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びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る感想サイト。ネタバレ多め。

ジンメン ネタバレ感想~ストーリーの謎や疑問点のまとめ。すっごーい!あなたはおしゃべりが出来るフレンズなんだね!?

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とっても可愛い動物たちが、ある日知性を手に入れて「ニンゲン」に進化した!?みんな表情も豊かになって、ヒトと楽しくお喋りまで出来るようになったんだって!すっごーい!そんなたくさんのフレンズに囲まれた、楽しいパークの1日がはっじまっるよー♪

グロ度 ★★★★★
恐怖度 ★★★

結論:わーい!たーの死ー!

※コミックス2巻以降のストーリーのネタバレあり。
一部(ヒトによっては)恐怖画像ありなのでご注意ください。

巷で話題のストーリー

大体あってる(マジで)。

・・・と、最近あの「けものフレンズ」とそっくりなストーリーだと話題になっている、カトウタカヒロ作の漫画『ジンメン』。恐ろしいことに、ニンゲン化した動物たちが住むパークが舞台というあらすじだけを見れば確かに共通点は多い。

ただまぁとっても可愛いフレンズたちが・・・

ジンメン マンガ

こうなってる時点で何もかもお察しなのだが。

本当の世界観とあらすじ

冗談はこのくらいにして、この漫画は人間の顔を持ち、ヒトの言葉を話せるようになった動物『ジンメン』の恐怖を描いたパニックホラー。

舞台は富士山・・・ではなく不士山ふもとにある「不士サファリパーク」。主人公は幼いころから動物の言葉がわかるという不思議な力を持った高校生・マサト。7年ぶりに故郷に戻ってきたマサトは幼馴染のヒトミと大好きだったサファリパークにいくが、そこにいた動物たちは、不気味なヒトの顔を持つ「ジンメン」となり、次々に人間を惨殺していた・・・というストーリー。

グロテスクかつ不気味なジンメンのヴィジュアルや、容赦ないグロ描写、パニックホラーやサバイバルホラーのお約束を詰め込んだスピーディーな展開で人気を博している作品である。

ジンメンとは?

[まとめ買い] ジンメン(少年サンデーコミックス)

ヒトの顔を持った動物たちのこと。
人間の言葉を理解し互いに会話できる。また本を読むことも可能で知性も人間並となっている。

不二サファリパークで飼われていた動物たちはみなこのジンメンとなり、パーク中の職員を惨殺するなど恐ろしく凶暴な性格となったが、それは彼らが「人間は恐ろしいイキモノ」「人間は敵だ」と判断したため。脱走後も人間を積極的に襲うが、わざと生かしておいて生存者たちを探す囮にしたり、攫った人間を食肉用と農作業をさせる人間と分別するなど、行動や思考が人間そのものとなり、逆に人間を家畜扱いするようになった。

基本、彼らの顔がパークの職員の人間がベースになっていること。彼らに噛まれたペットたちもジンメンとなる=感染することから、原因はなんらかのウイルスによるものと推測されている。

登場人物紹介

■神宮マサト
苗字の読みは「じんぐう」。
動物が大好きな16歳の高校生。幼いころ不二サファリパークの常連だったため、パーク中の動物を判別でき、動物の知識も豊富。

なぜか動物の気持ちを理解でき、動物にすぐに好かれるという力があるが、初めて会った動物の名前を言い当てたりともはや超能力に近い。小学生のころはその能力を疑われ友達が出来ず、父親からも放任されて育ったため、「僕の友達は動物だけ」と半ば人間不信に陥っていた。が、基本はお人好しですぐに人を信用する。動物に深い愛情を持っており、ジンメンと化した動物たちを殺さずに救いたいと考えているため、人間側に不利な行動もとってしまうことも。

1巻の序盤、シカのジンメンに襲われて負傷。その際『感染』し、身体能力や肉体の回復能力が大幅に向上。30話では首の骨が折れたにも関わらず生存していた。

■翠川ヒトミ
幼馴染ヒロイン。
おっぱい担当。コミックスの裏表紙ではムダに脱いでいる。幼いころ、動物にしか心を開こうとしないマサトに歩み寄った人物で、マサトの想い人。ヒトミ自身も憎からず想っているようだが、徐々に様子がおかしくなっているマサトを気にしていた。

