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【アニメ】僕だけがいない街 11話感想~まさかの記憶喪失!舞台は2003年に!?※ネタバレあり

僕だけがいない街 11話 未来

※アニメ第11話「未来」のネタバレあり
※原作「僕だけがいない街」をほぼ未読のまま視聴しています。

結論:ヒロミくんの衝撃が凄すぎてちょっと言葉がでない。

※今週は、僕だけがいない街の物語に関する重大なネタバレが存在します。未視聴の方は非推奨です!!

未来が変わった!?

前回、八代の策略により海へと落とされてしまった悟。だが目覚めると・・・

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そこは2003年の世界!
そしてまさかの記憶喪失!!
どうやらあの事件の後、悟は15年もの間、ずっと眠り続けていたらしい。しかもここは以前の──悟の知っている時系列の「2003年」ではなく、全く別の時間軸である、「児童連続誘拐事件が起きなかった世界」の2003年!シュタゲ風にいうなら、別の世界線にいってしまった・・・という状況でしょうか。でも考えてみれば「事件を防ぐ=未来が変わる」なんですから、悟はリバイバルから戻っても、「元の2006年=愛梨と仲良くなった世界線」に戻れるわけじゃないんですよね。さみしい・・・。

しかしここにきて15年前の記憶をほとんど思い出せず、一番大事なところ忘れちゃうとか!!それなんてひぐらしの最終章?

悟のやせ衰えた姿も痛々しいですが、それ以上に15年間佐知子がたった一人でずっと付きっ切りで看病していたことを思うと・・・どれだけ辛かったのか・・・。けれど母親の愛情の深さが悟を救った形になりました。

一瞬「今までの全ての出来事が、眠っていた悟の妄想でした☆」みたいなオチかと思って胃がキリキリしたけどそんなことはなかったぜ!

15年後のケンヤたち

僕だけがいない街11話 未来 ケンヤとヒロミ

悟にとってはついさっきまで会っていた友人・・・ケンヤたちがわざわざ船橋の病院までお見舞いに来てくれました。すっかり大人になったケンヤ(CV:柄本佑)の職業はなんと弁護士!・・・こんなイケメン弁護士だったら絶対女の依頼者多くて儲かるわ・・・。

そして横にいる黒スーツの男性は、まさかのヒロミくん(CV:田丸篤志)。月日って残酷!!

ヒロミはお医者さんになっているようですが、二人の職業は悟の今の状況に深く関係しているように思えます。二人なりに悟を救おうと努力した結果なのかも。特にケンヤは「元の2006年の世界」で協力者になってくれた、佐知子の元同僚・澤田とも繋がっているようなので、悟の事件のことを未だに追っているのかもしれません。

さらに・・・

僕だけがいない街11話 未来 加代

2006年の世界ではありえなかった、大人になって、自分の赤ちゃんを抱っこしてる加代の姿も。

・・・この子がちゃんと「母親」になる未来を選んでくれたというその事実に、画面の中の悟と同じく、涙が止まりませんでした。

しかし、現在は結婚して「杉田加代」になった、という言葉に頭が真っ白に・・・。つまりそれはダンナさんがヒロミくんということ?え、そこくっついたの??この事実が衝撃的すぎてなんかもう死にそうなんですけど・・・

新キャラ・北村先生(CV:浜田賢二)

僕だけがいない街 北村先生

今回の新キャラとして登場した、2003年の世界で悟の主治医の北村先生。いい人そうに見えるけど謎の人物と携帯で会話していたりと、この人も何かアヤしい!・・・と思っていたら悟の入院先の病院に、「元の2006年の世界」で最もアヤしい男が現れました。そいつは・・・!

ついに西園先生の正体が明らかに

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アヤしすぎると自分の中で評判だった西園先生の正体は・・・やはり、やはりおまえだっかか八代ぉ!!(5話のCV:大泉一平はフェイクってことか・・・。声が似てる人選んだのかと思ってたけど、ここまでするとはさすがノイタミナ・・・)

八代は5年前に結婚して婿養子になっていたと・・・まぁそこまでは予想通りだったけれど、名前の読みまで「まなぶ」にしてたとは、なんと周到な!

