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びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る

【映画】サプライズ ネタバレ感想~平和な一家を襲う殺人鬼!果たして彼らは生き残れるのか!?

ホラー映画 映画

サプライズ [DVD]
──YOU'RE NEXT──
(次はおまえだ)

※この映画はネタバレ無しの方が圧倒的に楽しめる映画です。未視聴の方は非推奨。これから視聴する予定がある方はhuluとかで見てから読んでね!

恐怖度 ★★
B級感 ★★★★★
結論:ヒロインの存在がサプライズ。

原題:You're Next
2011年 アメリカ
監督:アダム・ウィンガード

※ラストのオチ、及び死亡者のネタバレあり!ご注意!
※あらすじを飛ばしたい方は目次から。

目次

ストーリー(ウソはいってない)

とある閑静な田舎町にある別荘。
両親の結婚35周年を祝う為に久々に集まった兄妹たち。それぞれのパートナーと共に、楽しい晩餐会が始まった。
しかしそこに、突如アニマルマスクを被った殺人鬼が襲来!幸せな食卓が一瞬にして鮮血に染まる。

果たして、殺人鬼たちは生き残ることができるのか!?

登場人物紹介

■エリン(吹:佐古真弓)
次男の彼女。
この映画のヒロイン。

■クリスピアン(吹:福田賢二)
エリンの彼氏。次男坊。
両親の結婚35周年記念晩餐会にエリンを連れてきた。
顔は丸くないしデブじゃないよ!

■ドレイク(吹:鈴木正和)
クソうぜぇ長男。
弟や妹に何かと口出しする典型的なイヤなヤツ。

■ケリー
ドレイクの奥さん。
これ以上書くことがない。意味はわかるな?

■フィリックス(吹:伊藤健太郎)
一家の三男。末っ子。
途中でヒロインの強さにビビりまくり自分は逃げるヘタレ。

■ジー(吹:牛田裕子)
フィリックスの彼女。
服装も態度もパンク。

■エイミー
一家の長女。
野郎3人に女の子が1人という家庭で両親から寵愛されているからか、出会ったばかりの人にまで抱きついて喜ぶなど愛情表現が子供っぽい。

■タリク(吹:前田一世)
エイミーの彼氏。
職業は映画監督で、ドキュメンタリーを撮っている。

■オーブリー(吹:高島雅羅)
一家の母親。少々病んでいる。
別荘を掃除中、誰もいないはずの2階から物音がしたことで、すぐに夫を連れて逃げようとしていた。
・・・惨劇を防ぐまであと一歩だった。惜しい。

■ポール(吹:野島昭生)
この一家の父親。
結婚35年目だが夫婦円満である。
最初に別荘に訪れた時、なぜかカギが開いていたことをリフォーム会社のせいだと思い込み、オーブリーから「2階に誰かいる」と言われた時も大して気にしておらず、部屋をちゃんと見回らなかった。

・・・この時が最後のチャンスだったのに。

■殺人鬼(吹:???)
突如現れた謎のアニマルマスクたち。「JUDGE」のパクリではない。冒頭で隣人を殺害した時に残した「You're Next」(次はお前だ)という言葉通り、その後ポール一家の食事会を襲撃、殺人を繰り返す。一体彼らの狙いは何なのか?

因みに彼らの仮面はそれぞれ「トラ」「キツネ」「ヒツジ」。

あらすじ(死亡者名鑑)

1人目

トップバッターは妹ちゃんの彼氏・タリク。

ドキュメンタリーの映画監督という職業からか、長男と次男による口喧嘩の最中に、一人だけ外の様子に気付いた真っ当な人間だった。それ故に真っ先にクロスボウで狙撃される。(おまけで長男の背中にも矢が刺さる。死んでないけど。チッ!