■中田さん
サファリパークの職員。
パークの常連であったマサトの顔見知りであり、数少ない人間の友人でもあった。騒乱の当日、ゾウのハナヨの檻の中で倒れているところをマサトたちによって救われる。が、行動や発言に謎も多く、2巻ではジンメンと会話したり、謎の電話をかけていたりと不穏な行動が増えてくる。

実はジンメンの実験のことを知っていたことが判明。末端の人間として計画に関わっていたものの敵勢力ではなく、パークの動物にも本当に愛情を持って接していた。

■内海千枝
2巻から登場。
暁テレビの記者。政府が隠している真実をありのまま報道する、という真っ当なジャーナリズムの持ち主。だが取材中、電子機器の異常によりヘリが墜落。彼女だけが奇跡的に生き残り、以降はマサトたちと行動を共にする。

■ロクさん
ヘリの運転手。
チエが新人の頃からの付き合いで気さくな人物だったが、墜落死した。

■平助
同乗していたカメラマン。
チエにカメラを託し、息を引き取る。

その他の人間キャラ

■ゴリ園長(延田)
マサトが引っ越してからすぐにやってきた園長。外見はゴリラというよりブタそっくり。彼が来てから不二サファリパークは経営方針が一転。1ヶ月に1回、パークの職員と動物たちに「なかよし健康診断」という検査を行っていた。序盤にてゾウのハナヨに殺される。

■クソ警察官
崩壊した警察署でただ一人生き残っていた警察官。臆病な小物で、ケガをしたマサトに応急手当もせず、囮として利用する。だがひとり逃げた先でカンガルーのジンメンに殺された。

■山村
6話に登場。
猟銃を所持しており、クソ警察官に囮にされたマサトたちを助け、避難先の学校まで連れて行ってくれた。俊樹という孫と行動しているようにみえたが、実は孫はチンパンジーのジンメンの襲撃に遭い、既に事切れた死体となっている。

学校にて再びチンパンジーのジンメンを目撃した時は怒りのあまり錯乱。マサトたちとジンメンの区別もつかない状態になったところを襲撃され、最後まで孫の遺体を抱きしめたまま殺害された。

■矢口
2巻に登場。
ネズミのジンメンに追われている最中に出会い、マサトたちを囮にして逃げた男。その後人間牧場から脱走してきたところで再会する。安全な場所へ連れていくといってラブホテルにマサトたちを連れて来るが、内心ヒトミのおっぱいが目当てだったようで、スキをみてベッドに忍び込んできたところをマサトにぶっ飛ばされる。

その後部屋を追い出されるが、別の部屋でカップルが致しているのを立ち聞きし、勢いに任せて3Pを試みる。だがギシアンしていたのはパンダのジンメンカップルであり、そのまま惨殺された。

■勝俣
2巻に登場。
生き残りメンバーのリーダーで、身重の妻を連れている。自衛隊の駐屯基地にてマサトたちと共にジンメンに拉致される。そこでジンメンが出した洗脳薬入りの食料を食べてしまいジンメン側の兵士となってしまうも、妻を殺す直前に自我を取り戻し、ジンメンを殺害。妻を守って闘い死亡する。

登場するジンメン

■ぶたえんちょー
ゴリ園長そっくりの顔をしたブタのジンメン。自らを「ぶたえんちょー」、そして自分たちのことを「ジンメン」と名乗り、全人類に向けて動画を投稿。孤立した不二山一帯を日本から独立した「動物公国」だと宣言。街頭放送を使ってジンメンを統率するなどリーダーとして活躍する。

■ハナヨ(ゾウ)
真のヒロイン。
中田の顔を持つジンメン。元々サファリパーク生まれのゾウで、幼いマサトが親友とよ部ほど仲がとても良かった。頭を潰さないようマサトを踏んづけて遊ぶなど穏やかで優しい性格だったが、ジンメンとなった後は「みなぎってきたぁぁ」「最高にハイなのぉぉぉ!!」と大変に荒ぶっており、マサトを見かけるたびに殺そうとしていた。が、30話にてまだ彼女がマサトに対して友情を感じており、優しさを忘れていなかったことが判明。最後までマサトを守り続けた。

■ジュン(シカ)
せんとくんではない。
6月生まれで「ジューン」という名前だったが、マサトがジュンと呼んだため改名。群れの中でも大人しいシカだったが、序盤にマサトをツノで貫いた。が、マサトの言葉は通じていたようで、呼びかけに応じてツノを抜く直前、警察官に撃たれて死亡する。

