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びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る

劇場版 ソードアートオンライン 感想(ネタバレあり)~オーディナル・スケールに響くユナの歌は、どれも名曲!!

アニメ アニメ-SAO 映画 映画-アニメ映画

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劇場版「ソードアートオンライン オーディナルスケール」ネタバレありの感想です。
未視聴の方はご注意!

お祭り度 ★★★★★
乳揺れ度 ★★★★
キリトとアスナのイチャイチャ度
 爆ぜるがよい
結論:まさにオールスターによるファン感謝祭!!

2017年 日本
監督:伊藤智彦
脚本:川原 礫&伊藤智彦

目次

ストーリー

SAO事件も落ち着きをみせ、ようやく穏やかな日常を享受できるようになった頃・・・。
世間では製造中止となったナーヴギアに代わり、フルダイブせずとも覚醒状態で仮想現実を楽しめる拡張現実型デバイス・オーグマーを使ったARゲームが大流行。しかしVRに愛着があるキリトは、今ひとつARに馴染めずにいた。

そんなある日。
ARゲーム「オーディナル・スケール」のバトルイベントにSAOのボスが現れる。大人気ヴァーチャルアイドルのユナも登場し、ボーナスポイントも付加されることでたちまち話題となったこのイベントに多数の参加者がつめかけ、さらにエイジというランキング2位の人物まで参加していた。

だが、攻略に優位になるとイベントに参加していたSAOサバイバー(生き残り組)と呼ばれる人間が次々に、SAOにいた頃の記憶を失うという事件が起き・・・?

劇場版オリジナルキャラクター

ユナ(CV:神田沙也加)

ソードアートオンライン ユナ

銀河の妖精ならぬ電子の妖精。
オーディナル・スケール内に登場するバーチャルアイドル。某ボ○ロとは違いAIが喋っているとは思えないような発言や仕草により、ネット上では「実は中の人がいるんじゃね?」と噂されているが、その抜群の歌唱力で初ライブのチケットも完売するなど、人気は留まるところを知らない。

SAOボスが登場するイベントでは彼女の歌をBGMに戦闘することになる。終了後はボーナスポイントとは別に、本日のMVPとなった人物だけにほっぺにチューハグなどの御褒美をくれる。

エイジ(CV:井上芳雄)

ソードアートオンライン エイジ

オーディナルスケールでランキング2位の男性。VRとは違い現実の運動神経も直に関わってくるARゲームで、華麗な身のこなしで敵を撃退していく。

実はアスナと同じく血明騎士団にいたノーチラスという男性。ただしSAO時代は死の恐怖を克服することがどうしても出来なかった為、攻略には参加していなかったらしい。

中の人はミュージカル界のプリンスと呼ばれる井上さん。声優の仕事は殆どないが、違和感が目立つこともなく好演されていた。

重村教授(CV:鹿賀丈史)

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オーグナーの開発者。
東都工業大学の教授で、エイジは彼の教え子でもある。CMから既に茅場臭が漂っていたが・・・?

ネタバレを表示

予想を裏切らず今作の事件の真の首謀者。
自分が与えたナーヴギアによって死んだ一人娘・悠那をAIとして生き返らせようと画策しており、SAOサバイバーに死の恐怖を与えることで当時の記憶を呼び起こし、彼らのSAO内にいた頃の記憶データを収集。データ上から悠那に関する記憶を掻き集めようとしていた。SAOで悠那と親交が深かったエイジに特別な装置を与えてランキング上位に押し上げ記憶集めに利用していたが、最終的には彼の記憶も奪いとろうとし、さらにユナのライブに集めたSAOサバイバーたちに、脳を破壊するほどの高出力の記憶スキャンをしようとするなど、かつての茅場同様の暴挙に出た。

茅場は大学の後輩にあたるようで彼の生前から知り合いだった様子。ARを通して茅場と会話するシーンもある。

ヒロイン&レギュラーキャラ

アスナ(CV:戸松 遥)

劇場版SAO アスナ

キリトの嫁。
入浴シーンでムダにシャンプーがアップになるので「あの注意事項がもしかして今後の伏線なのか・・・!?」と思ってたら全くそんなことはなかった。

本編ではARゲームにもノリノリで参加し、キリトに代わってボスを駆逐しまくるなど相変わらずの無双っぷりを披露する。しかし中盤、ボスに襲われたシリカを庇いゲームオーバーとなってから、SAO時代の記憶を思い出せなくなってしまう。

