音楽 ★★★★★
ダンス ★★★★★
キャラクター ★★★★★
結論:ピアノ弾いてる子めっちゃ可愛くね!?
2006年 アメリカ
監督:ケニー・オルテガ
バスケ少年のトロイと、天才少女と揶揄されるガブリエラ。一緒に歌ったことで「普段とは違う自分」を見つけた二人は、生まれて始めてのミュージカルに挑戦しようとする!だがミュージカルの主役の座を狙うシャーペイ&ライアンの罠により、ミュージカルのオーディション日程が、ガブリエラは科学コンテストに、トロイはバスケの試合と被ってしまう!勉強、バスケ、そしてミュージカル!彼らは一体どれを選ぶのか!?
※ストーリーに関するネタバレあり。未視聴の方はご注意!※
/主要人物/
■トロイ(吹:森田成一)
バスケ少年。
ガブリエラと出会い一緒にデュエットしたことがキッカケで、ミュージカルに挑戦しようとする。
■ガブリエラ(吹:折笠富美子)
科学コンテストで優勝したこともあるほどの天才少女。
トロイと同じく歌の楽しさに目覚める。が、大勢の人間に注目されるのは苦手。
■チャド(吹:関智一)
トロイの幼馴染でチームメイトの少年。トレッドヘアが特徴。
■テイラー(吹:坂本真綾)
科学部の少女。根っからの文系で体育会系の連中をバカにしていたが、徐々に理解を深めていく。
■シャーペイ(吹:永田亮子)
ミュージカルに出演しようとするトロイとガブリエラを全力でジャマしてくる、今作の愛すべきライバルキャラ。
■ライアン(吹:福山潤)
シャーペイの双子の弟。ライバルキャラその2にして、この映画の愛すべきおバカさん。
■ケルシー(吹:榎本温子)
ミュージカルの作曲を勤めている内気な少女。オーディションのピアノの伴奏も担当する。メガネっ娘。超かわいい。
最高にキュートなライバル:シャーペイ
主役の座を守るためなら全力で足を引っ張るという、これぞライバルキャラ!な彼女は、カラフルな衣装から立ち居振る舞いをふくめ、全身で「イジワルっ娘」を演じきったアシュレイ・ティスデイルのコミカルな芝居、そしてキュートなルックスも相まって、スピンオフが製作されるほどの人気を誇ります。また劇中ではトロイとガブリエラのコンビにしてやられてしまいますが、彼女の歌はどれもテンポがよく楽しいものばかり!
彼女の歌は幾つかありますが、今回は個人的に好きな2曲をご紹介致します!
ボップ・トゥ・トップ/Bop to the Top
終盤、オーディションの二次選考でシャーペイとライアンが歌ったデュエットソング。歌もダンスも跳ねるように陽気な、アップテンポ&ラテン系(?)なノリの曲で、派手なものが好きなシャーペイらしい曲です。映画では、この曲のラストに梯子に登ったライアンの頭をはたいて自分より下にさせるシーンがあります。このちょっぴり不憫なライアンが可愛くて大好きなシーンです。
今までどおりが一番/Stick To The Status Quo
トロイがミュージカルのオーディションを受けることを知った学校中の人間が、自分の意外な趣味を暴露しあうというシーンでかかる曲!個々の集団が様々なダンスを披露する賑やかなシーンですが、それを一掃するかのように響くシャーペイの
エブリバディクワイェェッット!!
という怒声に爆笑必死の名曲です。
ぶっちゃけ映画中の曲が全て名曲と言っていいくらい、どの歌も最高に楽しいものばかりなんで、映画をまだ見た事が無いという方にもぜひ聞いていただきたいですね。
個人的イチオシキャラ・ケルシー!
ピアノの伴奏役として登場するケルシー。ちっちゃくて小柄、ドジっ子でメガネっ子!これで萌えないワケがない。オーディション用のスーツ姿+帽子も可愛かったですが、特にラストのダンスシーンで見せてくれた、片紐キャミソールの衣装+今まで結んでいた髪の毛をほどくというシチュエーションがドストライクでした。
この映画ではチャドとテイラーといったサブキャラが見事にくっついたり、お菓子作りが好きな彼が最後に報われたりと、主人公以外のキャラクターもみんなハッピーになって終わるのですが、1作目の終盤、バスケットボールを渡されたケルシーに、トロイのチームメイトの黒髪の男の子が後ろから手を添えてフリースローを決めさせるシーンがあり、このシーンが凄く好きだった自分は「この二人は絶対にくっつく!」と信じておりました。が!続編ではこのカップリングが見事に無かった事にされており、一人涙を呑みました・・・。
これが・・・カップリング論争ってヤツかっ・・・!(違う)
~こんな人にはオススメできません~
■青春が眩しすぎる人
こんな青春送りたかった・・・と、見て欝になる人はやめておこう。
最後に!
10代の少年少女たちのハジけるようなダンスは、見ていて本当に爽快!歌も気分がスカッとするものばかりで、元気になりたい時にはオススメのミュージカル映画です。ちょうど10周年となる今作、まだ見てないという方も前に見たという方も、改めて見直して(聞きなおして)みたらいかがでしょう?
↓ミュージカルはお好きですか?