン!と刎ねられるアレ)の如く、互いの首がスポスポ飛び、再生を繰り返すたびに幾つものキスショットの生首が笑いながら転がっていく様はとんでもなくシュールだった。

「しのぶメイル」視聴後に観るのがおすすめか。

完全体になった自分を暦に殺させることで、暦を人間に戻すつもりだったキスショットの企みに気付いたこと。忍野に「みんなが幸せになる方法を教えてくれ」「そんなものあるわけないだろ。バカじゃないの?」というやりとりや、最後には「みんなが不幸になる道を選ぶ」という展開は原作と同様。ラストカットは暦が痛々しい笑顔を向けるところで締められていた。

冷血篇自体は序盤に暦の絶望を描き、中盤がエロ&ギャグ、後半にアクションとバランスよくまとめられていた。初代怪異殺し関連の演出も多いので、アニメ「しのぶメイル」を見た後の方が一層楽しめると思う。

全編通してみても3部作にする必要があったのか疑問は残るが、シャフトの実験的ともいえる演出や羽川ちゃんのおっぱいをスクリーンで見れたことは幸せだったといえる。

日本の国旗は何を象徴していたのか

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三部作通して繰り返し、大量に登場した日本の国旗。
当初は単に「日の丸部分=血の一滴」を象徴しているのかと思っていたが、冷血篇での体育館での決闘シーンで、「日本代表選手が入場~」というオリンピックらしきナレーションが入る演出があった。これは暦しかキスショットを止められる者はいないという暗示だったのかもしれないが、暦が一人目の眷属と同じ日本人であることを強調しているように思えた。だとすればあの画面を埋め尽くすように描かれた国旗は、キスショットにとって『日本』という国が特別だったという象徴かもしれない。

キスショットが死に場所を求めて日本にやってきたのは、初代怪異殺しに会ったのがここ日本であり、終物語でも触れられたように、塵となって漂っていた初代怪異殺しが再びこの街に集まっていたからである(冷血篇では、キスショットが四肢を奪われる直前、地下鉄で初代怪異殺しの姿をみかけるという回想シーンが描かれた)

旗には弔いの意味もある。
キスショットがここを人生の終着点と決めた・・・そんな意志も込められていたのかも。

最後に

しのぶメイル以外にも、キスショットが人間だった頃のお話が描かれた「業物語」を読んだ後だと、彼女がどんな思いで吸血鬼になったのか?など色々な伏線があったことがあらためてわかるので、冷血篇もかなり楽しめました!アニメで終物語を全部視聴した人間には、初代怪異殺しとのシーンが追加されていたのは本当に嬉しかったです。

ヘリの音や赤ん坊の泣き声など印象的な演出が多かった傷物語。日本の国旗の解釈は妄想みたいなものですが、羽川ちゃんのおっぱいばっか観てて拾いきれていない部分も多いので、あとはDVDを待つばかり・・・。これで映像媒体の物語シリーズはしばらくお休み?かと思うとやっぱ淋しい。結物語、はやく読みたいなぁ~。

↓結物語感想はこちら!※ネタバレあり。ご注意!

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