■ネズミのジンメン
2巻に登場。
捕まえた人間の肩に乗って見張ったり、命令に背いた時は一瞬で首を描き切って殺害するなど様々な場面で活躍する。

■レイレイとバンバン
ラブホテルでイチャコラしていたパンダのジンメンカップル。なぜかメスは子ギャル風のガングロメイクにヅラまで被っていた。コスチュームプレイ・・・?イイところをジャマされて怒り心頭だったのか、矢口の遺体をとんでもなくグロいことにする。

■ベンケイ(ゴリラ)
2巻の終盤に登場。
不二駐屯基地にて自衛隊を殺害。マサトたち生き残り組を拉致し、監禁する。

ジンメン計画の謎

7年前から不二サファリパークで行われていた謎の実験「ジンメン計画」。中田によれば職員は中田含めてすべて実験の関係者であり、動物に人間のコミュニケーション能力の基礎である「顔」を与え、動物に急速な知性の発達を促したこの実験には、人間や動物の遺伝子を研究中に発生した突然変異したウイルスが使われていたという。

また、ジンメンの暴走により不二一帯を孤立させるかのように現われた謎の溝。これは緊急時に周囲に電磁波をはり、ウイルスを滅菌・拡散を防ぐ役割があるのだという(ヘリが落下したのはこのため)。

千枝はこの溝が現われた時、政府が「死傷者はゼロ」とわかりやすいウソをついたことを疑問視していたが、ジンメン計画は最初から政府が主導で行っていた可能性が高い。ジンメンの暴走は想定外のことだったのか、それとも・・・

ジュウメン

溝により陸上からの脱出が不可能となったマサトたち。千枝の提案で自衛隊の駐屯基地にいくも、全員そこでジンメンたちに拉致されてしまう。

そんなピンチを救ったのが、23話から登場したパークの飼育員たち。彼らは「動物の力を人間に与える」という実験の被験者であり、またジンメン暴走時の制圧部隊としての役割を持つ、「獣化できる兵士」だった。(恐らく中田も何らかのジュウメンかと思われるが、どのような動物のジュウメンかは不明)

特別な薬を打つことで能力を使えるが、ぶたえんちょーたちの策略により薬の濃度が調整されていたため、30話以降でゴリラ・ライオンのジュウメンたちが暴走してしまう。ただし現在、草食動物のジュウメンが逃走中である。

これからの展開予想

序盤に感染し、ハナヨ死亡時では薬なしでも覚醒したかのような描写がある主人公・マサト。彼はなんらかの動物のジュウメンなのか。それとも『人間』として獣化するのか?が謎のひとつ。ジンメン計画の最終目標は人間そのものの進化にあるような気もするが・・・。

また知性があるジンメンたちだが、今のところは人間並みの知性しか持ち合わせていない。ゆえに一方が一方を支配するというある意味短絡的な思想だが、今後ジンメンたちが人間を越えた知性を持つ可能性はあるのか?という疑問もある。彼らもまた自分たちの進化に人間を利用しているのかもしれない。

主人公の願いが「動物も人間も救うこと」であれば、ジンメンを動物に戻すというのが一番望ましい結末かもしれないが、ゾンビものの定番である感染を防ぐワクチンの存在がいまだ無いのが気になる。

果たして定番の爆発オチか、まさかのジンメンとの共存エンドなのか・・・。これからの展開が楽しみである。

最後に!

感染系パニックムービーにサバイバルホラー、さらにはテラフォーマーズのような能力ものまで全部まぜこぜにするとは・・・!B級ホラーの極みのようなストーリーですが、とにかくジンメンのヴィジュアルのインパクトが凄いので、それで全てが許される感があります。

こういうホラーはどういう着地点を迎えるかで面白さが決まってくると思うのですが、主人公の動物を「友達」と扱う態度が、動物側には本当はどう捉えられているのか。圧倒的な力を持つ人間と、飼われる立場である動物・・・対等ではない関係性から友情が成立するのか?動物側と人間側で揺れ動くマサトがどうなるのか。そういう深いところに切り込んでくれたらいいなぁと思います。

現在コミックスは2巻まで発売中。最新刊は5月12日に発売予定ですが、電子書籍版は1ヶ月前に先行発売されています。マンガは「サンデーうぇぶり」という公式サイトから無料で配信されており、現在はけもフレでも人気のヒグマちゃんが活躍中!「うきゅ?」というあざとい口調で可愛さをふりまいてますよ!(※ウソは言っていない)気になる方は要チェックです!

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