魔法少女育成計画 11話感想!
ネタバレありなのでご注意ください!
※原作は未読の状態で視聴しています。
※今週もグロ注意です。
結論:ルーラ様まじ癒し!!
スイムスイムVSクラムベリー戦!
作中最強キャラであるクラムベリーと、殺害数トップのスイムスイムがついに激突!!あらゆる物理攻撃をすりぬけられるスイムだが、鼓動で相手の場所がわかる上に、接近戦でも最強レベルに強いクラムベリーのスキをつくことができない。さらに、クラムベリーはすでにスイムスイムの弱点を見抜いていた。
物理攻撃は確かにきかない。
だが「姿が見えて声が聞こえる」ということは・・・光と音は透過できないということ!音の波と光による攻撃で、スイムスイムに大ダメージを与えたクラムベリー。
あとはとどめを刺すだけだが、元の姿が小学生なことに若干とまどってしまう。そしてその一瞬のスキをつき、クラムベリーに一撃を入れたものがいた。それは・・・
クラムベリーを倒したのは・・・たま!!
ずっと影に隠れているばかりだったたまが、クラムベリーに一撃を入れる。勿論かすっただけだが・・・彼女の能力は「どこにでも穴を掘れる」。それは人体にも適用される。小さな傷でも、彼女はそこから大穴をあけられるのだ。そして・・・
体に穿たれた「穴」が、クラムベリーを爆散!!
あとにはクラムベリーの下半身だけが残されていた・・・。
ラピュセルを屠り、選抜試験をくぐり抜けて来た最強のマスターを倒したのは、いつも怯えて泣いているだけのたまだった・・・!
たま、脱落
小学生の姿に戻ったスイムスイムを助けたたま。ダメージは大きく、元の姿に戻ってしまっていたが、すぐに魔法少女の姿に変身し事無きを得る。喜ぶたまだが・・・
振り向き様に、一瞬で首を刎ねられる。
何が起こったのか、全くわからないたま。
部下を守り、良きリーダーになるためにまい進していたはずのスイムスイムが、なぜこんなことをしたのか?それは、「魔法少女は絶対に正体を知られてはならない」というルールがあったから。正体を知られた人間を、生かしておく事ができないという思考回路ゆえだった。
何が間違っていたのか・・・。
たまの脳裏に、走馬灯がよぎる。
たまの正体:犬吠崎珠(CV:西明日香)
勉強も運動も苦手で、要領が悪かった珠。それに比べ、優秀な妹弟たち・・・。教育ママな母親に「どうして出来ないのか」と常にプレッシャーをかけ続けられ、苦しい日々を送っていた。そんな珠の唯一の話し相手で味方だったおばあちゃん。「優しい珠ちゃんが大好き」と、自分を肯定してくれた唯一の家族だったが、急な肺ガンで亡くなってしまう。
心を許せる相手がいなくなり、淋しさから「本当に魔法少女になれるなら・・・」と一縷の望みをかけてゲームをプレイしていた最中、魔法少女に選ばれてしまった。
ルーラさまがやはりツンデレだった件
ルーラも回想に登場。
いつもの高圧的な態度だが、話の内容がわからない人間用に、自作イラスト付の「魔法少女への道」という書類を作っていたり、読めない漢字や意味が解らない単語があるとたまに言われると、罵倒しながらも・・・
「・・・で?どこが読めないの?」
と、親切にルビを振り、わからないところはちゃんと説明してくれるルーラさま。口は悪いが、たま本人は彼女のことを親切な友人だと思っていたようだ。
ちなみにこの時のルーラ様は「私をイラつかせるな」とカラミティの口癖を言っている。ルーラにとってカラミティは、よくも悪くも影響を与えた人物だったようだ。
新たなマスターが誕生!
序盤で1話の冒頭の詳細・・・「選抜試験のフリをして、魔法で召還した悪魔が暴走し魔法少女たちが殺されていく様子」が語られていたが、ファヴの「マスターも死亡」というセリフのあとに、新たにクラムベリーがマスターに誘われるシーンがあった。
どうやらこのゲームには、もともと新人魔法少女たちの試験官として「マスター」という役柄があったらしい。最も、現在では意味が180度変わってしまったが・・・。
選抜試験に非協力的だったクラムベリーを都合よく殺害したからか、ファヴは次なるマスターにスイムスイムを選ぶ。スイムも魔法少女の中で一番偉い人と言われマスターになることを承諾するが、変身前は小学生であり、難しい漢字はわからないこと。なおかつルーラの教えを守ることにしか興味がないスイムは、ファヴの言葉をあまり気にしている様子。(ルーラなら部下を死なせずにマスターになれたかな、と考えているシーンもあり、たま殺害後も涙を流していることから、正体さえバレなければたまを守る意思はあったようだが)
リップルの回想
復讐に燃えるリップルは、密かに魔法少女として憧れていたスノーホワイトに「会いたい」とメールを送ってくる。スイムスイムを殺そうとするリップルをなんとかなだめようとするが、そこに現れたファヴがスイムとの決闘の場を用意してしまう。
ゲームは既に4人以下に減り、これ以上殺し合いを続ける必要はない。だが、どうしてもトップスピードの仇をとりたいリップル。
はやまったマネすんなよ。
オレはもう、止めてやれないんだから
実はあのあと、トップスピードの遺体を旦那のもとに届けていた。夢の中でそのことに礼を言われ、復讐に走るなと助言されるも、振り返ることなく、彼女はスイムスイムとの約束の場に赴く。
このままリップルは魔法少女ではなく、ただの復讐鬼となってしまうのだろうか・・・?
最後に!
主人公わりと空気!!
そんでもってマジか、クラムベリーここで脱落!?ウソだろ!?たまが倒すとか思ってもみませんでした。これはクラムベリーの驕りなのか・・・ちょっと考察してみると、スイムとの闘いで爆音攻撃をしていたので、少しの間聴覚が働くなくなっていたのかもしれないですね。それとも、中学生の颯ちゃんも平気で手にかけたクラムベリーも、さすがに小学生を殺すのは気が引けて動揺したのか・・・?いずれにせよびっくりです。あとトップスピードの回想はマジ卑怯。あんなん泣くしかない。内山さんいい芝居するなぁもう・・・(涙)
もう本当に主要キャラしか残ってないけど、これ・・・まさか全滅エンドとかじゃないよね・・・??
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