読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る感想サイト。ネタバレ多め。

昭和元禄落語心中 助六再び篇 10話感想~季節は春。小夏と与太郎の間に新しい命が芽吹く!

f:id:basiliskos:20170311044113j:plain

アニメ「昭和元禄落語心中」2期 10話感想!
本編ネタバレありなので未視聴の方はご注意ください!!

結論:おせきはーん!!

燃えてしまった寄席

f:id:basiliskos:20170311044050j:plain

冬。
東京にたった一つ残されていた寄席が全焼。長年そこで落語と共に生きてきた人々はショックを隠せないものの、落語は身一つあればどこでだって出来る、と前を向いて生きていく。

ついに与太郎と小夏のあいだに子供が!

f:id:basiliskos:20170311044134j:plain

季節は春。
みたらし団子を小夏に食べさせてご満悦な与太郎。ここでエロい妄想をしちゃってほんとゴメン。

甘いものが食べたくなるのは信乃助の時と一緒、という小夏。つまり、お腹の中には与太郎の赤ちゃんがいるということ!喜びのあまり号泣する与太郎。

f:id:basiliskos:20170311044214j:plain

f:id:basiliskos:20170311044219j:plain

やったね信ちゃん家族が増えたよ!

新作落語への思い

f:id:basiliskos:20170311044227j:plain

寄席がなくなったあともラジオで落語を続けていた与太郎。ある日樋口にぽつりと「新作落語をまだ書いているのか」と問う。ついに興味を持ってくれた!と嬉しそうに大量の原稿を取り出す樋口だが、与太郎の興味は『女の人の落語はないのか?』ということ。つまり小夏のためってことかな?

「師匠の目が黒いうちは新作落語はやるつもりはない」とハッキリと言う与太郎。そんなんじゃ師匠は超えられないという樋口にも、

「師匠っていうのは超えるもんじゃねぇ。別々の道をおんなじ方を見て、少し後ろを歩いてく」

と語る。
親や師匠はいずれ超えるもの、というのがお約束ではある。事実それは間違っていないのだろう。だが与太郎は、師匠とは『同志』のようなものだという。

f:id:basiliskos:20170311044253j:plain
「師匠の落語を生涯愛してく」
「超えちまったら、愛せないだろ?」

愛せるもんは多けりゃ多いほどいい・・・なんとも与太郎らしい言葉だ。包容力がカンストしてんよ・・・。

溶けていく心

f:id:basiliskos:20170311044313j:plain

療養中の八雲。
与太郎に助けられたものの左目に火傷を負い、包帯もいまだとれない。体はボロボロであった。

そんな八雲の世話をする小夏。
与太郎が出ているラジオを聞きながら、八雲の髪をとく。八雲は庭に桜を植えてやればよかった・・・とつぶやく。他にもいろいろしてやりゃあよかったことがたくさんあると。

f:id:basiliskos:20170311044410j:plain

夕暮れ時の穏やかな時間。
ぽつりぽつりと昔話を語りだす。
みよ吉が自分と接するときは大層優しかったこと。彼女は女の全てを教えてくれた人だったこと。そして助六は自分に落語を与えてくれた人で、2人も自分の人生に色を与えてくれた大切な人であり、そして永遠に手が届かない2人だと・・・。

f:id:basiliskos:20170311044421j:plain

「じゃあどうして殺したの?」と冷たく小夏に問われてもはぐらかす八雲。だが、「あたしはあの人と心中しようとしたんだ。でもあの人が身代わりになってくれた。そして私は死にぞこなった」と口にする。・・・これはつまり、みよ吉が菊に心中を迫り、助六がそれを庇って刺されたということだろうか?

そして一生かけて心中の罪を償っていると語る八雲に、小夏が一言。

f:id:basiliskos:20170311044429j:plain
あんたも死にゃあ良かったね

だが、「おまえさん抱えて死ぬ暇なんかあるかい」と答えた八雲に、自分の存在が今まで苦しめていたのかと涙する小夏。そして、小さい子供の様に八雲にすがり付いて泣き始める。その頭を優しく撫でる細い手・・・。

f:id:basiliskos:20170311044500j:plain

f:id:basiliskos:20170311044505j:plain

そこにあったのは、
まぎれもない親子の姿だった。

f:id:basiliskos:20170311044521j:plain
「私のこと、見捨てないで
育ててくれてありがとう」

「・・・あいよ」
とだけ答えた八雲。
憎んだり泣いたり甘えたり。まるで子供の様に素直になる小夏。感情は捨て去ることも割り切ることも振り切ることもできない。恨みも愛しさも、全てがまぜこぜになって、ただそこにある。

与太郎の「野ざらし」を聞きながら

与太郎のラジオを2人で聴く姿。
今までに見せたことのない、穏やかな表情の八雲。

f:id:basiliskos:20170311044538j:plain

f:id:basiliskos:20170311044544j:plain

そして小夏も、見た事もないような表情をしている。
大人なのに娘のような・・・子供のように表情豊かだ。

f:id:basiliskos:20170311044551j:plain

八雲に桜をみせにやってきた信乃助。
叱ることもなく、どんどんやれという八雲に、小夏がお願いがあるという。

f:id:basiliskos:20170311044652j:plain
「弟子にしてください」

子供のように八雲のひざに頭を乗せ、甘えるように頼んでくる小夏。そういえば1期でも同じようなことを言っていた。あの時は全くダメだったが今回は、笑みと共に了承してくれる八雲。

・・・まるで夢のような時間だった。

穏やかな時間

f:id:basiliskos:20170311044658j:plain

f:id:basiliskos:20170311044703j:plain

こんな風に2人で笑いあい時がくるなんて。
松田さんなど登場人物たちの穏やかな日常が流れるなか、もうこのまま最終回になりそうな雰囲気だ。だが!

死神の迎え

気がつけば八雲は再び、真っ黒な道の真ん中に倒れていた。両端にはろうそくが立ち並んでいる。そして遠くから、「からーんころーん」と軽快な声が聞こえてくる・・・。それは助六の声だった。ようこそ冥土へ、と笑う助六は、とでも死出の誘いとは思えない明るい声で・・・

f:id:basiliskos:20170311044710j:plain
「さ、いくぜ」

最後に!

なんてとこで終わるんだよ!
長年の小夏とのわだかまりも溶け、ようやく穏やかな時がやってくるのかと思いきや・・・よもや夢オチとかいうわけではあるまいな。

というかやはり『死神』は助六なのか?それともこれはあの世にいる本当の助六だろうか。八雲を冥土に迎えにきてたけど・・・(多分この時に口ずさんでいたのは怪談の『牡丹燈籠』)最後の「さ、いくぜ」ってのはどっちの意味だろう?あの世に連れていくのか、それとも現実に返してくれるのか。

ってか来週はまだ最終回じゃないよ?もう1週あるから!まだ逝っちゃだめぇ!!

・・・もう全然ラストが想像つきません。八雲は助六と一緒に、成仏してしまうのかなぁ・・・。

↓次回の感想!