2人目

死者がでたことでパニックの中、彼氏そっちのけでヒロインが場を仕切り、冷静かつ的確な指示で椅子を盾にすることにより全員が食堂から脱出。

しかし有能ヒロインが外は危険と訴えるも、金持ちすぎて頭が沸いている一家は「全力で走れば車まで間に合う!」とトチ狂ったことをいいだす。

そこで妹・エイミーが、「私が一番速い!」と裸足でやる気満々の助走を見せつけそのまま玄関を飛び出すも、ワイヤートラップで首なしライダーみたいなことになってしまう。

さすがに首は落ちなかったものの、あえなく彼氏の後を追ってしまった。

3人目

目の前で娘が無残に死んだことで元々病気だった母・オーブリーが限界に。

ここで一家の大黒柱で夫である・ポールが、どこからか殺人鬼が狙っているこの状況で、妻を一人で部屋で寝かせておくという愚行を犯す。

最初に家に鍵か掛かっていなかったこと、家に誰かいたかもしれないというフラグを見事にスルーしたツケは大きく、妻はベッド下にいた狐マスクの餌食となった。

この惨劇と同時刻。
死人が相次いでも冷静なヒロイン・エリンが、妨害電波により通じない携帯電話にもめげず警察に緊急メールを送るなど、尋常ではない対応の速さをみせていた。

さらに家中の窓を自らチェックし防御を固めていた際、キッチンの窓から殺人鬼2に襲われるも、自衛のため持っていた包丁で虎マスクの腕をブっ刺し撃退する。

・・・ここまではまだ、ホラー映画のお約束「いざ襲われると強い系ヒロイン」かと思われた。

4人目

次の犠牲者は長男の妻・ケリー。

オーブリーが死んだベッドの下で犯人を発見したケリーは、パニックを起こし外へ逃走。隣家に助けを求めるも、隣人は既に惨殺されている上に、外回り担当(クロスボウ襲撃犯)の羊マスクに斧でゴルフスイングされてしまった。

一方家では、
ヒロインの彼氏であるクリスピアンが、「外に出て助けを呼んで戻ってくる」とようやく男気を見せる。愛する彼氏と涙ながらに別れのキスをし、ようやくヒロインらしい姿を見せてくれたエリンだったが・・・。

5人目

その後、さきほどヒロインに腕をブッ刺された虎マスクが、わざわざケリーの死体を持って別荘へ襲来。ヒロイン危うし!と思われた。

だが!
さっきまでのしおらしさはどこへやら、見事な金的を喰らわせのち、たった一人で虎マスクを撲殺!!・・・そこは締め上げて残りの犯人を見つけた方が良かったんじゃ・・・。

※因みにこの時、襲撃にビビって逃げた末っ子・フィリックスと彼女のジーは、最強すぎるヒロインにドン引きしていた。

これで残る殺人鬼はあと2人となったが・・・

6人目

妻を亡くし憔悴しきった父・ポール。
見た事にして探さなかった2階の部屋で、犯人が長い間潜伏していたような痕跡を発見。殺人鬼が最初から自分たちを狙っていたことに気付くも、潜んでいた狐マスクに殺される。(夫婦揃って同じ犯人の手に掛かってしまった)

狐マスクと対峙してしまうフィリックスとジーだったが・・・

ここで、フィリックスとジーが犯人の一味だったことが発覚!
彼らは裕福な両親の遺産を目当てにアニマルマスクたちを雇い、自分たち以外の親戚を皆殺しにするつもりなのだ!

矢を受け失神している長男をのぞき、家の中にいるのがヒロイン以外全員犯人というとんでもない構図に。

驚愕のヒロインの過去

今度は羊マスクが別荘に合流。
自分の兄だったらしい虎マスクの死体を見て、むせび泣きながらヒロインを殺そうとするも、目覚めた長男に気を取られた隙をつかれ、ヒロインに敗退。外に逃げ帰る。

その後ヒロインは集めた材料で「誰でもカンタン!板に釘だけで作れるデストラップ☆」を作り始める。

どう考えても普通の大学生じゃねーだろ!
という視聴者のツッコミを受け、ここでヒロインの過去が判明。

実はヒロイン、サバイバル・キャンプの出身。
彼女は「世界の終末ガー」を本気で信じ込んでいたイカれた自分の父親から、一人でも生き残れるようにと15歳まで様々な訓練を受けていた。俗に言う逸般人である。

叩きこまれたサバイバル術のレベルは相当なもので、狐マスクに襲撃された時も、咄嗟の状況判断で2階から窓を突き破って飛び降り難を逃れる。

7人目

だがさすがのヒロインも、ジーとフィリックスが犯人の一味だとは気付けず、矢が刺さったのに割と元気な長男・ドレイクとフィリックスは二人だけで地下室に。ヘタレな末っ子もさすがにこの状況を逃さず、自分の兄をドライバーで刺しまくって殺害する。

