ドラマ「そして、誰もいなくなった」6話ネタバレありの感想です!新一が姿を消して1ヶ月・・・登場人物たちの人間関係、そして秘密が明らかになっていきます!!
結論:馬場さんまさかのオカンポジ。
目次
消えた万紀子のヘルパー・弥生
新一が消えた日。
それはちょうど、弥生がニセ藤堂・川野瀬の父親を発見した日でもある。前回、誰かに電話でその情報を伝えていた弥生だが、なんと彼女はその日のうちに行方不明になってしまったようだ。
そのため、現在は万紀子の世話を婚約者の早苗がしている。
一時期は新一を疑い、子供を産むことですらためらっていた早苗だが、1ヶ月経って落ち着いたのか、手のひらを返したように新一のことを信じると語り、子供のことも前向きにとらえている。あまりの身代わりの早さに、何か裏があるのではないか、と疑わざるをえない。
ミス・イレイズからのメール
万紀子の誕生日を祝いにやってきた小山内。
ずっと新一を探し続けていた彼は、新一が万紀子の誕生日に何か連絡をするのでは、と踏んでいた。そして予想通り、万紀子の携帯に新一からビデオメッセージがくる。
新一本人のビデオメールを開くと、「プレゼント」と称したミス・イレイズによるウイルスメールに感染。携帯の情報は全て消去され、さらに電話帳に入っている人間にスパムメールが送られてしまう。
新一を探す五木
新一が消えたことで大混乱に陥った開発部。
1ヶ月経ってもミス・イレイズのバグを直すことができず、プロテクトも解くことができない。自分たちのクビを守るため、新一を探す五木は、早苗の元に送られてきたスパムメールを元に、プロテクトの解除を試みる。
だが、それも新一の計算の内だったのか、解除に成功した途端、会社内のデータは全てデリートされてしまった・・・。
馬場が小山内を拉致!?
バーを再会した日下を怪しんだ小山内が、日下を尾行。
だが、馬場が小山内を襲撃し、車のトランクに拉致。
一部始終を目撃していた弁護士の西条が警察に通報するも、警察に追い詰められた馬場は車ごと海へ・・・!!
『決行の日』とは?
ノーナンバー組と一つ屋根の下、まるで家族の様に朗らかに過ごす新一。人が変わったようには見えないが、新一のパソコンのディスプレイには
『爆発』
『侵入』
『電波消失』
など穏やかじゃない単語が並ぶ。
2016年9月1日
明日、世界は孤独になる──
この言葉の真意とは何なのか・・・。
まさか、日本国民全員のパーソナルナンバーやネット上の記録を消去するつもりなんだろうか?
母・万紀子の謎
万紀子の引き出しの中には、5話で新一を脅していた人間が使っていたのと同じボイスチェンジャーが入っていた。
実は5話では、新一と犯人が屋上で会話している際、一瞬犯人の口調が女性らしくなったシーンがある。
さらに今回、
万紀子は一人で、日下たちが潜むアパートへやってきた。
小山内の共犯者は、母親・万紀子なのか!?
それとも、日下と万紀子が真の黒幕なのか・・・?
考察
小山内、日下、万紀子。犯人は誰なのか?
5話で新一を狙撃し、「ショータイムだッ!」という厨二病セリフを決めた小山内。
ノーナンバー組として新一と行動を共にする日下。
犯人と同じボイスチェンジャーを持っていた万紀子。
今のところ一番怪しいのはこの3人。
(姿を消した弥生もかなり怪しいが、次回予告で早苗が誰かの死体を発見しているような描写があることから、もしかしたら既に消されている可能性もある)
一体、犯人は誰なのか?
全員が犯人なのか。それとも・・・?
小山内は犯人なのか?
彼が新一を追い詰めていた一人であることは間違いない。
総務省勤めの彼ならば、新一のパーソナルナンバーを入れ替えることは可能だし、日下のパーソナルナンバーが無いことを知っていたように、闇売買組織にも繋がりがあるように思える。
だが6話では、なぜか新一の行方が本当に解っていないかのような描写がある。一体これはなんなのか?
・小山内と日下は共犯だが、日下組に裏切られ新一の行方を見失った?
・実はミスリードで、彼は黒幕そのものではない?
まるで死んだかのような最後だったが、次回予告で普通に出てきているのでそれはないのだろう(なので馬場も生きていると思われるが・・・)。
しかし、冒頭で刑務所にいた理由は不明。暴力沙汰を起こしてのことらしいが・・・?
そして気になるのは、小山内が日下の年齢を確認したことだ。
「新一より6個下か・・・」と、日下が26歳であることに何か思うところがあるようだ。
日下は共犯者なのか?
犯人に人質に使われた、というのがいかにも嘘臭い日下。新一を庇い続け、OPでも「慈愛」という文字がでているものの、包帯がとれたら怪我一つなさそうな予感。
どうしても小山内の共犯者に思えてならないが、新一のグラスを渡したのは、パーソナルナンバーが無いことを小山内に脅されて・・・という理由はあったり、バーで本当に事情を知らないような会話をしていたり・・・と、不自然なことも多い。
ただ、もし小山内の共犯者だとして、小山内の思惑が「新一を意のままに操り、パーソナルデータ関係で、国家規模の犯罪を犯してもらうこと」だった場合、日下たちが裏切った、という可能性もある。
万紀子こそ黒幕?
関係者の元にたびたび一人で現れる万紀子。はるかや小山内と連絡を密にとっていたことから、小山内、はるか、万紀子・・・身内組のこの3人が、何か結託していたのは間違いないように思える。さらにここにきて、万紀子本人が5話の事件に直接関わっているかのような描写や、日下とも関係者っぽい感じを匂わせてきた。
考えてみればヘルパーの弥生が一番電話をかけそうな相手は万紀子である。もしかして彼女が消したのか・・・?
当初は息子をとられたくない、などの理由かと思われたが、血が繋がっていない親子。もっと違う動機があるのかもしれない。
最後に!
OPが変わりましたね!それに伴い、登場人物たち一人ひとりについていた「疑惑」などの漢字がハッキリ解るようになりましたね。そして次回予告が最強にネタバレじゃないですかー!なんか早苗が叫んでましたけど・・・果たして見つけたのは、弥生の死体なのか、斉藤の死体なのか・・・?
そして仲良しノーナンバー組も、君家と日下、そして新一でまさかの三角関係に!?そんなバカな・・・いや新一君呼びには反応せざるを得なかったけど・・・。
弁護士の西条さんが意外にかっちょいい働きをみせているのが気になります。来週新一は、世界を孤独にしてしまうのか、それとも、自分が本当に「孤独」になってしまうのか・・・!?色々と楽しみで考察が滾ります!
↓前回の感想はこちら!