かつてSAOの世界でキリトと交わした「2人で星を見にいく」という約束は日記に残していたものの、時間が経つにつれキリトとの思い出が失われていくことに落ち込んでいたが、これからもキリトと新しい思い出を作っていけばいいと最後までキリトを支え続けた。

キリト(CV:松岡禎丞)

劇場版SAO キリト

ARゲームが大流行していることでVRゲーム人口が減り、「そのうちみんな戻ってくるから・・・(震え声)」みたいなことになってたVR厨。

前半は上記の理由からオーディナルスケールの操作に慣れておらず、ほぼ活躍しない。さらにプライベートでは、アスナの母親から「会いたい」とプレッシャーをかけられており、人生の岐路に立たされている感がある。

しかしAR内で謎の白いフードの少女と接触したことや、クラインに続きアスナまでがSAO時代の記憶を思い出せなくなる記憶障害になったことでようやく覚醒。そこから短時間でランキング9位にまでのし上がるという恐るべきチートっぷりを発揮していく。

とにかく終始アスナとラブラブ。
序盤はデートの約束、中盤はアスナのおっぱいに顔をうずめてチュー。最後もチューとひたすらイチャコラしていた。

クライン(CV:平田広明)

劇場版SAO クライン

ギルド風林火山のリーダー。
オーディナルスケールも同じメンバーで組み、積極的にボスを狩っている。ユナの大ファンでチケットがとれず、エギルに抱きついて・・・じゃなくて泣きついていた。

中盤。SAOボスイベント中にエイジに襲われ、仲間をやられて逆上しオーグマーを捨て自らの拳で勝負するも返り討ちに遭い、入院と記憶障害により一時リタイアとなった。入院中には前髪を下ろしている珍しい姿が見られる。

シリカ(CV:日高里菜)

シリカ 劇場版ソードアートオンライン

ユナの大ファンであり、序盤ショッピングモールの中心でいきなりカラオケを振り付きで歌いだすというリアルでやられたらドン引きな行為をしたりと、スタッフに寵愛されているのか今作ではアスナの次に出番が多く活躍するヒロイン。

中盤にアスナやリズと共にSAOボス討伐イベントに参加するも、エイジに突き飛ばされボスに追い詰められてしまう。間一髪アスナに救われたが、代わりにアスナが記憶障害となってしまったことで責任を感じ、落ち込んでいるアスナを励まそうと一緒にカラオケに行ったりと何かと気遣っていた。終盤、重村教授の策略によりユナのライブ中にボスラッシュ状態となった時もアスナを真っ先に庇っており、最下層ボスの攻略時に再びアスナにピンチを救われた時は「私のせいなのに」と涙していた。

シノン(CV:沢城みゆき)

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重火器担当ヒロイン。
アスナのために一人でオーグマーの事件を解決しようとするキリトに「奪われる記憶がない(SAOをプレイしていない)から大丈夫」と言って、オーディナルスケールでのボス討伐に付き添ってくれた。

ユイ(CV:伊藤かな恵)

劇場版SAO ユイ

今作のお役立ち。
情報収集から事件の調査まで大活躍。
終盤のSAO最下層のボス攻略時にはクラインたちを集め、リーファのおっぱいに挟まれながらSAO時代の装備やシノンの装備まで用意してきた。

リズ(CV:高垣彩陽)

劇場版SAO リズ

シリカとアスナと共に、仲良し3人組として登場。
基本は日常ほのぼのパート要員だが、オーディナルスケールでは盾役(防御)を担当。シリカを突き飛ばしたエイジに「プレイマナーを守れー!」と怒っていた。

エギル(CV:安元洋貴)

ガチムチマッチョ。
当たったユナのライブのペアチケットでクラインを連れていってあげたりと相変わらずいい人。クラインリタイア後にキリトやヒロインたちに付き添う姿はどこからどうみても完全に保護者である。終盤のラストバトルにも参加し結構活躍するというのに、PVやCMに1カットも映っていないという悲しみ。

リーファ/直葉(CV:竹達彩奈)

