ドラマ「リバース」7話感想。
あらすじ、本編のネタバレありなのでご注意！※原作は未読の状態で視聴してます。
結論：デスヨネー！！
７話のあらすじ
広沢の親友と和解した深瀬は、彼から広沢の彼女が「川辺」という名前であること、そして現在、彼女が東京の八王子の救急病院でナースをしていることを突き止める。その後東京に戻った２人は意識を取り戻した谷原と面会。事件当日、証拠を消していた時にてんとう虫に３０と書かれたキーホルダーを谷底に投げ捨てたという情報を得る。そして川辺の写真を見せて見覚えがあるかを問い詰めるが、野球部の飲み会のあとの記憶がない、何も覚えていないと頑なに拒否。警察には駅のホームにいたところまでは覚えていると証言していたのだが･･･。
その後、明日香からの連絡で、些細な言い争いで家を出た谷原のもとを尋ねる深瀬。酒を飲んで騒ごうとしている谷原を思わず怒鳴りつけてしまうが、谷原が飲んでいたのは酒ではなくレモンスカッシュだった。谷原と仲直りをした深瀬は、谷原が実は事故の直前、野球チームのマスコット的な存在だった女の子と一緒にいたことを聞く。谷原は彼女を巻き込みたくなかったことと、妻の明日香にやましい関係なのかなど問われたくなかったため、覚えていないと嘘をついていたのだった。
翌日。
深瀬は広沢の彼女を探し回り、八王子中の病院を探す。そこで写真の女性を見つけるも、彼女は「川本」という一時広沢の彼女だっただけで、実際に結婚まで考えていたのは同じ「かわちゃん」というあだ名だった、彼女の隣のクラスの『河部』という女性だったことが発覚する。
その後、自分の妻に監禁されていたものの無事見つかった村井、退院した谷原、浅見が深瀬のアパートにやってくる。そして広沢の親友から送られてきた卒業アルバムにのっている広沢の彼女である「河部」の顔を４人で確認することになった。
そこには、
谷原が事故直前一緒にいた野球チームの女の子であり、村井のボランティアスタッフであり、そして深瀬の彼女である、「河部美穂子」の写真が載っていた･･･
感想：谷原のイベントも終了し、いよいよ最終局面へ！
まぁーそーなるよネ！
･･･という展開でした。
ストーカー云々とかまで含めて自演だったのでしょうか。まさか「川本」と「河部」を間違えてましたなオチになるとは･･･（とはいえ、女子生徒のあだ名で苗字に「川」があるから「かわちゃん」が２人いるとかはちょっと無理があるような。普通名前じゃね？？）
大きく展開が動くというよりは、最後に深瀬がいっていたように、「ひとりひとりが色んな面を持っている」という主題になっていたお話でした。フザけているようで広沢の死がこたえていた谷原や、あんなに怪しんでいた小笠原が、反省しているという一言で、広沢の母親を疑っていた深瀬をあっさりと赦すような人物であったり、ヤンデレ監禁というテンプレをやってのけた村井の妻が実は密かに離婚を考えており、結局は村井にギリギリまで追い詰められていた側面があったことなど、一人の視点からではわからないような人間模様が明らかになったお話でしたね。あと莉子ちゃん！あの時、深瀬にビール缶を投げつけたのは、大人の男性に飲酒の事実を気付いて欲しかったからだったんですね！さすがに毎年恒例レベルになってたらそりゃあ生徒側からはなかなか告発は･･･でもなんとかしたいとずっと思っていたとか、ほんまええ子やったで･･･。
結局７話では、最初からかなり怪しい美穂子が予想通りに広沢の彼女だったという展開となりましたが、肝心の「広沢を殺したのは誰か？」という大きな謎は解けていません。
もうこうなったら怪しいのは明日香か、ぶっちゃけ深瀬しかいない気もするんですが（あの直前に渡したコーヒー入りの水筒がやはり気になる）、てんとう虫のキーホルダーが一体なんの鍵だったのか･･･それが解れば、事件の真相が見えてくるのかもしれません。
最後に！
結婚を考えていた男性を奪われた美穂子。深瀬に近づいたのも、やはり探りをいれていたことが明らかになりましたが、元々事故のことできまずくなり、連絡もとっていない４人。それぞれに接触しようとも、自分の存在を感づかれることはない･･･と確信していたのかもしれません。
谷原と社会的制裁を受けている村井をのぞき、残りは深瀬と浅見ですが、今さら深瀬に復讐するとも思えないですし、あとは浅見が来週はターゲットになってしまうのかな？すでに十分反省している浅見。本当に取り返しのつかないことになる前に、とめられるといいのですが･･･
↓前回の感想！
