魔法少女育成計画 6話感想!
ネタバレありなのでご注意ください!
※原作は未読の状態で視聴しています。
結論:大流血回グロ注意!!
ラ・ピュセルVSクラムベリー!
強敵と戦いたいだけ・・・襲い掛かってきたクラムベリーと戦いになるラ・ピュセル。だが、大剣を受けてもなお死なず、肉弾戦では最強の腕を持つクラムベリーに圧倒されてしまう。
戦いの中、今までのことを思い出す颯太。
魔法少女が大好きだった幼馴染の女の子のこと。自分が魔法少女になってしまい、はじめて女の子の体に触った事。最初の頃は気恥ずかしくて、シスターナナに手を握られただけで動揺していたこと・・・。
そして、スノーホワイトとなった小雪と再会したこと・・・
力の差は歴然。
だがこんなヤツを野放しにしていれば、スノーホワイトに危険が及ぶ。一番大切なものを守るため、血塗れになりながらも剣を振るい戦う!!
だが激戦の果てに待っていたのは、残酷な結末だった。
ラ・ピュセルが事故死
後日、ラ・ピュセルが事故死したとの知らせをうけるスノーホワイト。どうやら表向きには交通事故に見せかけるため、クラムベリーが街道に颯太を置き去りにしたようだ。
事故直前までは生きていた颯太。
もっと早くシスターナナあたりと協定が結ばれていればあるいは・・・と思うが、だからこそこのタイミングで襲われてしまったのだと思うとやりきれない・・・。
遺族が悲しみに暮れるなか行われた颯太の葬式。
参列せず、遠くからただ見つめるだけの小雪の姿が痛々しい・・・。
アイテム追加!ただし代償は寿命!
ラ・ピュセルが脱落したことで、今週の成績順位による脱落者はなし。だが入れ替わるように早い者勝ちで貰えるアイテムが追加された。
「魔法少女育成計画」は課金なし。そのためお金は必要ない。必要なのは寿命。右下の数字分の寿命と引き換えに、これらのレアアイテムを貰える。だが、武器や透明マント的なアイテムなど、これらはもはやキャンディー集めのためのものではない。チャットルームにいたのはスノーホワイトとクラムベリーだけ。すでにこのゲームは、生き残るためだけに互いが殺し合う、ただのバトルロアイヤルになってしまったのだ。
傷心のスノーホワイト
幼馴染の颯太を亡くし、独りとなってしまったスノーホワイト。だがファヴからの「ラ・ピュセルの犠牲をムダにするぽん?」という言葉で、颯太が他の魔法少女に殺されたことを知ってしまう。(スノーホワイトにはクラムベリーが殺したことは言わないファヴ。「他の魔法少女の動向は教えられないぽん!」とかどの口が言うかこのド腐れ外道がァ!!)
主人公闇堕ちフラグとか勘弁してくれ。
しかし寿命と引き換えのレアアイテムの購入をためらっているうちに、アイテムは全て「SOLDOUT」。売り切れとなってしまう・・・。(でも結果的には良かった様な気がしなくも無い)。
ハードゴア・アリスと遭遇!
そんなスノーホワイトの元に現れた、謎の黒い魔法少女、ハードゴア・アリス。だが怯えるスノーホワイトの目の前で、アリスは首をはねられてしまう!
殺ったのはマジカロイド44!
彼女は協定を望むカラミティから「背中を預けて欲しければ、一人ヤってこい」と言われていた。もはや人を殺すことに躊躇が無い彼女は、スノーホワイトまで殺そうとする!しかし・・・。
「え・・・」
ハードゴア・アリスの能力「どんな傷でも治るよ!」
ハードゴア・アリスの能力は驚異的な治癒能力!
ゾンビでも首を落とされれば死ぬというのに、なんと彼女は首を落とされてなお、頭のない体を使ってマジカロイドを殺す!!
「不死」に近いチートすぎる能力だが、こんな彼女を殺すことが出来るんだろうか・・・?
安藤真琴:マジカロイド44の変身前
今回ラ・ピュセルに続き脱落したマジカロイド44の中の人。
中卒フリーターで、現在はコンビニでバイト中。河川敷のホームレスのおっちゃんとは、廃棄済みのお弁当を一緒に食べる仲だが、他に友達はいないようだ。
水商売らしき仕事をしている友人の家によく転がりこんでいたようで、「まほいく」のゲームも本来は友人のもの。友人からレベル上げを頼まれてプレイしていた際、魔法少女となってしまった。何となく能力から営業マン=社会人のようなイメージを持っていたが全然ちがった。どうやらロボット魔法少女のアバターはその友人のカレシの趣味だったらしく、真琴本人の趣味ではなかったようだ。
なぜ持ち主の本人ではなく、たまたまプレイしていた真琴が魔法少女なってしまったのか?友人はルーラの変身前(OL)と同じぐらいの歳にみえたので、年齢が問題だったわけではないだろう。完全にランダムなのか、それともやはり条件があるだろうか・・・?
このゲームは選抜試験?
