ユーリ!!! on ICE 10話感想!
ネタバレありなのでご注意ください!
結論:ここに教会がもう建ってた。
第10滑走のあらすじ
今週はいよいよ決戦の地、バルセロナ!
選手たちが最後の闘いの前に思い思いにリフレッシュする姿が、ヴィクトル目線で描かれる休憩回・・・だったハズだった。中盤までは。
オタベック・アルティン(CV:細谷佳正)
カザフスタンの英雄と呼ばれる、絶大な人気を誇るトップ選手。だが表情はいつも固く、あまり他の選手たちとコミュニケーションをとらないため、プライベートが謎とも言われている。だがJJはあっさりとフるくせに、何故かユリオを気にしているような態度をとる。
選手たちの自由時間
12月の激寒な中プールにいたヴィクトル。
そこへ、ハダカで泳ごうとしていたクリストフがやってくる。
大人の色気担当の二人がそろい、一瞬でプールがアダルティー空間になるも、そこでは素直な互いの気持ちが語られ、ヴィクトルもいつも表彰台の隣にいるクリストフのことを、良きライバルだと思っていたことがわかる・・・というとてもいいシーン。
間違っても露出狂の戯れタイムではない。
時差ボケスリーピングビューティーこと勇利は・・・
待ちぼうけをくらったピチットくんが先にサクラダ・ファミリアを観にいっちゃったことも知らず、眠り続けていた勇利。だが目覚めた後も、前回のGPFでの失敗の思い出が蘇り、プレッシャーに再び押し潰されそうになっていた。
それにしてもいいケツである。
だがそんな勇利に、寝起きドッキリ代わりに野郎二人からのルパンダイブが・・・。
※このあと滅茶苦茶抱きつかれた。
カザフスタンの英雄、ロシアの妖精を連れ去る
冒頭でもユリオを気にしていたオタベック。
彼はファンから追いまわれていたユリオをバイクで連れ出してくれる。他人に興味が無さそうなのに、なぜユリオを助けてくれるのか?
・・・実は彼は5年前に、ユリオも参加していたヤコフのサマーキャンプで練習していた。だがロシア選手のレベルの高さに圧倒され、ジュニアクラスの一つ下のノービスクラスに入れられたのだ。しかしそこで見たユリオの目を、「一度見たら忘れられない戦士の目」だと感じたオタベック。声をかけたのは、ずっと自分に似ていると思っていたかららしい。そしてその直後、なんといきなりのお友達宣言!
「俺と友達になるのか。ならないのか」なんてぶっきらぼうな誘いだが、誰かから友達になろうなんて言われた事がなかったユリオに、新たな友ができた瞬間であった。
ヴィクトルとデート・・・ではなくバルセロナ観光へ!
一方。
練習も大事だが、GPF前に息を抜く時間も大事ということで、勇利から案内を頼まれなぜか一緒に手を繋いで観光へと赴くヴィクトル。
だがヴィクトルの買い物の荷物が多すぎて、うっかりその内の一つを忘れてしまう勇利。
夕方まで探すも見つからず、若干険悪な空気が流れる二人。会話がないまま近くのクリスマス市へ。・・・ヴィクトルは誕生日がクリスマス。何かをプレゼントしたい勇利だが、ロシアでは誕生日前もクリスマス自体もあまり祝わないらしい。
悩んだ末勇利が入っていった店は、宝石店だった。
教会で結婚式(※ではない)
聖歌が響く厳かな教会。
そこで勇利は、ヴィクトルの右手の薬指に金色の指輪をはめる。そして・・・
ヴィクトルは、勇利の左手の薬指に指輪をはめる。
その指輪は闘いの最中もヴィクトルとずっと一緒に滑ることができる、最強のお守りだった。
ダンスバトルの過去~黒歴史が抉られる
結婚式の帰り道、だべっているオタベックとユリオを発見。そこに居合わせた勇利の姉ちゃんとミナコ先生たってのお願いで、GPファイナル出場選手がなんだかんで揃うことに!
感動で咽び泣くほど豪華な顔ぶれの中、
1年前のバンケット(パーティー)で勇利が酔っ払った挙句、選手たちにダンスバトルをけしかけていたという黒歴史が暴露されてしまう!!
失敗から立ち直れず誰かと話すこともできなかった勇利は、パーティーで一人延々とシャンパンをあおり続け、すっかり出来上がってしまった。そして周りの選手たちに次々とダンスバトルを挑んでいたのだという。これも「酔えば腹芸がデフォ!」な九州男児の血をひいているせいなのだろうか・・・。
記憶が綺麗サッパリ消えている勇利。
だがクリストフが撮影した動かぬ証拠(写メ)を見て、あの友人のピチットくんが
「ユーリ汚らわしい!」といっちゃうほどの何かをしでかしていたらしい。クリストフは半裸でポールダンスやってたとかゆってるけども・・・。
親友のあられもない姿に驚いていたピチットくんだが、ヴィクトルと勇利が、互いの薬指に同じ指輪をしていることに気づく。
そして彼は、
全視聴者を代表する一言を言い放つ。
「結婚おめでとう~~~!!!」
ありがとう・・・誰もが言いたかったことを代表して言ってくれて本当にありがとう・・・。
さらに!
