アニメ「昭和元禄落語心中」二期 4話感想!
本編ネタバレありなのでご注意ください。
結論:今期一推しのイケショタが誕生した。
信之助くん(CV:小松未可子)が5歳に!
今期一ショタキャラな予感。
寄席の大人をすっかり誑かし(?)人気者となっているようだ。
それにしても可愛い。
すっかり人気者となった三代目助六!
前回の出来事で自分の落語を見つけた与太郎は、今ではすっかり人気者の落語家に!
寄席も満員!立見席まである。
1期のラストとは全く違う。
TVでも見ない日はないといわれ、教育番組でらくごのコーナーも担当しており、ちびっこ人気もあるらしい。
寄席のアイドル
小夏も下座として活躍。
両親がそろって寄席にいるためか、樋口とも知り合いの信之助は、寄席関係の老人たちのアイドル的な存在となっているようだ。
両親の影響を受けてか、この年にして既に寿限無を丸暗記しているらしい。息子の様子に喜ぶ2人。
そんな中、八雲登場。
思わず凍りつく空気。子供が仕事場にいることを咎める八雲に向かって、すぐさま「自分から楽屋に勝手に入ってきたの」と謝る信乃助。
こうやって、
礼儀を覚えていきなさい。
慈しみのある八雲の言葉。
前回、静寂を乱すといっていた信乃助にも、愛情を確かに感じているのだろう。
だがしかし。
信乃助の「8代目ー!」という掛け声に合わせてやるは郭話の「明烏」。真面目でウブな男が女遊びを教えてあげようとする友人たちに騙されあれよあれよと遊郭へ誘われ、最終的にはしっかり骨抜きにされ、しかも女郎の心もゲットするという色っぽい話。もっと聞きたかったな・・・!
帰り道の車中で
八雲と話したいという樋口を乗せた車中。
彼は自分の新作落語「天狗の算段」を八雲に読ませ、「どんな新作でも、いつかは古典にならなければいけない」と自身の落語論を語る。客に寄り添う姿勢を再三八雲に語るが、八雲は客が求めないのなら、落語はもうおしまい。それでいいという。
自分もう時代には添えない。そう呟く八雲。
2人は全くの平行線だった。
去り際に八雲と信乃助の写真を撮っていく樋口。
どうもまだ、隠された思惑がありそうな顔だ・・・。
後半は小林ゆうさんの『寿限無』!
ある日のこと。
小夏とともに、信乃助が通う幼稚園で「らくごかい」をすることになった与太郎。落語はやらないと頑なな小夏だが、「ゆくゆくは俗曲とかで講座に出てみたら?」という与太郎の誘いには・・・
このにやけ顔。めんこい。
そして始まった幼稚園児がお客さんの『らくごかい』!
子供に人気者な与太郎!
客席をあっためるだけあっためると・・・なんとそのまま小夏にパス!小夏が寿限無を披露することに!
予期せぬ事態とはいえ、素直な子供の反応もあってか、完璧に寿限無をこなす小夏。終わった後は思わず涙・・・。
助六の影
しかし幼稚園でのらくごかいの成功のあとも、落語は男が練り上げてきたもの。自分がその輪を乱したくない・・・と、あくまで姿勢を崩そうとしない小夏。一方、八雲の背にはまだ、二代目助六の影が・・・
いまだ、彼らの中の助六は成仏できていない。
意味深なED:ひこばゆる
今週から流れる二期ED。前回とは違って映像も多く。曲調も明るめな感じでしたが・・・舞台が海に囲まれた竹林(孤立していく八雲の暗示?)、沈む空っぽの座布団や羽織など、何かと意味深だったのが気になります。
「ひこばゆ」とは、切った木の根元から再び芽がでること。切られた木=2代目助六、そこから新たに芽吹いたもの=小夏や与太郎、信之助だろうか?
それとも、八雲の心にもこれから何かが芽吹いていく、という意味なんだろうか・・・。
最後に!
信之助くんのアップの多さに、スタッフの本気を感じざるをえない回でした。
今週は魔性のショタっぷりと、小林ゆうさんの「寿限無」!ステージでやってる時の張った声もいいですが、特に今回、信之助が大好きな寿限無を子守唄代わりに歌ってあげてる時の、小夏の優しい囁き・・・凄く良かったですね・・・!!
そういえば子供のころは、自分も「寿限無」が大好きだったことを思い出しました。NHKだったか国語の授業だったか、あのリズムが子供心をくすぐるのでしょうか。あの頃は落語の存在すら知りませんでしたが、こうやって、落語の息吹が子供たちにも芽吹いていくのかもしれません。
来週はついに念願だった八雲との親子会!再び八雲の死神が聞けるのでしょうか?菊比古時代、1期の初回、3回目?の死神ですが、それぞれの世代で死神がどんな風に変わるのか、注目です。
↓衝撃の展開!次回の感想はこちら!