びーきゅうらいふ!

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【映画感想】ピクセル:3D吹き替え版 ※ネタバレあり

ピクセル パックマン
出典/SonyPicturesJapan

ある日突然、空から聞き覚えのある効果音と共に80年代アーケードキャラを模したインベーダーがやってきた!?恐るべき侵略者の魔の手から地球の運命を守るのは、元ゲームチャンピオンのおっさんたち!・・・大丈夫か!?

3Dの迫力 ★★★★★
おバカ度  ★★★★
パックマンの可愛さ プライスレス
結論:頭からっぽにして観るべし!!


/主要人物(アーケーダーズ)/
■サム・ブレナー
元パックマンのチャンピオン。やたら口がまわる。声は慎吾ちゃん。「あばよ!」とか言わない。。

■ラドロー・レイモンソフ 
絵に描いた様なキモヲタ。だが最後に二次元ヲタの悲願を達成する。

■エディ・プラント
ドンキーコングでブレナーに勝った世界チャンピオン。DQN。声はケンシロウ。

ストーリーはあってないようなもの。
ドット絵を忠実に再現したゲームキャラを生み出しリアルインベーダーと化した宇宙人が攻めて来る。それ以上でも以下でもない。深く考えてはいけない。
宇宙に向けてのメッセージで侵攻してきた宇宙人を撃ち落しまくるゲームとか送ったらそりゃーケンカ売ってると思われるよね!

最大の見所:3Dが楽しい!

ドンキーコングのゲームを忠実に再現したステージでスコアが頭上にどんどん表示されるところなど、3Dならではの楽しさがてんこ盛り。久々にテレビで見るより映画館の大きなスクリーンで観る方が絶対にいいよ!とオススメ出来る映画。眼鏡女子男子でない限りは3Dをオススメする。

ゲームキャラが可愛い!

モンスターズインクの様な近年のなめらかなCGアニメーションも素晴らしいが、ドット絵好きな人間にとってこのピコピコ感はたまらない。アーケードゲームの愛嬌たっぷりの敵キャラが画面を埋め尽くしていく様は圧巻!

■パックマン
今回は黄色い悪魔としてなんと敵側として登場する。パックマン生誕35周年記念らしいが、パックマン生みの親である岩谷徹さんが登場するなど(流石に別人が演じているけど)ナムコの本気度が凄い。
街が碁盤の目であるニューヨークに出現。ピンク・オレンジ・赤・青のゴーストの色の車に人間側が乗ってパックマンを追いかける。・・・パワークッキーを喰ったパックマンに追いかけられるゴーストの恐怖を味わえる。

■マリオ
終盤に大量のゲームキャラに混じって一瞬だけ映る。
見逃すな!

■ドンキーコング
まさかのラスボス。

他にもビルを列消しするテトリスとかやたら喋るキューバートとか(シュガーラッシュで一言も喋らなかった腹いせなんだろうか)紹介しきれないほどたくさんのゲームキャラが登場します。知らないキャラがいたら元ネタを探してみよう!

声優さんが好きな方は吹き替え版を!

主人公が本職の声優さんではないキャスティングに拒否反応がある方もいるかもですが、声優・神谷明さんの名台詞が聞きたい人は絶対に吹き替え版を観るべき。

個人的には慎吾ちゃんのハイテンションさを抑えた芝居は悪くなかったです。

~こんな人にはオススメできません~
■ストーリ性重視の人
あくまで往年のレトロゲームのキャラクター達が素晴らしい3D技術で観れることが楽しいと思える人じゃなきゃこの映画はキッツイ。

■おバカ映画がニガテな人
登場人物たちのコメディー全開のやりとりは人によってはかなりサムいと思われる。
会話のテンポも悪いのでぼっちで観ようもんならただの苦行。

個人的な不満は
何故インベーダーが日本の名古屋に侵攻してきてくれなかったのかという点に尽きる。絶対日本のアーケーダー達が大勢で名古屋打ちしてくれると思ったのに・・・。

最後に一言!

コールオブデューティーをプレイしている横でキューバートが涙目になるシーンがめっちゃ萌えた。建物はハデに壊れるけどピクセル化した人はちゃんと元に戻るし、子供も楽しめる娯楽要素をめいっぱい詰め込んだ感じが最高でした★

↓ゲームキャラがいっぱいな映画といえば?