びーきゅうらいふ!

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テイルズオブベルセリア ネタバレ感想⑬~アルトリウスとセリカの過去、そしてライフィセットの真実が明らかに!

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前回はベルベットが
\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!な状況に!!
このまま一時的狂気どころか不定の狂気入っちゃいそうな勢いですが・・・!?

※ストーリーの重大なネタバレあり!
※TOZはプレイ済み。

【今回のあらすじ】
まだまだ続くよマインドアタック☆

目次

マギルゥVSメルキオル!

地脈の綻びを探知したマギルゥは、ビエンフーと共に脱出に成功。だが、他のメンバーは地脈に喰われてしまったままだった。

そこへ、かつてのテレサの使役聖隷・一号をつれたメルキオルが現れる。地脈の綻びを閉じようとする彼に対し、マギルゥは、かつての師と真っ向から相対する!

マギラニカ

彼女の本当の名は「マギラニカ・ルゥ・メーヴィン」。
幼い頃から霊応力が高く、それが原因で両親から捨てられ、旅芸人の一座に売られてしまう。手を触れずとも物を動かし、目に見えない式神と話す少女と見世物にされていたが、悪どい商法のせいで異端審問にかけられ、手ひどい拷問を受けた。だがその力に目をつけたメルキオルにより養女にされ、彼の弟子として教育を受けることに。しかし最後の試練に失敗。心を壊されてしまい、10年前に破門となった。

「マギラニカ」の名は、今でも欠番の特等対魔士として聖寮の記録に残っている。

ベルベットが心壊状態に・・・!

以前と同じく、地脈空間で目覚めたフィーとエレノア
だがそこには、正気度を失ってしまったベルベットの姿が・・・。

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目から光が失われ、ブツブツと呟いている彼女はもう既に心が壊れる直前なのか、フィーにすら暴力を奮いだしてしまう。エレノアからビンタ&一喝されるも、いつ崩壊してもおかしくない、危うい状態に・・・。

大地の記憶

地脈を通してベルベットたちの前に現れる「大地の記憶」。
そこには、かつての暖かで平和な日常や、ベルベットも知らない、アルトリウスとセリカの思い出が次々と映しだされてゆく・・・。

アーサーの過去~開門の日の真実~

クローディンという師を失い、失意のどん底にいたアルトリウスが出会った女性・セリカ。遠くからやってきた旅人を屈託のない笑顔で受け入れ、ただ励ましてくれたセリカに、アルトリウスは対魔士としての名前ではなく、アーサーと名乗る。

やがてアーサーはセリカと共に暮らし始め、そこで夫婦となり、2人は子供を授かる。「こんな幸せがあるなんて」と、幸せの絶頂にいたアーサー。

だがあの開門の日。
野盗に襲われていたセリカに逆に庇われてしまったアーサーは、鎮めの祠でセリカを失う。怒りのままに野盗を葬り、ひとり慟哭するアーサーの元にメルキオルが現れ、「村人は自分たちを見逃す代わりに、野盗にセリカ一家を売ったのだ」と告げる。

真実を知り呆然とするアーサーの目の前で、祠に眠っていたカノヌシが突如目覚め、2人の聖隷が姿を現す。

そこにいたのは、シアリーズとフィー。

シアリーズはセリカが転生した姿で、
フィーは、セリカとアーサーの子供が転生した姿だった。

シアリーズの前で、"命に代えても、君たちのことを守る"という約束を守れなかったことを懺悔するアーサー。そして「今から俺は、俺を捨てる」と、世界の痛みを止めることを誓う。

それは彼が『アーサー』を捨て、導師・アルトリウスに生まれ変わった瞬間だった──

ライフィセットの死の真相

緋の夜に、強い霊応力をもった穢れ無き魂をふたつ生贄に捧げると、カノヌシが復活する・・・。

3年前。
アーサーの古文書の写本を作っていた時に、その事実を知ったライフィセット。

開門の日。セリカのお腹の子供を生贄に半分だけ目覚めたカノヌシだが、完全な復活にはあと一人分の魂が必要だった。(セリカ自身は霊応力が無かったため、生贄にはノーカウント)

自分が12歳病に罹っており、次の緋の夜がくる3年後には自分は生きていないことを知っていたライフィセットは、アルトリウスの「鳥はなぜ空を飛ぶのか」という問いに、「鳥は飛ばなきゃならない。だって空を飛ぶ翼を持ってるんだから」と答える。

守られてばかりで死ぬのはイヤだといい、「僕が創るよ。お姉ちゃんが幸せになる世界を」と、自ら生贄になることを志願したライフィセット。

そしてベルベットには真相を隠すことを約束した2人は、降臨の日を迎えることとなったのだ・・・。

崩壊

真相を知り、「よくもあたしを裏切ったな!!」と絶叫するベルベット。もはや崩壊寸前の彼女の前に、1匹のキメラのような業魔が現れる。憎しみのままに拳を奮うベルベットだが、事切れたその業魔の姿は、あの牢屋にいた時の、ベルベットの死体となっていた・・・。

完全に正気を失うベルベット。
それはカノヌシの幻だという説得するフィーだが、再びカノヌシが現れ、その業魔はベルベットの本性・・・憎悪の塊だという。

自分の思い込みでたくさんの人を傷つけ、殺して、喰らっていた事実に押しつぶされてしまったベルベットは、カノヌシの言葉のままに「自分は醜い化け物です・・・」とうわ言のように呟く。

満足そうなカノヌシは、復活に必要なベルベットの憎悪と絶望を喰らおうとする。すでに先ほどの業魔・・・"ベルベットの憎悪"は喰われてしまった。あとはもうベルベット(絶望)を喰らえば、完全にカノヌシは覚醒してしまう・・・!!

フィーの説得

全てを諦め、カノヌシに喰われようとしているベルベットの左手を必死で掴むフィー。もう手を離して・・・という彼女に「黙れ!!」と激昂する。たとえベルベットが絶望しようとも、「僕は、僕のためにベルベットを守るんだ!」といい、業魔の左手に腕を喰われながらも「ベルベットのいない世界なんて、絶対に嫌だ!!」とその手を離さない。

フィーの決死の言葉が通じたのか、ベルベットはついに本音を吐き出す。

自分が弟のことも、セリカ姉さんのことも、アーサー義兄さんのことも、みんな大好きだったこと。
だからこそ、あの時を奪われた事が、自分を選んでくれなかった事が・・・

「悔しい」と。

その瞬間。
彼女から『絶望』が消えた──!

最後に

裏切り者枠とかいってごめんねぇぇマギルゥぅぅ!!
マジ全力でスライディング土下座かます勢い!なんだよぉ普通にめっちゃいいキャラだったよぉ・・・。

そしてフィーの「腕くらい食べてもいいよ。でもこっちは残しておいて。ベルベットを泣かせたアイツを殴ってやるんだから!」というセリフに、「こ、これがウワサにきくイケショタか・・・!」と感動を隠せません。かっこいいぞフィー!でも接近戦すると死んじゃうから、実戦では後衛で遠くから魔法でやっつけてね!(笑)

なんかもうクライマックス感がすごいですか、ここからはラストスパート!クリアまで寄り道せず一気にいきます!

↓次回のレビューはこちら!