ラ・ピュセルを事故にみせかけた後、クラムベリーと会話するファヴ。
「遺体の損傷が酷くて遺族が気の毒」という辺り、某淫獣よりは人の感情がわかるようだ。(けど事故死に見せかけろと提案したのはコイツである)
そしてこのクラムベリーとの会話で登場した「今回の選抜試験」という言葉・・・。
やはりこのゲームは今回が初めてではなく、既に幾度も繰り返されているゲームだということが確定した。だがソーシャルゲームという媒体を使ったのは今回が初のようで、血の気が多い人間を多く集めるため、わざと若者向けを狙ったらしい。ちなみに以前まではファヴのセリフによると、「強いヤツが勝ち残れないぬる臭い選抜試験」だったとのこと。
そして、
「より刺激的な見世物が見たいというファヴの要望に応えてもらう」
「そういう契約だったはずだポン・・・マスター」
というセリフ。
ファヴのマスターがクラムベリーだとしたら、クラムベリーが黒幕なのか?だが、彼女は自分の目的のために協力しているだけに過ぎないと前回言っていた。ならば、試験を行っている黒幕がさらに別にいるのだろうか?
ファヴの正体について考察
1話の冒頭からみるに、従来は魔物相手に「勝ち残る」ことを目的とした選抜試験であり、魔法少女同士が殺しあうことが目的ではなかったように思う。
つまり、今回の『魔法少女同士の殺し合い』というのはあくまでファヴの要望で、クラムベリーと共謀してファヴ自身の意思でしかけている可能性が高い。
またファヴは、「ヒーロー」や「脇役」といった言葉にこだわり、従来の強い人間が勝ち残れないやり方を嫌悪していること、「小賢しさや要領のよさだけで生き残ろうとしているヤツが、本物のヒーローに殺される」ことを望んでいることが伺える。
これは、かつてファヴ自身も選抜試験の参加者で、仲間に汚いやり方でハメられ、敗北したという過去があるからのように思える。今のバトロア展開はその復讐のため?
6話でキャラ付けだった「~だぽん!」口調がなくなり素が見えてきたファヴだが、乱暴な話し方や「ヒーロー」という発言から、ファヴの中の人は男性のように思える。元ゲームの参加者だとするならば女性である線も捨て切れないが、もしかしたら最初の選抜試験は特撮ヒーローよろしく男性中心であった可能性も・・・?
残り12人の魔法少女
ラ・ピュセルとマジカロイド44が脱落し、残り12人となってしまった魔法少女。それぞれ新アイテムもゲットし、それぞれの能力と加えると戦力差と言うものがだいぶなくなってきている。
再び1匹狼となったカラミティ・メアリ
協定を組みかけていたマジカロイドが死に、再び1匹狼となったカラミティ・メアリ。背中を預けてもらいたければ一人殺せ、という条件のために死んだようなものだが、これがマジカロイドを脱落させる為の彼女の策だったのかは不明。
だが今回の話で「アンタのいいところは、いつか寝首を掻いてくれそうなところ」と発言しており、案外、彼女なりにマジカロイドのことは気に入っていたのかもしれない。
そんな彼女が6話で手に入れたアイテムは「四次元袋」。
寿命は10年分。ドラえもん的なアレみたいだが、自分が持てるサイズのものならいくらでも無限に詰め込める。
裏の世界から銃火器を調達できる環境にあるカラミティならば、ガチの「歩く弾薬庫」となりえる。彼女と対等に戦えそうなのは、戦闘狂のクラムベリーだろうか。普通に考えれば、素手のみの戦闘能力で勝てそうにもないが・・・。
あと、「壁を作る」能力のウィンタープリズンなら単体でも戦えそう。スピード重視のリップルは、一人では不利か?
スイムスイム・ピーキーエンジェルズ・たま
部下たちの模範となるべく、真っ先に寿命25年分を払い、透明マントを手に入れたスイムスイム。たまは寿命5年で武器、ピーキーエンジェルズは姉のミナエルが寿命を3年払い、元気が出る薬を手に入れた。
だが、25年も支払って買ったマントをたまの武器と交換してみせるなど、もはやルーラよりもリーダーのカリスマを持ち合わせているスイムスイム。しかし、その武器の名前に「ルーラ」とつけるなど、やはり彼女の行動目的は全て「ルーラのようなリーダーになる」が全てのようだ。
いざ殺し合いとなってくると2人組や単体は不利だが、グループ戦が最も有利になる。保有する強力なアイテム量も多く、このグループを倒すには各個撃破しかない。ある意味カラミティよりも厄介なチームとなった。
リップルとトップスピード
こちらの二人はアイテムを購入できなかった様子。
2人でキャンディー集めにいそしむなど、殺し合いに積極的でもない。だが今の現状に危機感を抱いているリップルとは違い、トップスピードが他の魔法少女に殺されるとは思っていないことが危ういか。しかしその考えも、自分の能力があれば逃げ切れると思っていることと、半年間は死ねないという強い信念から来るもの。案外アイテムを買わなかったのは、寿命が減ることを恐れてのことだったのかもしれない。いまだ明かされないその理由が気になるところ。
最後に!
ああああ!!わかってたけど・・・わかってたけどここでリタイアとかマジか颯ちゃぁぁぁん!!最期まで小雪の名前を呼んでいたのがもうね・・・。
まさかトップスピードより先に脱落するとは思わなかった、許すまじファヴ・・・。
もう今週はフルボッコにされるラピュセルとか、ハートフルボッコ状態なスノーホワイトがどんどん血塗になっていく姿とかもう見てるだけで辛かったんです・・・。ただ、なんだかハードゴア・アリスは、スノーホワイトに敵意を抱いている感じには見えなかったのが救いでしょうか?
ファヴのマスターであるクラムベリーが戦闘狂で殺人狂という最悪な組み合わせだったことが判明したり、ファヴとの契約の謎など考察要素が増えたことは面白いんですが、スノーホワイトとラピュセル、中身男女の見ため百合百合な二人のラブラブっぷりを、もっと見たかった、見たかったです・・・。
↓7話グロすぎィ!