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びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る

【映画感想】サイレントヒル~静丘の恐怖が映画で再び!母親の愛が深く哀しい・・・※ネタバレあり

ホラー映画 映画

サイレントヒル [DVD]
恐怖度 ★★★★★
ゲームの雰囲気 ★★★★★
クリーチャーのグロさ 再現率が凄ぇ

結論:▲頭がかっこよすぎる!!

ローズとクリストファーは一人娘のシャロンの夢遊病に悩まされていた。
ある日、シャロンがうわ言のように呟く「サイレントヒル・・・」という街が実在する事を知ったローズは、夢遊病を治すため、シャロンを連れてサイレントヒルへ向かう。だが、それが恐怖の始まりだった──

2006年 カナダ・フランス
製作総指揮:山岡晃

※本編のネタバレ含まれますので未視聴の方はご注意ください※

 

/主要人物/
■ローズ(吹:渡辺美佐 )
シャロンの母親。
娘の夢遊病を治す手がかりを求めてサイレントヒルへ向かうが、途中で事故に遭いシャロンも行方不明になってしまう。それをきっかけに、サイレントヒルで想像を絶する恐怖を味わうことになる。

■クリストファー(吹:山野井仁)
シャロンの父親。
サイレントヒルで行方不明になってしまった妻子を探しに自身も街へ向かうが、何故かローズ達には出会えない・・・。だが街の歴史や隠された過去を探り出すなど孤軍奮闘した。
ある意味、一番悲劇的な最後を迎えてしまった人。

■シャロン(吹:しょこたん )
夢遊病を患っているのか「サイレントヒルへ帰らなきゃ」と既に廃れた街の名前を何度も口にする。実は養子である。

■シビル(吹:沢海陽子)
封鎖された街・サイレントヒルへ向かうローズを不審に思い、追跡した警察官。
何故かサイレントヒルへ迷い込んでしまった。
この映画一番の漢前。
原作ゲームでも(容姿は違うが)登場しており、主人公の行動次第では生還する事ができるが・・・

■ダークナースの皆さん
生足魅惑の看護婦さん。
胸の谷間に目がいく。

最大の見所:クリーチャーの再現率!!

グロく奇怪なクリーチャー達のハイクオリティさは特筆すべきレベル。
基本はゲームを元とした映画独自のクリーチャーが多いが、どれも見事な再現率!!

ゲームでも有名なマネキン顔のバブルヘッド・ナースをモチーフにしたナースのクリーチャーや、両腕がないアームレス、そしてサイレントヒルを代表する大人気クリーチャー、レッド・ピラミッド!!巨大な体躯に巨大な鉈のような武器を振り回し、幾多のプレーヤーを葬ったその恐怖は映画でもしっかり再現されている。
(今回テレ東の午後のロードショー版を視聴したが、三角頭がアンナを殺すシーンはカットされていた模様。お昼に皮剥ぎシーンは不味かったのか・・・)

フィギュアもかっこいい!!

こっちはナース。
スカートの丈や谷間にロマンを感じざるを得ない。

ゲームの世界観も忠実に再現!

何と言ってもこの映画、製作総指揮を山岡さんという「サイレントヒル」シリーズの音楽を制作している方が担当している。その甲斐あってか映画の雰囲気や世界観全てが、ゲーム「サイレントヒル」の実写として最高の出来となっている。

キャラクターの設定やストーリーなどは変更されている部分もあるが、(主人公が父親から母親へ変更。映画では常に白い灰が降っているが、原作ゲームではであるなど)賛否はあれど個人的には良改変だった!

特に原作ゲームでも演出が秀逸な「裏世界」への切り替わりは、映画の焼け爛れていく街という設定とうまく絡めてあり、映像美とあわせて非常に印象的なシーンとなっている。

他、カメラワークやBGMの雰囲気、ラジオのノイズなど、ゲームをやっている人間からすると「おっ!」と思わせるポイントがいくつもあって楽しい!
個人的には看護婦のリサがまさにゲームそのままで最高でした!

ハッピーエンドではないラスト!

映画最大の悪役はアレッサではなく、オリジナルキャラであるクリスタベラ
こいつがシビルに酷い仕打ちをした時は「てめーを焼き豚にしてやらぁ~~~!!」と心底腹が立ったが、その後でアレッサに有刺鉄線で緊縛プレイされて盛大に粛清されたので結構スカッとした。けど、シビル生還ルートも作って欲しかったよ・・・(泣)

この映画は全体を通してテーマが「母親」であり「子供にとって母親は神様と同じ」という台詞が二度出てくる。序盤、恐怖に叫び逃げ惑うだけのローズが、中盤になるにつれどんどん強くなっていき、最終的にはたった一人で数十人を相手に啖呵を切るほど。

子供にとっての神様である母親が、歪んだ信仰(神)に打ち勝つという展開は何やら暗喩めいている。

そして悪の親玉を倒しても、結局映画のラストはハッピーエンドではない。
この部分がまさにサイレントヒル。
あくまでも静かに、平行線となってしまった二つの世界の対比を魅せているのがよい。こういった演出はアメリカの映画よりも、フランスなどで作られた映画の方がうまい気がする。
このラストは個人的にかなり好きです!

~こんな人にはオススメできません~
■グロNGな人
グロが苦手な人はダメ絶対。

■原作ゲームを知らない人
ゲームの設定を知らないと、終盤のアリッサとシャロンの関係が良く解らないと思う。説明はかなり長く入るが、原作を知らなければいまいち納得できないかもしれない。

最後に!

ラストのお父さんが切なくて仕方ない・・・
最近の午後ローは私好みのばかりやってくれるので本当に嬉しいです。ただ、この映画に関して言えば地上波放送ではグロ描写はカットされているので、ちゃんと観たい方はレンタルか、ソフト版の購入をオススメ致します!

↓同じくホラゲーの実写化といえばこちら!

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