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そして誰もいなくなった 7話感想と考察~ついに世界を孤独にする作戦が始まる!が、日下の兄さんとは一体・・・!?※ネタバレあり

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ドラマ「そして、誰もいなくなった」7話ネタバレありの感想です!!

結論:まさかの生き別れの兄さん!?

目次

新一の"計画"

世界を孤独にする・・・その計画の全容は、
人間には無害だが、炭素繊維のワイヤーを撒き散らすことで電気系統に致命的なダメージを与える停電爆弾を使い、都内の主要な送電設備を爆破。そうすることで、日本の国家機密が保管されているデータ・サーバーをシャットダウンさせ、自家発電に切り替わるまでの「0.2秒」間に、ミス・イレイズを侵入させる。そして、日本国民全員のパーソナルナンバー・・・個人情報を消去することが目的だった!

全員が今の新一や日下と同じように、パーソナルナンバーが意味の無い世界になる・・・誰の過去も解らない新しい世界がやってくるというが、果たしてそううまくいくだろうか・・・?

生きていた小山内と倉庫へ

トランクから投げ出され、無事だった小山内。
だが鬼塚から、小山内が乗っていた車のトランクから、ヘルパーの弥生の名札が発見されたことを聞かされる。弥生も同じように、馬場によって拉致されてしまったのか?

さらに小山内は、早苗が万紀子から「様子を見に行って欲しい」と頼まれた、山奥の家へと向かう。だがその家には、インターホンを押すと録音された弥生の声が流れるよう仕組まれていた。

そして庭にあった怪しすぎる冷蔵庫からは、なんと何者かに盗まれていた斉藤の死体が!!

公安が万紀子の居場所を探すも、彼女は「出頭する」という言葉を最後に行方をくらましてしまった・・・。

なぜか新一がいる日下たちのアパートへと向かったりと、怪しすぎる母・万紀子。だが、家の情報はあくまで早苗が「万紀子から聞いた」と言っているだけだ。ひょっとしたら早苗の自演という可能性も・・・?

君家と西条が接近!

家族に近い存在だった馬場がいなくなり、心配していた砂央里の元に、弁護士の西条が現れ、取引を持ちかける。(西条のあとをつけていたのは、ふんわりした格好から別の人間の可能性もあるかと思っていたが、砂央里で間違いなかったようだ)

決行の日。
屋上でドローンをチェックしていた砂央里と、改めて取引を申し出る西条。だが、「お金をあげると言い寄ってくる男が世界で一番嫌い」と言い切った砂央里によって、腹をナイフで刺されてしまう西条。だが、土壇場で砂央里を道連れにビルから落下!

最後の力を振り絞って、小山内にビルに証拠があると電話をかけた西条は、砂央里と共に事切れてしまった・・・。

最後のセリフの「兄さん」とは?

最後のセリフで日下が
「あとは頼んだよ、兄さん」

と言っていたが、この『兄さん』とは誰のことなのか?

順当に考えれば新一のことであると思われるが・・・これは「義兄さん」という意味なのだろうか?

もしかしたら、日下が万紀子の本当の息子なのかもしれない。前回、小山内が日下の年齢を気にしていたのはこの事実を確認するためだったのかも・・・?

そし誰の疑問点まとめ

新一のパーソナルデータを入れ替えた犯人は?

まず最初の事件。
新一のパーソナルデータが、川野瀬猛のものと入れ替えられた事件。

この時はまだ、パーソナルデータのみが書き換えられただけだった。だがこれが可能のは、小山内のように総務省に関わりがあるような国家機密レベルに関われる人間だけである。またこの犯人は、川野瀬を買収しパーソナルデータを買っている。相当に金がなければまず不可能。

犯人の可能性が一番高いのは、仕事先でデータをイジれる小山内だが、彼以外に出来るとすれば、新一のパーソナルデータを闇売買で売れる人物に限られる。だとすれば唯一の身内・万紀子しかいないのではないだろうか?

ミス・イレイズに侵入した犯人は誰か?

