大丈夫、きっと取り戻せるから。
痛みを取り戻せるから。
※第一話「1日あったその日から、絆の花咲くこともある」のネタバレありの感想です。
結論:パンツは映さないのかッ!!
独特なストーリー
いきなり集められた学園生徒たちが、いきなり謎の手術を受け、互いにキズを分け合う「キズナイーバー」になったという謎多きストーリー。
「キズのキズナで結ばれた」・・・動き方や勢いやセリフ回しに至るまでトリガー節を感じられるアニメでした。1話はほぼ導入・・・というか園崎さんが全てを引っ掻き回し全てを説明していった感です。
阿形勝平(CV:梶 裕貴)
主人公。
殴られても本人曰く「痛くない」らしい。イジメられてもカツアゲされても何も反抗せず流れるままに任せるなど、物事や人に執着していない。園崎からは「愚鈍」と評される。瞳のアップがやたら多い。
「阿形」というのは仏教用語で「物事の始まり」を意味する言葉。全ては彼から始まるという意味なのだろうか。
高城千鳥(CV:寺崎裕香)
勝平の幼馴染。
勝平と登校を共にしている。よくいえば面倒見のいいタイプ、悪くいえばおせっかいなタイプ。勝平がイジメられているのを気にはしてはいるが、自分からイジメっ子には注意せず先生にまず注意するよう促すなど、少々偽善的。園崎からは「独善」と評される。
天河一(CV:前野智明)
「てんかわはじめ」と読む。
イジめられていた勝平を助けるなど、根は一番いい人な予感。完全に能筋タイプ。必殺技は「プリプリヒップサマー」。拳で直接ノさないのは彼なりの優しさからだろうか。
牧穂乃香(CV:佐藤利奈)
クールビューティー。
おそらく女性キャラ一の巨乳(目測)。人を見下す態度からか、園崎には「上から選民」と評される。
由多次人(CV:島崎信長)
「ゆたつぐひと」と読む。
女をタラしこむのがうまそうな、いかにも狡猾キャラといった風貌。自分になびかない牧に何かとつっかかっている。園崎には文字通り「狡猾リア」と評される。
新山仁子(CV:久野美咲)
机をファンシーグッズで固めている不思議ちゃん。いたるところで妖精さんを探している。園崎からは文字通り「不思議メンヘラ」と評される。なんか心の闇が深そう。おっぱいはわりとデカい。
園崎法子(CV:山村響)
勝平たちを集め、彼らをキズナイーバーにした張本人。なぜ彼女にそんなことをできるのか、なぜ彼女本人はキズナイーバーではないのか。その首の跡はなんなのか。全てが謎のキャラクター。流子とは違いパンツは水玉派。
てっきり厨二病的な名前なのかと思ったら意外に普通の名前だった。
考察点
キズを仲間内で分け合うことでケガを結果的に治す事ができる、それがキズナイーバーという設定で、全員右手首に手術のあとらしきものがあることから、恐らく右手に何かを埋めこまれているようです。
ですが、階段から落ちた勝平の傷が全快していた時、周囲の生徒たちは体にダメージは追っていなかったので、これはあくまで「痛覚のみ」を共有していると考えた方がよさそう。どっちかっていうと本体(?)は頭の中にありそうですが・・・うがちすぎでしょうか。
また園崎さんの全部知っているあの雰囲気や、勝平が幼いころからイジメられていることを知っていること、彼に執着しているようなそぶりから考えると、勝平の夢に登場する飛び降りた少女っぽい気もしますね。(ミスリードの可能性も高いですが)
主人公たちが住んでいる洲籠(すごもり)市が、都心から一本の橋でしか通じておらず、実験の為に作られた閉鎖都市だというようなことを園崎さんが口にしますが、もしそれが本当だとしたら、「キズナシステム」の実験は相当昔から、物凄い規模で行われていることになります。この子たちは本当に普通の人間なのか?、学園どころか街自体が何か作り物めいた雰囲気なので、一体どこから疑っていいのかわかりません。
園崎さんが言った「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」という、有名なあのフレーズの本当の意味と照らし合わせると、このシステムが本当に争いのない世界を作るためにあるのかも少々疑問です。
事前情報を殆ど仕入れていませんし、カバネリのように何か世界を脅かしている「敵」がいる感じもしませんが、来週からアクションになるのかどうなのか、展開が全く読めないのは面白いところですね。
【最後に】
OPの感じとかゴモリンのキモさに何故か「妄想代理人」が脳裏をかすめました・・・。トリガーのあのキャラクターがよく動く感じが好きなので、ストーリーの突飛さで好き嫌いは分かれそうなものの、来週が楽しみな今期アニメの一つです。とりあえず本当にパンツは映して欲しかったかな・・・かな!!
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