記憶喪失中の悟と幼女の久美ちゃん(CV:宇山玲加)との会話シーンとか、あの黒手袋をして悟を屋上へ連れて行くシーンにもう冷や汗タラタラでしたが、最後の最後で悟の「俺の記憶は戻ってるぞ!」というセリフに一安心!
これは記憶喪失したフリをして、実は全員で先生をお縄にするための罠でしたってことでOK?

でも何となくですが、記憶喪失自体は全部フリではなく、加代ちゃんに出会うまでは忘れていたけれど、加代ちゃんの姿を見て赤ちゃんに手を触れられた時に全部思い出したんじゃないか、と思っています。

来週はこいつを佐知子か加代ちゃんが右ストレードでブン殴って、そのまま最終回っていう展開でもいいんですよ・・・!いやホント!

考察:八代が見ている「蜘蛛の糸」

なんとなく主人公だけが特別な能力がある前提で見ていましたが、八代にも「人の頭上に蜘蛛の糸が見える」という特殊な力があることが今回明らかになりました。それは彼が小学校6年生の時に、引き取った数匹のハムスターを容器に入れ水没させて殺した際、仲間の死骸にのぼって生き残った、たった1匹のハムスターの姿を見た事がキッカケでした。

・・・こんなことを小6の時点で出来たということは、八代はもともと、残酷な性質を持っていたということなんでしょうねぇ・・・。

生き残っているハムスターを見た時はシビれた、と語る八代。仲間の犠牲の上に生き残った姿に感銘でも受けたのでしょうか。そのハムスターに「スパイス」と名づけ観察することに・・・つまり助けることにします。その時、蜘蛛の糸という仏教を元にした有名な話を思い出した八代は、なぜかそれから、人の頭上に「蜘蛛の糸」が見えるようになったといいます。

考えてみれば、リバイバル《再上映》という特別な力があるという世界なのですから、悟以外の人間にも何か特別な力があってもおかしくはないですもんね。(コメントにもありましたが「ケンヤも実はタイムリープしてるんじゃ?」という考察もありましたし)

この八代が見ている「蜘蛛の糸」とは、人間の寿命を可視化したようなものなのかも?(何故その糸が小学生に多く見られたのか、見えない人との違いや条件はまだわからないのですが)

八代の殺人の動機について

「蜘蛛の糸が見えた人間を殺していった」ということは、八代による誘拐事件の動機は、彼が小児性愛者だったとかではなく、かといって単なる快楽殺人目当てというわけでもなく、「蜘蛛の糸」を切ること自体が目的だったということなのかもしれません。

八代は自分のことをカンダタ(生前に悪逆の限りを尽くした犯罪者)と重ねたのでしょうか?それとも、新たに「スパイス」と名づけた悟を助けたことで、糸を垂らす側・・・蜘蛛の糸をたらした仏、つまりの側に立っているつもりなのでしょうか?

死神について

もし「蜘蛛の糸」が人間の寿命を現すならば、八代は寿命が見えた人間の命を刈り取ることで、奇しくも「死神」と同じ行為をしていることになります。

死神は悟が描こうとしていたマンガにも登場し、オープニングでも登場するキーワードでもあります。当初は単なる「姿なき殺人鬼」の暗喩だと思っていましたが、悟は6話で、死神のマンガの内容を「寿命がまだきていないのに死なせてしまった子供を、死神が必死に助けるお話」と語っていました。この内容は、まるで悟と八代の関係性そのものです。(ただこの場合は、助けようとする死神=悟でもあります)

悟のリバイバルと八代の蜘蛛の糸、もしかしたらこの二つの力は連動しているのかもしれません。

【最後に】
OPから悟の存在が・・・消えた!?→本編でちゃんと悟生きてた!!→うぇぇ15年も経ってるとかどうゆうことなの→記憶喪失とかマジ!?→大人になったケンヤくんイケメンだひゃっほーい!→ヒロミくんどうした!?→「今は結婚して杉田加代なの」

なにこの流れるようなコンボ。もうやめて!わたしのライフはゼロよ!!っていうかマイナスよ!今期アニメ一推しの男の娘キャラのまさかの将来の姿にちょっと絶望した!

しかしもう最終回が近いというのに、物語がずっと盛り上がりっぱなしというのが信じられない。個人的には本当に「八代先生をみんなで捕まえて大円団」になって欲しいけど、OPの銃弾の伏線を回収してないので、やっぱ無理だろうなぁ・・・。

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