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テイルズオブベルセリア ネタバレ感想⑤~ザビーダ登場!ついに仇敵アルトリウスと対決へ!

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復讐に燃えるベルベットがようやく辿りついた王都!さすが都会なだけあって栄えている街ですが、なんか前作で見たことあるような・・・?

※ストーリーのネタバレあり。
※TOZはプレイ済み。

【今回のあらすじ】
やっとマギルゥ操作できる!

ゼスティリアで見たことあるヤツだ!

王都ローグレスにやってきた一行。
でも街の作りや教会にもの凄く見覚えが・・・アルェー?はじめて来た街なのにおっかしーなー?

とくに教会は、ペンドラゴの教会神殿にそっくりなような気が・・・。まだ建設途中なんで奥へは進めませんけど。兵士のセリフにも「1000年後にも残ってれば~」みたいなセリフもあるので、ローグレスはゼスティリアのペンドラゴなのかも・・・?使いまわしとかそれ以上いけない。

また、アルトリウスの師匠だというクローディンという人物は、ゼスティリアではアスガードの王様で導師だったはず。この辺りも関連があるのかもしれません。

王都ローグレスでのストーリー

王都ローグレス。
平和と安全が約束されたその都市では、聖寮による盛大な式典が行われていた。

ずっと探し続けていた憎き仇・アルトリウスが、民衆から絶大な支持を得ている姿を目にするベルベット。

復讐に身を焦がす彼女は、口々に救世主を褒め称える街の人間を尻目に、アイゼンの知り合いである闇ギルド・血翅蝶(けっしちょう)から、依頼をこなしていく見返りにアルトリウス殺害のための情報を得る。

アルトリウスは聖主の御座(みざ)という新しく作った神殿にてカノヌシの遷座の儀式を行うらしいが、周囲には結界が張り巡らされており近づけない。

侵入手段の情報の見返りとして、最後に大司祭ギデオンの暗殺を依頼されるベルベット。これまでの依頼から、ギデオンが赤聖水(ネクター)と呼ばれる常習性の高い薬をわざと広め、製造に関しては自分たちが独占し、多額の利益を得ていたことが解っていた。

地下水道からローグレス離宮に浸入し、ギデオンを追い詰めるベルベットだが、そこに聖隷を率いたエレノアが現れる。ベルベットたちが依頼で起こした事件を調査しているうちに、ギデオンの犯罪にたどり着いたというエレノアは、聖寮が法の裁きをくだすといって、ベルベットたちに剣を向ける。

しかし、エレノアの聖隷のビエンフーが、マギルゥが探していた裏切り者と判明。ビエンフーを奪われ、さらに力を取り戻したマギルゥの活躍(?)もあり、なんとかエレノアを退けた一行だが、絶望したギデオンが業魔となってしまい、逃走してしまう。

しかし辿りついた地下で、巨大な鳥のような業魔にギデオンが喰われているのを発見。不思議な事に、この巨鳥は結界・・・聖寮の手によって捕らわれていた。さらに業魔となったはずのギデオンは、なぜか人の姿に戻っていた・・・。

ビエンフー(CV:永澤 菜教)

ベルセリア ビエンフー

マギルゥが探していた裏切り者。
前作にも登場したノルミン一族であり、シルクハットは絶対に脱がないらしい。そしてびっくりするほどハスキーボイス。
マギルゥの扱いの酷さに耐えかねて逃げ出し、エレノアに拾われて彼女の聖隷となっていたが、見つかって強制的に契約を結ばれ、再びマギルゥの聖隷となることに・・・。

ちなみに一応は男(♂)。

聖主の御座へ

形はどうあれ依頼は達成。
情報を得るも、結界を通り抜けるにはAランクの聖隷が4体いるのだという。ライフィセット、アイゼン、ビエンフー。あと一人足りない・・・

残りの聖隷は対魔士から奪うことにして、アイゼンの仲間と港で合流。検問の様子を探ってもらっていたが、偵察隊から、ペンデュラム使う謎の聖隷が検問を突破したとの情報が。
単身、アイフリード失踪に関わる聖隷の元へと乗り込んだアイゼンを追うと、そこにはアイゼンと互角に渡り合う謎の聖隷が。アイフリードのことを知っているような口ぶりに、激突するアイゼンと聖隷。二人のケンカを力づくで止めるベルベット。