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今作では剣道の合宿のためゲームには不参加なので、上記のヒロインたちと比べて活躍は少なめ。ほぼおっぱい要員である。

その他のキャラ

劇場版には菊岡などのサブキャラクターや、GGOのダインといったちょい役含めてかなりの数の脇役が登場。ラストのSAO最下層ボス攻略戦ではユイによってサクヤアリシャなどALOメンバーなども集められ、SAO、ALO、GGOのキャラクターたち全員でラスボスに挑むという胸熱な展開となっている。

ユウキ(CV:悠木碧)

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マザーズ・ロザリオ編に登場したヒロイン。
劇場版では最下層のボスとの戦闘中、アスナの手にユウキの手が添えられ、2人でマザーズ・ロザリオを放つというファンの涙腺を破壊する演出となっている。

レコン(CV:村瀬歩)

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フェアリィ・ダンス編では惚れた女のため、ペナルティ上等で自爆するという漢をみせたキャラ。映画では「リーファちゃーん!」ぐらいしかセリフはないが、ラスボス戦にもちゃんと参加している。

あらすじ(ラストのオチのネタバレあり)

オーディナルスケールのSAOボスとの対戦中に、SAOサバイバーがゲームオーバーになると、SAOに関する記憶を思い出す事ができなくなる・・・。

これはオーグマーの不具合なのか?
それとも何者かが意図して起こしているのか・・・?

今作はSAO内でアスナの失われた記憶を取り戻す方法を探すキリトは事件にオーグナーの開発者・重村教授が関わっていること。彼の一人娘・悠那がSAOで死んでいる事実を突き止めるも、証拠がなければサービスを中止させることができない。

そんな中迎えたユナのライブ初日。
地下駐車場でエイジと再び対決するキリトだが、体術で彼を上回ることができない。しかし、エイジが重村教授の部屋で見かけた「身体能力を向上させるスーツ」を着ていたことに気付き逆転。エイジに打ち勝つ。が、突如会場が閉鎖。SAOのボスが多数現われパニックとなってしまう。

そんな中キリトたちを救ったのは白フードの少女。
AR内に現われる幽霊と噂されていた彼女・・・教授がSAOサバイバーたちの記憶を利用して創ったAIの『悠那』は、このまま会場内の人間の恐怖値が高まれば高出力スキャンがはじまり全員死んでしまう。が、アインクラッドの最下層のボスを倒せばこの事態を止められるという。

SAO内の記憶がないアスナを除いたキリト、リズ、シリカ、シノン、エギルの5人は、悠那の力を借り再びSAOの世界へフルダイブ。あの時攻略できなかった、アインクラッドの100階のボスに挑むこととなった。

しかしたった5人のパーティーではわずかなダメージしか与えられず、すぐに全回復してしまうボスに大苦戦。シリカもゲームオーバーのピンチに陥ってしまう。しかしそこへ、記憶を失ってなおキリトと共に戦う決意を固め、フルダイブしてきたアスナが現われシリカを救う。

さらにユイがリーファやクライン、ALOの仲間たちを呼び集めてくれた。全員の総攻撃の甲斐あってボスは無事撃破。入手したボーナスアイテムのおかげでオーディナルスケール内のSAOボスもあっという間にキリトが駆逐し、その場にいる全員を救うことが出来た。

しかし、100階のラスボスのデータが使われていた悠那のAIは初期化される運命にあった。消える直前にアスナに記憶を返すと、父親の前には生前の姿で現われ「ずっとお父さんの心の中にいるよ」と言い遺し、笑顔で消えていった。

後日。
あの騒ぎは全てイベントのサプライズ演出であり、悠那やエイジのことは表にでることなく、事態は終息した。だがその後、SAO事件の関連書籍にはキリトたちの英雄的な活躍だけではなく、とある1人の歌姫の存在と、名も無きプレイヤーたちについて記述されるようになったという。

全ては終わったかのように見えた。

・・・が。
菊岡は、重村教授をとある開発所へ連れていく。そこは新たなVR世界を開発する謎の企業「ラース」の研究所だった・・・。

小ネタ

WORKING!!のワグナリアが登場

劇場版ソードアートオンライン ワグナリア

序盤にキリトたちがだべっているファミレスが、WORKING!!の舞台の「ワグナリア」。もちろんウェイトレスの制服も一緒。

制作会社が同じA-1 Picturesだからこそのコラボ(?)。残念ながら山田やぽぷらたちは北海道のワグナリアにいるため、関東にいるキリトたちとはニアミスならず。

「からあげクン」スクリーンデビュー!

