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びーきゅうらいふ!

 ホラー映画やアニメやゲームを好きに語る

【映画感想】-less[レス]~まさに低予算映画!でもあれ?意外に面白いぞ!?※ネタバレあり

ホラー映画 映画

-less[レス] [DVD]

B級ホラー度 ★★★★★
ストーリー ★★★
キャスト 割と豪華。
結論:これはネタバレ無しで観るべき。

・・・引き返すなら今ですよ?

※この映画はあらすじや予告を一切見ない方が、楽しめる確率が上がります。未視聴の方はご注意ください※

-less[レス]
2003年 フランス・アメリカ
監督:ジャン=バティスト・アンドレア
   ファブリス・カネパ

/主要人物/
■フランク(吹:沢木郁也 )
父ちゃん。結構暴力的。
「オレ、ここから帰れたらアタリ製のゲーム機買うんだ・・・」という謎のフラグ台詞を吐く。

■ローラ(吹:小宮和枝)
母ちゃん。一番キャラが濃い
因みに吹き替えを担当している声優さんは海外ドラマERのケリー先生役

■マリオン(吹:甲斐田裕子)
長女。精神科医を目指す学生。
彼氏と別れたがっている。

■リチャード(吹:坪井智浩)
弟。思春期&反抗期真っ盛り。
口を開けば下ネタ

■ブラッド(吹:田中一永)
マリオンの彼氏。
マリオンにぞっこんで真剣にプロポーズを考えている。

■白いドレスの女(吹:外村昌子)
森でさまよっている所を一家が車で拾った
赤ちゃんを抱いている。

最大の見所は・・・?

とある一家+長女の彼氏を乗せた車が、森の中の真っ暗な道路を延々と走るだけ。出演者は6人。撮影も主に車の中というまさに低予算映画な舞台設定に、一人、また一人と消えていく不気味で不可解なストーリー・・・
だが、この映画の見所はそこじゃない。この映画最大の見所は一家の会話劇である。

走っても走っても終わらない道。次々に無残に殺されていく状況で、狂っていく家族の畳み掛けるようなぶっちゃけトーク。これがとにかく面白い!

視覚的な要素は、グロい死体を敢えて映さずカメラワークで示唆したり、若干のホラーらしい驚かし要素があるぐらい。
これは映画的な面白さというより小劇場の舞台的な面白さに近いものがあり、この映画はB級ホラー映画の皮を被った不条理劇ともいえる。

母親役の狂演が凄い

作中でSAN値直葬不定の狂気に陥るが、通常状態でもぶっちぎりでキャラが濃い母親役。演じているのはリン・シェイというエルム街の悪夢などホラー映画でお馴染みの役者さんである。吹き替えを担当する小宮さんの声の芝居の素晴らしさも相まって、狂人と化したママンのはっちゃけたやりとりは一見(一聴?)の価値アリ!!是非吹き替えで一度ご覧になってみてください。

-less [レス] [DVD]

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~こんな人にはオススメできません~
■意味不明なストーリーが駄目な人
伏線も存在し、ラストには回収される。が、そこまでストーリーに意味は無い。この映画はシチュエーションが全てである。「何でこうなったのかさっぱり解んねー!」・・・が許せる人じゃなきゃ視聴は厳しい。

最後に

パッケージに並べられたキャッチコピーからジャケットに至るまで、あからさまに当時流行っていた「SAW」の二匹目のドジョウを狙ってるパチモン臭が凄まじい。でも、それでもこういったジャケットが世に存在するのは「こ、こいつはB級の臭いがプンプンするぜぇ~~!!」と喜んで観る人種が世に存在するからである。(自分のことです)

因みにこの-less[レス]というタイトル。
実は邦題であり原題とは全く関係ない。(恐らくlovelessとか「~が無い」という意味から付けたと思われる)

この映画の原題は、なんと「DEAD END」。
・・・まさかタイトルがネタバレ上等だとは思わなんだ。

日本公開時に、敢えてパッケージをいかにもB級臭いパチモンにし、邦題を新たにつけた方にはグッジョブと言わざるを得ない、そんな作品でした☆

↓ネタバレなしで見た方が面白い!

↓表紙詐欺なホラーといえば・・・