※アニメ第7話「暴走」のネタバレあり
※原作「僕だけがいない街」をほぼ未読のまま視聴しています。
結論:ショタがイケメンすぎる・・・!!
もう一度1988年の時間軸へ!
加代を救う為、はじめて悟が自分の意思の力で起こした、最初で最後のリバイバル──!気付くと目の前には、あのクマの剥製が・・・"今日"は1988年。加代ちゃんとのあの科学館デートの日!
これまでの加代ちゃんとのやりとりが全部リセットされるのかとドキドキしてましたが、前回のリバイバル時の延長線上の時間軸のようです。よ、よかった・・・!またツンツン状態から攻略しなおさなければいけないのかと・・・!
しかし、これが正真正銘最後のチャンス。加代のため、悟はなりふり構わずとれる手段をすべてとることに!ですが、そんな悟に頼もしい味方が増えます。それは・・・
ケンヤが協力者に
賢い子だとは思っていたけれど、貸していない本のことで悟にカマをかけたり、悟が加代を見つめ始めたあの日(悟がリバイバルした日)から、「悟の中に別人格が加わったようにみえた」なんてとこまで見抜くとは・・・ケンヤ、恐ろしい子・・・!
加代との距離をぐんぐん縮めていった悟に対して、悟よりもずっと前に加代の虐待に気付いていたけれど、それでも何も出来なかった自分自身に色々と思うところがあったようで、これからの悟の良き協力者となると約束してくれます。前回はほぼ孤軍奮闘していた悟に、ついに仲間が!これは嬉しい!
2順目と今回の違い
3月2日の誕生日会までの行動は一緒でいいとして、問題はその後!まず悟がとった行動は・・・
①3月2日の夜、ユウキさんにアリバイを作る
ユウキさんの父親の部屋に投石(!)をし、警察を呼んでアリバイを作ってもらうことに。
加代に友達ができたことを聞き、思わず方言が出ちゃうくらい喜ぶユウキさん。こんな良い人が殺人犯にされて死刑になってしまうなんて・・・加代を、母親を、そしてユウキさんを救う為に、なんとしても未来を変えなければ!
②加代の母親をなんとかする
階段を降りていく加代の母親の後姿に手を伸ばす悟。「おまえさえいなければ・・・!」そう思う気持ちは良くわかる。前々回でコイツが加代ちゃんの手袋を捨てた時はマジ「ファ○ック!!」って思ったし。ですが短気を起こしかけた悟を止めたのはケンヤでした。なので「加代の母親の排除」は未遂に終わることに。一人じゃなくて本当によかった・・・。
③加代を真犯人より先に誘拐する
この発想はなかった。
誕生日会の帰り道。「これからおまえを誘拐するけど、いい?」と加代に聞く悟。加代を守るため、あえて先に自分がさらうとは・・・それにしたって「きみをさらっていい?」みたいな台詞を堂々と吐くなんて、相変わらずの天然タラシっぷり。
そしてそれに「・・・いいよ」って応えちゃう加代ちゃんマジ天使。結婚すればいいのにって思ったけどいやでも愛梨ちゃんも捨てがたいぐぬぬぬぬ
ケンヤにも協力して貰い、隠れ家でこっそりと加代を匿います。この時、はじめて加代ちゃんが「悟」「ケンヤくん」と名前呼びにィ!!
そしてソレに対し、「加代ちゃん」と名前で呼び返し、「オレたちが、必ず加代を守るから」なんて・・・
このっ!今期アニメ最大のイケショタコンビがぁぁぁ!!
しかもケンヤにいたっては帰り道に「”加代"は悟だけ呼べよ」というイケメンっぷり!おまえ本当に小学生か・・・!?
運命は変えられるのか
今回の悟も打てる手は全て打っていますが・・・前回リバイバルした時も、悟は加代の運命を変えようと、1順目で加代が攫われた日である3月1日、そして誕生日である3月2日とほぼ付きっ切りで加代と共にいました。ですが、悟の庇護を離れた途端、加代は殺されています。
これは真犯人が行き当たりばったりの犯行ではなく、かなり以前から加代にターゲットを絞り、綿密に準備しているということ。そして犯人は、何らかの理由で確固たる意思を持って加代を殺そうとしている、ということ。
これはもしかすると、どう守ろうとしても、悟やケンヤたちが離れた隙をついて加代は殺されてしまい、殺される日時が延びていくだけなのではないでしょうか?
そしてそんな予想を裏切ることなく、夜、隠れ家に大人の姿が現れ・・・!!
真犯人の予想
今回、ヒロミの家も両親が夜8時ごろまでいないことが判明。こうなると、犯人がヒロミを狙ったのは、「女児と勘違いしてさらった」と警察にミスリードさせ、自身を容疑者リストから外すこと以外にも、ヒロミの家庭環境からさらいやすかった、まで判断していたと思わざるをえません。
真犯人はヒロミの素性を知っており、尚且つターゲットの家庭環境の詳細を知っている人物。小学生の家庭環境に1番詳しいのは・・・やはり学校関係者じゃないでしょうか?
前回、加代が物置から失踪した時はすぐに悟の母親に電話してきた加代の母親が、今回は動き出さなかったところも気になります。これは・・・誰かがそれとなくアドバイスしているとは考えられないでしょうか?
例えば・・・学校の担任とか。
最後に!
今回「暴走」というサブタイトルの文字を改めてみた時、「暴」と「走」でフォントが違うような気がしました。(「走」という字の方が明朝体に近く、「暴」という字はゴシック体?に近いような・・・)このフォントを微妙に変える、というこだわりは「僕だけがいない街」というタイトルから来ているようですが、これには一体どんな意図があるのでしょう?真犯人の正体ばかりに目がいってしまいますが、こういった細かい演出についても、色々と考えてみたいですね。
今回も激動の展開でしたが、次回も激動する予感!来週の悟たちも、加代を守るナイトでいられるでしょうか?
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