完全復活したベルベットとともに、ひとまずはカノヌシから逃げ切ることに成功した一行。今回は、あの角の業魔とアイゼンとの決着が描かれます!
※ストーリーのネタバレあり!
※TOZはプレイ済み。
【今回のあらすじ】
ザビーダの好感度がうなぎのぼり。
角の業魔と対決!
港で一夜を明かした一行。
だが次の日の朝、ザビーダがアイゼンと怒鳴りあい、先に船を出してしまう。
実はバンエルティア号から、
逃げる途中で「アイフリードがエンドガンド領にいる」という情報を掴んだので、リオネル島で合流しよう、という連絡があった。
しかしそれは、大角の業魔・・・かつてアイフリードだった男がしかけた罠だというアイゼン。海賊たちを助けるため港で適当な船を奪い、リオネル島へ向かう!
・・・が、時既に遅し。
先に島へ到着したベンウィックたちは、軒並み業魔となったアイフリードに襲われてしまっていた。だがザビーダが駆けつけたおかげで、命だけは助かったようだ。(しかし、海賊の中には何人か死者も出てしまった・・・)
そして島の奥には「不殺」の流儀を守り、アイフリードと相対するも殺さないように戦うザビーダの姿が。
だが、ライフィセットの姿を見た途端ザビーダをなぎ倒し、一直線に攻撃してくるアイフリード。その変わり果てた姿にアイゼンは、「ヤツらの流儀を踏みにじる野郎は、おまえでも許さん!」という言葉と共に、ついにアイフリードと激突する!
OPでアイゼンと戦っていたシーンが思い出される・・・。
戦いの末に
全員で総攻撃するも、一瞬のスキをついてフィーを捕まえたアイフリード。彼には「姉の前でライフィセットを殺す」という命令が全てとなってしまっていた。
もう覚悟を決めているというフィーは怯えることもなく、「僕にはかまわないで」と力強くいう。その言葉を聞いたアイゼンは、フィーを一人前の男だと認める。そしてかつての友を取り戻す為、フィーが頭突きでスキを作った瞬間に、渾身の一撃を放つ!
友の拳を受けながら、死の間際に意識を取り戻したアイフリード。
救えなかった命に慟哭するフィー。だがその瞬間、再びフィーから発せられた白銀の炎が、アイフリードを業魔から人間の姿へと戻した!
急いで回復術をかけるが、間に合わない・・・。
「もっと早くこの力を使えていれば・・・」と謝るフィーにアイフリードは、フィーがカノヌシの力の一部であること。いまアルトリウスとカノヌシが鎮めの儀式で動けない間に、地脈に眠っている地水火風の四聖主を起こし、カノヌシの領域を封じれば、カノヌシを倒せるかもしれないことを教えてくれる。
そして・・・
「またどっかで会ったら遊ぼうぜ。
アイゼン」
それが親友の、最期の言葉だった。
四聖主の復活に向けて
ザビーダにも「またな」と告げ、別れた一行。
アイゼンがベンウィックたちに事の次第を説明している間、ベルベットたちはグリモ姐に、四聖主を復活させるにはどうすればいいかを相談する。姐さん曰く聖主復活には、緋の夜に"穢れなき魂"を捧げる必要があるという。(ちょうどベルベットの中には、彼女が喰らったテレサとオスカー、2人の魂がある)
本来は各地に散っている四聖主。
だが一つ一つ周っている時間はない。しかし、利用しようとした地脈の力が集中している大きなポイントには、いま正にカノヌシたちが儀式をしている「聖主の御座」がある。
そのためベルベットたちは、地脈の『湧点』・・・力が吹き上がっていくポイントから、流れに逆らいながらも、地脈を通して一気に魂を押し込むというかなり強引な方法をとることに。
鎮めの力
湧点があるキララウス火山に、対魔士の魂をぶつけるために出航するバンエルティア号。海賊たちはみな内心に船長を失った悲しみを湛えたまま、それでもアイフリードから受け継いだ流儀を貫くため、前に進もうとしていた。
だが航海中。
フィーがカノヌシの『領域』を察知する!
絶望を喰らっていないため、まだ完全には覚醒していないはずのカノヌシの力。だがその鎮めの一波を食らったベンウィックたちは、みな一様に虚ろな目をして立ちすくんでしまう・・・。
ひとまずゼクソン港へ船をつけることにしたベルベットたち。
だが、そこには驚愕の光景が広がっていた・・・!
最後に
実はTOZでは途中参加キャラということもあって、ムダに露出も高いしあんまり好きではなかったザビーダ。でもここにきて好感度が大分上がりました。そしてアイフリード戦でも際立つライフィセットの漢前っぷり・・・!ここのアイゼンとのやりとりが兄弟っぽくて、めっちゃ好きです。ロクロウが気さくなおにーちゃんなら、アイゼンはしっかり者のおにーちゃんって感じですね。妹には激甘だけど弟には厳しいぞ?みたいな。
そして気付けばレビューも15回目ですが、ここにきて展開が怒涛の勢い過ぎて、区切り所が難しくって悩みます・・・。なんで今回はいつもよりも短めですが、どうか御勘弁を・・・!
↓王都が大変なことに!?次回のレビューはこちら!