襲撃されたヒロインは片足を負傷しながらも、すぐに家に戻り隠れていた。そこで、フィリックスとジーが犯人の一味と会話していたころから、すぐに状況を把握。

そしてここからヒロインの無双が始まる。

もはやホラー映画ではない。

8人目

狐マスクに発見され窮地に陥るも、喉仏という人体の急所を的確に突き、もう殺される気がしないヒロインはそのまま逃走。ついでに先ほど自分が設置したデストラップで釘を踏み抜いてしまった羊マスクをブチ殺す。

「森の中に逃げるだろう」という心理を逆手に取って、フィリックスたちを撒いたあとは別荘にすぐ戻ったヒロイン。「玄関のドアを開けたら斧で脳天カチ割るぞ☆」というホームアローンも真っ青なトラップで犯人を待ち受ける!

9人目

しかし、一番出来そうな雰囲気をかもし出していたリーダー格の狐マスクは、玄関からではなく割れた窓から侵入。お手製のトラップはあっさりとかわされる。

しかしそんなアクシデントもヒロインの敵ではない。地下室を暗闇にし、持っていたデジカメで即席の罠を作り、あっさりとリーダーも撲殺した。もはや狩られているのはヒロインではない、犯人なのだ!

最終決戦

手負いのヒロインVSフィリックスとジー

さすがに二人相手は分が悪い・・・と思ったけどそんなことなかった。

凶器:ミキサーって斬新。

ラストのオチ

ネタバレを表示

犯人を殺し尽くしたヒロイン。
その時フィリックスの携帯に電話が掛かってくる。電話の主はクリスピアン。彼は助けを呼びにいった・・・のではない。フィリックスと共に遺産目当てに殺し屋を雇ったものの、途中でビビって逃げただけだった。彼もまた犯人の一味だったのだ。

全てを知ったヒロインと対峙するクリスピアン。
彼は「異常者が隣人と自分たち以外の親戚を殺害。ジーとエリンはその証言者にするために生かしておくつもりだった」・・・傷つけるつもりはなかった、とムダな言い訳をしまくった元彼氏は、そのままヒロインの手によって屠られた。

しかしその直後、銃弾がヒロインを貫いた。
ヒロインが送った緊急メールを受けやってきた警察が、クリスピアンを殺しているヒロインを危険人物と判断し、撃ってしまったのだ!

職務に忠実な警察官は、そのまま玄関のドアを開け──

感想!

皆殺しにされるのは殺人鬼たちの方でした☆というお話。

意味ありげなパッケージや「サプライズ」というタイトル・・・レンタルショップに並んでいるのを見た時は、「閉鎖空間に集められた一般人が殺人ゲームに巻きこまれるお約束映画」だと思ってました。

それがスリラー映画の仮面を被った最強ヒロインの無双映画だったとか・・・!正直全っっく期待せずに見ましたが、huluに加入してて良かったと思えるぐらい面白かったです!(笑)やっぱり喰わず嫌いはいけねぇや・・・。

舞台設定も序盤の雰囲気も、全ては「詐欺だッ!!」と視聴者に言わせる為の伏線。原題を「サプライズ(主に犯人側の)」に変更した邦題はいい仕事してたと思います。ラストのオチにもかかってますしね。

初見では「この一家バカなんじゃないの!?」と行動にツッコミしまくってましたが、見返すとそれとなく誘導されている場面も多かったです。(父ちゃんが犯人が潜んでいる部屋を調べようとした時に止めたのはクリスピアン、エイミーの時も、「全力で走れば間に合う!」とワイヤートラップに向かって全力で走るよう促してたのはフィリックスだった)

ヒロインの最高に強引な設定とテンションだけで作られたなんちゃってスリラー!B級ホラー好きにはたまらない作品でした!

~こんな人にはオススメできません~
■純粋にサスペンスを期待していた方。
パッケージを見てSAWのようなシチュエーション・スリラーを期待していた人は、DVDをブチ割りたくなること必死。

最後に

この映画のパッケージで「JUDGE」を思い出したのは自分だけじゃないはず。

この作品、レンタルDVDには日本語吹き替え版がついていないので、映画は吹き替え派という方は字幕と吹き替えが両方あるhuluで見るとよいと思います。

しかし「見る人を選ぶ映画」で、さらに「何の前知識もない状況で見るのが一番楽しめる映画」ってオススメしづらいのが難点ですね・・・。

↓こっちの邦題もステキ!

↓ノリは一緒。