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サクラダリセット 8話感想~30年越しの恋の行方・・・魔女と岡絵里、両方を救うことはできるのか?

サクラダリセット8話感想

アニメ「サクラダリセット」8話感想!あらすじ・本編のネタバレありなのでご注意ください。

※原作、実写映画版ともに未見の状態での視聴。

結論:委員長ちゃんの伏線が!!

8話のあらすじ

敗北

ケイを写真の中に閉じ込めた絵里は、美空に「自分と美空はずっと昔から仲のいい友達だ」という偽の記憶を植え付けようとする。だが、それを先読みしていたケイが偽の記憶を否定する録音を美空に残していたことで計画は失敗。さらに美空に能力を使ったことで前に使った記憶操作が無効となり、リセットの能力を取り戻すことに成功。村井の手助けもあったことで一旦はひくものの、絵里はもっと強い力を求めて魔女の元へと向かう。

8月9日:水曜日(2回目)

本来なら佐々野から「マクガフィンを譲ってくれ」と頼まれた日だが、ケイの元に「今すぐ私に会いにきて」という手紙が届く。同封された佐々野の写真の中に入ったケイは、そこで若き日の魔女と出会う。だがその魔女は「こんな未来は知らなかった」といい、どこかの写真の中の自分が"計画"を破綻させるために、自分を裏切ったという。

彼女はこれから28年間、死ぬ直前まで管理局に捕らわれる。が、最後の1週間は管理局を抜け出し町を出て恋人と再会する計画を立てており、そのためにケイと岡絵里を利用していた。

だがその計画が成功しても、恋人と再会するのは「今の自分」ではない。さらに岡絵里はそのことで管理局と対立してしまうことになる・・・その罪悪感から、写真の中の魔女は、ケイに計画の詳細を教えてくれたのだった。

このままいけば岡絵里は管理局の敵となる。だが岡絵里を止めれば、魔女は恋人に再会することができないまま死ぬ。

誰も管理局の敵にならず、
魔女を救い、佐々野を再会させなければならない──。

ケイは佐々野と連絡をとり、以前と同様、岡絵里が佐々野の元を訪れたことを確認。記憶操作により、写真を全て魔女に送るよう指示されたことで、再び能力が使える状態になっていることを知る。

午後9時。
佐々野や村井を連れ、管理局へ侵入するケイ。管理局員に能力を使おうとする岡絵里を止めに入る際、佐々野の力で管理局の通路の写真を撮影。その写真を持った村井が自身に「能力を消す」力を使ったあと、再び美空のリセットを使う。

8月8日:火曜日(3回目)

村井は能力を発動していたおかげで、記憶と「持っていた管理局の写真」がリセットの影響を受けていなかった。村井から管理局の通路の写真を受け取ったケイは、その写真を魔女に渡すことに成功する。魔女はその写真の中に入ることで管理局を脱出。町を出て、残りの1週間を恋人と過ごすこととなった・・・。

だが町を出る前に、魔女はケイにある未来を教える。ケイが魔女の後継者の問題に関わることになる、と。

ケイは魔女の後継者となる未来を予知する能力者と2年前に会っている。それは2年前に死んだ女の子だと。

そして、もう一度彼女に出会うことになるとも・・・

感想:相馬菫の能力発覚?

てっきり魔女の後継者となるのはケイ&美空コンビかと思っていましたが・・・魔女の後継者は2年前に自殺した相馬菫!委員長ちゃんであることが発覚しました。ずっと未来予知の能力を探しながらも管理局が見つけられなかった、ということは・・・委員長ちゃんの能力は中学に入学して以降に発動したのでしょうか。そして自分の未来を知って絶望して、あの日自殺してしまった・・・?

とはいえ、なぜ1回目では自殺せず、リセット後に自殺したかという謎は解けないのですが。ケイと美空のキスがキッカケとなったのなら、ケイへの恋慕的な意味合いはありそうですが。

委員長ちゃんの能力が本当に魔女と同じ未来予知なのか。能力はいつから持っていたのか。そもそも管理局も、どうやって2年前に自殺した彼女を利用できるというのか・・・

全てはあの佐々野の写真が握っているのかもしれません。

最後に

死の間際にようやく叶う恋、というなんともせつない話だったのですが・・・まわりくどい会話劇はケイたちぐらいの年齢ならまだアリなのですが、さすがにあの年代の子供まで舞台劇みたいな会話していると、本当に現実味がありませんね・・・わざとこういう演出にしているとはおもうのですが。

とはいえ物語も後半戦!委員長ちゃんの能力や死因の謎もラストスパートって感じになってきました。あの謎の管理局の男も再登場しそうな予感ですし、ケイにはどうにかして、ここから委員長ちゃんを救ってあげて欲しい!個人的には展開にもう少しスピード感がでてくれると嬉しいなぁ・・・。

↓前回の感想!