僕は、あの夏で出来ていた。
結論:ショタらぎさんマジ天使。
終物語 そだちリドル 其ノ貮を視聴致しました!!
※アニメ本編のネタバレ含まれますので未視聴の方はご注意ください※
前回。
阿良々木暦と忍野扇は阿良々木暦のルーツを探る為、中1の夏休みの思い出の場所であるとある廃屋へ向かいました。
物語は、この思い出の廃屋で一体何があったのかを語るところから始まります。
二人だけの秘密塾
5年前。期末試験の結果が芳しくなかった阿良々木少年。そんな少年の元に届いた一通の手紙をきっかけに、暦はある少女と出会う。
廃屋で出会ったその少女は暦に数学の面白さを伝え、その日から、廃屋で二人だけで数学の勉強す会をすることに。
そこで勉強会を行う際、少女が出した条件は3つ。
ここでしか勉強しないこと。
勉強会は二人だけの秘密にすること。
そして、数学のこと以外は何も聞かないこと──少女のことは何一つ、名前すら聞かないことだった。
少女は何か見返りを求めて教えているわけじゃなく、ただ暦に「数学をずっと愛し続けてね」と告げる。
だが夏休みの最後の日。空っぽの封筒だけを残し、少女はいなくなってしまった──
とりあえず回想シーンのショタらぎさん可愛すぎて!これは忍ちゃんじゃなくても頬ずりしたくなるレベル!
そして回想話を聞いた後の、扇ちゃんの「数学の妖精みたいですね」という一言の後に斧乃木余接ちゃんが魔法少女風になったカットが入ったり、どうみても種村先生な絵柄のカットがあったり!(ジャンヌ思い出した!懐い!)
相変わらず小ネタを挟まないと死んじゃう病のシャフト。
まぁ大方の予想通り、その数学の妖精は育ちゃんなわけですが──
ここで、扇ちゃんからの問い。
問題です
Q.この廃屋で老倉育は、阿良々木暦に何を望んでいたのか?
ヒント:阿良々木暦の両親の職業。
シンキングタイム──120秒
答え
A.
今、荒れ果てた廃屋であるこの場所は、5年前の暦の記憶の頃から廃屋だった。
更に、少女が何故、夏休み中毎日暦より先に待つことができたのか──それはその少女の実家が、まさにその廃屋だったから。老倉育は家庭内暴力に晒されており、丁度数学の成績が落ち悩んでいた暦をモンティホール問題で誘い出し、数学を教えるという名目で、自分の現状を暗に暦から、警察官である暦の両親へ伝えて欲しかったのだ。
部屋に何故かある万華鏡を覗きながら、今回も探偵役である扇ちゃんが、ミステリー小説さながらに饒舌に語り解き明かしていく流れが面白いですね。
(部屋には他にも望遠鏡など「覗くもの」が多かったのは、何かの暗示かな?)
友達がいて、恋人がいて、後輩がいて、とても幸せな暦。
その阿良々木暦のルーツとは、重大な転換期であるタイミングで数学を教えてくれた少女のことを。数学と言う心の拠り所を与え、自分を救ってくれた少女のことを忘れていた愚か者だったということ。
幸せな自分のことが少し嫌いになってしまったという暦に対し、「ならば其の分、私があなたを愛しましょう」という扇ちゃんの目・・・超怖かった!!
けれどもたった一つだけ。少女の育が言った「何が嫌いになっても、数学だけは愛し続ける」という約束だけは、確かに守られていたのでした。
謎が無事解けた次の日、一連の流れを羽川ちゃんにご報告。(※画像は公式ツイッターより。相変わらず素晴らしいサービスショットだ羽川ちゃん!!)
しかし羽川ちゃんは、一つの疑問を呈します。
それは
『老倉育は、阿良々木暦の両親の職業をどうやって知ったのか?』
という点。
確かに暦は、両親の職業はひた隠しにしていました。
一体いつ、どこで彼女はそれを知ったのか?
ラストに謎が新たに増え、第3話は終わります。
「なんでもは知らない、知っていることだけ」を知っている羽川ちゃんと、
「私は何も知りませんよ。あなたが知っているんです、阿良々木先輩」な扇ちゃん。
この二人は案外意外に、暦に対し同じ事を言っているのかもしれません。
果たして、阿良々木暦のルーツはどこまで遡られていくのか?
来週も気になります☆
↓第4話そだちロスト其の壹の感想はこちら!
※アニメ本編ネタバレあり。ご注意!
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