2つ目は、
新一がネット上で川野瀬の情報を見つけた後、誰かがミス・イレイズにアクセス、ネット上の川野瀬の情報を消し去った事件。

犯人は新一しか知らないはずの裏ログまで消去し、五木のアクセス権すら奪っている。

ミス・イレイズにアクセスできるのは開発の人間だけだが、五木がミス・イレイズの復旧を全く行えないことから、彼がこの事件の犯人の可能性は低い。

もう一人は裏ログのアクセスを試したという田島だが、彼自身に知識は全く無くとも、裏で黒幕と繋がっており、指示されてやった可能性はある。

だが、川野瀬の情報を新一が発見したことを知っているのは、小山内と日下だけ

今の様子をみると、小山内がミス・イレイズを使えたとは思えないが、まさか日下が・・・?

新一を誘拐したのは?

新一と日下を誘拐し、脱出ゲームのような悪趣味なゲームをしかけ、新一を銃で脅し、世界を孤独にするように促した事件。

銃で脅していたのは間違いなく小山内だが、6話(2章以降)、彼は新一を見失い探し続けている。

これはもしかすると、
新一に「世界を孤独に」するよう手を組めといったところまでは小山内の指示、その後の、日下たちと共に「世界を孤独に」するよう手配したのは真の黒幕の指示・・・という可能性があるのかもしれない。

そういえばこの事件では、新一が気を失ったガスのようなものが投げこまれる瞬間は映っていない。(ガラスが割れた音と、日下の声しかしていない)。馬場と砂央里、日下たちによる自演という可能性も否定はできないかもしれない。

小山内を拉致した馬場。指示したのは?

一見すると新一の指示のように見えるが、実際に馬場に小山内をさらうように指示したのも、最後に飛び込むよう指示したのも、日下ではないだろうか?

現在行方不明中の馬場だが、飛び込む前に自分だけ逃げることは可能だろう。もしかしたら真の黒幕が日下で、彼と裏で手を組み、今もどこかで暗躍しているのかもしれない・・・。

斉藤の遺体を盗んだ犯人は?その目的は?

一番意味不明な事件。

暴走の果てに死んでしまった斉藤。
一番事件とは関係ない立ち位置で死んでしまったにも関わらず、警察の元から遺体が盗まれてしまい、今回、万紀子が伝えた山奥の家の冷蔵庫の中から発見された。

遺体を盗んだ動機も不明なのに、わざわざ盗んだ遺体を発見させるという行為も何もかも意味がわからない。

小山内が言う通り、成人男性の遺体を盗み運ぶことは万紀子1人では不可能だ。

怪しいのは、「万紀子から聞いた」と言っていた早苗。帰ろうとしていた小山内を引き止めたり、遺体を発見するよう促していたようにもみえるが、どちらにせよ、身重の彼女一人が出来る犯行ではない。共犯者は間違いなくいるはずだ。

黒幕は万紀子と日下説

・息子(新一)のパーソナルデータを馬場を通じて売買。川野瀬のものとすりかえ大金を得る。その金で西条を雇う。小山内には自分の正体は伏せながら、新一を脅迫し、ミスイレイズを不正操作させ、出世に利用する計画を、はるかには婚約者と別れさせてあなたと結婚させる計画がある、とそれぞれ持ちかける?

・ミス・イレイズの操作は田島を買収して行ったのかもしれない。(もしくは2億円の横領のことを知って脅迫?)

・途中、ヘルパーの弥生から川野瀬の父親を発見したと連絡され、口封じに二人とも消した。(もしくは、弥生も買収している可能性も)

ただこの説は、「実は田島が無能ではなく物凄いチート性能の持ち主だった!」とかいうオチでない限り、万紀子・日下・小山内の誰もミス・イレイズにアクセスできないところがネックなのだが・・・

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最後に!

ここにきて一気に二人消えたぁー!!
西条がこんな男前なことするとは・・・最後に小山内に電話をかけるなんて、意外に正義の人(?)だったんですねぇ。砂央里の死に様もなんとも悲しい、最後まで馬場たちを裏切らずに・・・。

っていうか「日下の義兄は新一説」を押してはいますけど、これで単に馬場がお兄さんでしたー!二人で裏で手を組んでたんですー!とかだったら・・・どうしよう・・・。

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