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ローソニアン大歓喜のからあげクン推し。
といっても単にARゲームで貯めたポイントで貰える商品の一覧に登場するだけなんだが。それでもからあげクンを愛し続けて10年以上、まさかスクリーンに登場する日が来ようとは・・・。スポンサーの力ってスゲー!

ファンのためのキング・オブ・お祭り映画!

何かと賛否両論が湧き起こることも多いアニメの劇場版・・・。しかし今作はガッカリと言われることが多いゲスト声優に、リアルで歌姫の神田沙也加さんという神がかり的なキャスティングである。文句のつけようなどあるはずもない。歌だけでなく通常の芝居もユナにこれ以上ないくらいぴったりで素晴らしかった。また、敵役となったエイジを演じた井上さん、重村教授を演じた鹿賀さんも浮くことなく溶けこんでおり、ゲスト声優全員が好演している。

ストーリーに関してはツッこもうと思えばいくらでもツッこめるので賛否が分かれるとしたらきっとここだが、ファンがみたい展開やシーンをてんこ盛りにしたような内容で、原作はあまり読んでいないという人でも、アニメ版を見ていれば間違いなく楽しめるものとなっている。

設定に甘いところはあるもののそれを補えるだけの「お祭り感」や勢いは確かに感じた劇場版。何より嬉しかったのは「活躍したキャラは全員出すぜ!」という気概に満ちていたこと。茅場にも新規セリフがあったことや、地味にレコンが登場したことなど個人的には嬉しいポイントが多かった。そしてユウキのあの使い方は卑怯。登場人物は多くともヒロインたちのバランスはとれているなど、うまくまとめてあったのは良かったと思う。

梶浦由記さん作曲&神田沙也加さんの挿入歌は最高!

なんと劇中では5曲も挿入歌がある。
これらはitunesで既にダウンロード販売が開始、挿入歌含むサウンドトラックも発売予定となっている。

個人的にお気に入りなのは「オーディナル・スケール、起動!」という決め台詞→ユナ登場の流れで何度もかかる「longing」。そしてその後、ボス追加という絶望的状況でかかる「delete」のコンボ!!

longing

longing

  • ユナ(CV:神田沙也加)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes
delete

delete

  • ユナ(CV:神田沙也加)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

絶望感が凄い「delete」。
処刑用BGMみたいな雰囲気がある。 

Ubiquitous dB

Ubiquitous dB

  • ユナ(CV:神田沙也加)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

これは冒頭でシリカも歌ってるヤツ。
サントラにシリカバージョンが収録されてないとかウソだッ!! 

Break Beat Bark!

Break Beat Bark!

  • ユナ(CV:神田沙也加)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ライブ会場でユナが歌う曲。
何故か頭の中に『梶浦由記版マクロスF』という謎の語句が浮かんだ。歌姫としてのAIだったユナだが、歌い終わったときの笑顔は悠那そのものだったのが泣ける。

smile for you

smile for you

  • ユナ(CV:神田沙也加)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

最後の切ない曲。
SAO時代は吟遊詩人のような格好をしていた悠那。回想を見る限りそれなりにファンもいたのかも。その時歌っていたのはこの曲だったんだろうか。

最後に

土日は連日どの時間帯も満席だったので結構焦りましたが、神田さんの美声を映画館の大音響で聴けて大満足です!

レビューも好評価多めでしたが、超満員のライブ会場(武道館レベル)であんな騒動が起きたら死人や怪我人でまくりだろ!とか、父ちゃんの記憶とエイジの記憶だけじゃ足りなかったの??とか、ラストいい感じに締めてるけど2版目のくだりはそういう問題じゃねーだろそんなクソみたいな本絶版にしろよ!!とか思ったりはしたので(笑)、人によって評価が分かれるストーリーだとは思いますし、初見の人にはおすすめできない映画ですが、SAOが好きな人はも~めいっぱい楽しめる映画でした!ファンの人にはオススメです!