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テイルズオブベルセリア レビュー感想⑩(ネタバレあり)~すべてのはじまりの場所・・・因縁の地、再び!

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物語もいよいよ中盤!
アイフリード海賊団も、トカゲ男に首なし鎧、ロリに人妻とよりどりみどりの大所帯になって参りました!・・・が、次の地脈点はまさかの・・・!?

※ストーリーのネタバレあり!
※TOZはプレイ済み。

【今回のあらすじ】
ま た 欝 か。

数え歌の2番

ベルベットたちが地脈点を探している間に、グリモ姐さんが古文書の2番を解読。そこには、世界が穢れに満ちた時、カノヌシが人に「いきどまり」をもたらす・・・というような内容が!

だが本当にカノヌシが人間を滅ぼすようなものなら、あのアルトリウスが復活させようとするはずがない。続きが気になるところだが、手に入れた古文書にはそこから先は載っていなかった。どこかで完本を見つけなければ・・・。

アバル村へ

次の地脈点・・・
そこは、ベルベットがライフィセットと暮らしていた村だった。全ての始まりの場所・・・鎮めの祠に喰魔がいると睨み、向かう一同。

普段は霧が出ない海域で濃霧に出くわしたものの、無事にタリエシン港へ到着。だがそこでベルベットは、ニコが港にキャッシュを売りに来ている」「いなくなった友達を探している」という話を聞く。

なんと、「アバル村は業魔に襲われたものの、アルトリウスが助けてくれたおかげで村で死人はでなかった」というのだ。

いまもアバル村の住人と交流がある、信じられないなら村へ行くといい・・・と語る人々。信じられないという思いでアバル村へ向かうと、聞きなれた少女の声がする。

そこにいたのは、3年前、ベルベットが喰い殺したはずのニコだった!泣きながらベルベットに抱きつくニコ。そして彼女が向かったその先には、かつてと少しも変わらない、穏やかなアバル村の姿が・・・。

ベルベットを見て、口々におかえりをいう村人たち。今までアルトリウスを信じなくて悪かった、帰ってくるのを待っていた・・・と謝罪の言葉をかけられる。さらに、死んだはずの弟が生きているという信じられない事実まで告げられる。

どうせ幻覚・・・と思いつつ、3年ぶりの我が家へ。そこには、あの日以来ずっと寝込んでいるという弟の姿があった。

その温かさは幻覚ではない──。
ニコに弟の看病を任せ、買出しにいくベルベット。その表情は、業魔になる前の・・・素朴で優しい、弟思いの、普通の少女のものだった。

弟のための料理をたくさん作り、幸せそうな"お姉ちゃん"。
だが、ライフィセットのほっぺについているプディングのかけらを食べた瞬間・・・

夢の終わり

夢の時間は終わった。

ベルベットは夢の中では味がわかる。
そして、さっきつまんだプディングは確かに甘かった・・・。

ここが夢だと気付いたベルベットは、再び業魔と化した村人を倒し、鎮めの祠で喰魔となってしまっていたニコの飼い犬・・・オルとトロスを倒す。

「夢の霧」で幻をみせていたのは、メルキオルだった。彼はベルベットの家でみつけたアルトリウスの本・・・完本の古文書を回収し、角が生えた強力な業魔を操って逃げてしまう。

手がかりは失われたと思われた。
だが。
誰もいなくなった現実の村で、古文書と同じ本を見つけたベルベット。

それは3年前のあの日。
櫛の代金と引き換えに、弟が売った古文書の『写本』だった・・・。

最後に

古文書はアルトリウスの師・クローディンが書いたものらしいですが、どうやらメルキオルは彼の友人のようですね。しかも相当大切な。
それにしても序盤の写本のエピソードがこんな伏線で回収されようとは・・・やるなァ・・・!

でもメインストーリーはしっかり作りこまれているというのに、なぜ、なぜこんな悲しいイベントのあとに、港で漫才イベントが発生するのだろうか・・・。

↓次回のレビューはこちら!