ペンデュラム使いの聖隷は、ケンカに負けたという理由で、結界を突破するのにあっさりと力を貸してくれる。自身を「風のザビーダ」と名乗った彼は、多くを語らず去っていった。

結界を解除し、聖なる御座でアルトリウスと対面する一行。
しかし、聖隷をつれていないのに関わらず、剣術のみでベルベットを圧倒するかつての師。ライフィセットに延々と回復術をかけさせ、特攻を繰り返すベルベットだが、アルトリウスは聖主・カノヌシの力を使用。さらにそこへ、エレノア、オスカー、テレサ、メルキオルも現れ、一同は絶体絶命に。

ベルベットを助けようとするライフィセットに、主のテレサは「彼女を殺して自害せよ」と命ずるが、ライフィセットは命令を拒否。

すると、カノヌシの力とライフィセットの力が反応し、地脈が開いてしまう。ベルベットたちは避けた地脈から、異空間へと脱出した──。

ザビーダ(CV:津田健次郎)

ベルセリア ザビーダ

ゼスティリアのパーティーキャラ。
風の聖隷で、TOZでは「アイゼンの古くからの友人」となっている。アイフリードが連れ去られた際、彼のペンデュラムが落ちており、ザビーダ自身もアイフリードを知っているようだが・・・?

前作をプレイしていると、このイベントは色々と感慨深いものがある。

マギルゥがようやくパーティーに!

マギルゥの魔法は二人三脚で、裏切り者がいなければ使えない・・・というスキットがあり、なんぞシリアスな事情があるのかと思ったら別にそんなことはなかった。

そしてビエンフーが見つかったことで、今回からようやく、ようやく!マギルゥが操作キャラになりましたっ!
水属性ってのはちょっと意外でしたが、イジられキャラなのか、ことあるごとにスキットでdisられまくってて爆笑です。が、ベルベットのことを「悲劇のヒロイン気取り」と呼んでたりしてちょっとドキッとします。死ぬことですら"どうでもいい"みたいな・・・なんか破滅主義者っぽい雰囲気なんですよね。

カノヌシについて

ゼスティリアでは、マオテラスの前に「無」の精霊だったと言われている「カノヌシ」。ベルセリア世界では四大聖主以外の存在は知られてはいませんが、ベルベットたちが住んでいた村でおばあちゃんが「ナニカが眠る場所」と言ってましたし、あの金色の龍のような姿をしたものが「カノヌシ」なんでしょう。

遷座というのは「他の場所に移す」という意味がある言葉。アルトリウスは、アバル村のあの遺跡から、新しい神殿にカノヌシを移動させるつもりのようですが・・・?

セリカについて考察

今回、ベルベットの回想にはじめて姉のセリカと思われる黒髪の人物が登場、しかも途中でシアリーズになるという演出が!?・・・これはもしかして、セリカが聖隷に転生した姿=シアリーズなのかな??

死んだライフィセットが聖隷が見えていたのと同様、セリカにもその力があったのなら、開門の日にあの祠でカノヌシに生贄にされてしまったのでしょうか?

アルトリウスが「シアリーズがベルベットに喰われた」と聞いた時、「母性に目覚めたか」みたいなことを言っていたのも気になります。

最後に

王都に入った時、兵士たちをごまかすため、奇術団のフリをしたマギルゥにハトの真似を無茶ぶりされ、思わず恥じらうベルベット。・・・いい!!

仲間同士のスキットも大分増えましたが、ロクロウやアイゼンが、ライフィセットのお兄ちゃんみたいでとても和みます。でも感化されたショタが「ボクも早く指名手配されたいな・・・!」とか言い出してますよお姉ちゃん!

聖主の御座が前回のラスダンだったりザビーダが登場したりと、TOZ世界と徐々にクロスしてきましたが・・・今回一番驚いたのは、闇ギルドの人間が、アルトリウスがベルベットの弟を殺したことを知っていたこと。「降臨の日」の儀式内容はてっきり機密事項なのかと思ってましたが、色々と謎です。

とりあえず次回でエレノアが仲間になりそうな予感なんで、今日はこのあたりで!

↓次回のレビューはこちら!