「僕の親友が結婚しましたー!」と、店中の客に報告するピチットくん。
このしっかり拍手しているオタベックさん最高に可愛い。
あらぬ誤解に慌てふためく勇利。
薬指にペアの指輪しておいて何を今更・・・。
だが余裕の表情のヴィクトルは「違うよ」と前置きして・・・
これはエンゲージリングだから。
金メダルで結婚だよ♪
とサラリと言い放ち、
「ね、ユーリv」と同意まで求めてくる始末。
しかし「金メダル」という聞き捨てならぬ単語に、急に殺気立つライバルたち!
だがそんな一触即発な空気を、この男が変える!!
金メダルをかっさらって結婚するのは
JJに決まっている!!!
「その結婚、祝福できなくてメンゴメンゴv」と華麗に謝罪するも、総スルーされるJJ・・・。だが結果としてはナイスアシスト!!その愛すべきバカっぷり、嫌いじゃないぜ!
海を見ながら
海と指輪を見つめていたヴィクトルの背中を蹴り飛ばすユリオ。勇利を家畜と呼び、「飼い主がいかに無能か証明する」と闘争心を剥き出しにする。
・・・もし自分が選手として一緒に戦っても、ユリオはここまで熱中する事はなかっただろう。この闘志は、間違いなく勇利に向けられたものだ。
ユリオは別れ際、青く静かな海を見つめながら、「はせつの海に似てるな」とわずかに滞在しただけの街の名前を口にする。その言葉を聞いてヴィクトルは、「勇利は気づいていないかもしれないけど、オレ以外にも、勇利からL(愛)を貰った人はたくさんいるよ」と心の中で語りかける。
そしてグランプリファイナルがはじまる!
惜しくも出場を逃した選手たちも、それぞれの場所から最後の大会を見守る。そしてミナコ先生も姉ちゃんもいないはせつ温泉ゆ~とぴあでは、勇利応援団長としてあの南くんがスタンバイ!!
再登場嬉しいぞみなみくーん!!
現地ではいよいよ選手たちが入場。
そして・・・
今まで見た事のない凛々しい表情。
勇利の競技人生。ヴィクトルへの愛。全てを賭けて挑む最終決戦!グランプリファイナルが開幕する・・・!!
そしてダンスバトルEDへ
このシリアスな流れを全て吹き飛ばす勢いではじまるED。いつもとは違う曲が使われており、内容も「1年前、酔っ払った勇利がクリストフやユリオたちとダンスバトルしていた時の写メが次々と流れる」というもの(しかも原画は久保ミツロウさん!)。
特に、
裸ネクタイ状態になった勇利とクリストフが交わりながらポールダンスしている姿は全方位にヤバいので必見。
っつーかその写メ!!
いくら払えば買えますか!!??
そして1話へと続く真実が明らかに
酔って覚えていないが、もちろんヴィクトルともダンスバトルしていた勇利。バトル終了後はヴィクトルに自分の下半身をこすりつけながら、自分の実家が温泉旅館だから遊びに来て欲しいと告げていた。そして・・・
「このダンスバトルでおいが勝ったら、
コーチになってくれるとやろ?」
そのまま酔っ払い勇利に抱きつかれ、トゥンク・・・顔になるヴィクトル。この言葉と勇利の動画で心を動かされたことが、1話へと繋がっていったのだろうか・・・?
最後に!
いやー正直ね!!
前回が相当にしんみりしたお話だったから、ユーリ10話は休憩回だと思ってたの。そんでピークはまた来週に持ってくると思ってたの・・・。ごめん間違ってた、考えがぬるかった。もう毎週毎週死ぬ思いをして観ないといけないアニメだったんだねユーリオンアイスって・・・1週たりとも気を抜けないんだね・・・。だってね、最後の最後にね?来週に出るとばかり思ってた織田信成さんが次回予告を担当したんだよ?何なの?スタッフはそんなに毎週屍の山を築きたいの??
もうね、本編はJJは最高に面白いわ新キャラのオタベックさんもいい味だしてるわちょろっとでた南くんが可愛くてさらに死にそうになるわ、ダンスバトルが久保さんの原画な上にちゃんと伏線まである特殊EDとかさ!!これで死ぬなっつーほうが無理でしょ!?っつーか無理だよ!!!
・・・もう衝撃が凄すぎて色々と受け止めきれず、感想がさっぱりまとまりません。もうしわけない!とにかく来週まで生きろ・・・生き抜くんだ私ィィ!!
↓次回の感想はこちら!